「中明」はウェブの「写録宝夢巣」で見ると、全国で59件となっています。
北海道が4割で、富山県が2割です。
次に多いのが山口県となっているので、かなり全国に散在していることが分かります。
もとが少ない苗字なので、散らばっているとめだちますね。
「苗字の読み方辞典」では「なかあき・なかめ★>なかめい・なかみょう」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。
全ての読みが確認できました。
facebookで見ると、「なかみょう」が山口県に多い読みであることは間違いなさそうです。
そして、「なかめ」は北海道に多い読みのようです。
先日から悩んでいる問題として、「なかめ」と「なかめい」がどれくらい異なっているのか?というのがあります。
なんども書いていることですが、「狩野」の読みで「かの」と「かのう」があるのですが、これは「かのう」で統一しています。
「かの」と「かのう」は発音した印象がそれほど変わりませんし、五十音順で並べてもそれほど違いません。
「能」で終わる苗字などにも同じような問題が出てくるので、多い方の読みだけを採用しています。
それでは「め」と「めい」はどうでしょうか?
例えば「西銘」という苗字です。
「にしめ」と読むことがほとんどですが、稀少な読みとして「にしめい」もあります。
実在も確認できています。
これを別にするかどうかを悩んでいたんですね。
「かの」と「かのう」ならば、アルファベットで「Kano」としてしまえばどちらも同じだから、同じで良いだろうと思えるのですが、「にしめ」と「にしめい」であればアルファベットでは最後に「i」がつくかつかないかで違ってきてしまうわけです。
ただ、それを言ってしまうと濁点の有無の問題と同じですからね。
濁点がつけばアルファベットも異なってきます。
少し大々的な変更になりますが、語尾が「め」と「めい」みたいなものも同じ読みと考えてまとめようかなと思います。
「中明」ならば「なかあき・なかめ>なかみょう」という感じにしようかなと思っています。
異論がある方はお知らせください。
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