2013年12月7日土曜日

大和に関して

「大和」は誰でも「やまと」と読めますよね。
よくよく考えると、難読ですが。

「やまと」が最多の読み方ですが、他に「おおわ」と「おわ」がありました。
「おわ」はアルファベット以外でも確認したので、間違いないです。

「苗字の百貨店」では「だいわ」という読み方も出ていました。
一見すると最も自然な読み方で、いかにもありそうですが、最も少なさそうです。

ありそうなのですが、本名かどうかまで自信がもてなかったので、「だいわ」だけはまだ載せていません。

2013年12月6日金曜日

向山に関して

「向山」は「むかいやま」か「むこうやま」が多いようです。

「苗字の百貨店」では他に「さきやま」、「むかやま」、「「むかうやま」、「むこやま」が載っていました。

「さきやま」と「むかやま」は簡単に実在を確かめられました。

「むこやま」はちょっと難しいなと思っていました。
アルファベットでは「むこやま」と「むこうやま」を区別できないからです。

しかし現役の政治家で「向山(むこやま)」さんがいたので、あっけなく解決しました。

芸能人や作家の場合、本名である確証が得られません。
スポーツ選手ならばだいたい本名だと思いますが、油断はできません。

ただ政治家の場合、それ以前に芸能活動をしていたのでなければ本名でしょうし、名前を覚えてもらわないといけない職業ですし、わざわざ読まれにくい読み方に変更する理由もないでしょう。

「むこやま」は実在すると考え、「むこうやま」と分けました。

ありそうで見つからなかったのが、「むかうやま」です。
これだけは実在を確認できるまで載せないこととします。

2013年12月5日木曜日

宮城に関して

「宮城」は県名にもなっているくらいで、「みやぎ」と読むことが多いです。

他には「みやしろ」や「みやじょう」もあります。
このあたりは簡単に実在も確認できます。

「苗字の百貨店」に載っていたのは、他に「みやぐすく」、「みやのじょう」、「みやんじょう」でした。

「宮城」は全国で50,000人ほどいる苗字ですが、圧倒的に沖縄県で多いのです。
全体の6割が沖縄県にいて、県別では第4位になっています。

読み方もそれに伴って多様化しているのでしょうか?

「みやのじょう」も「みやんじょう」も難読ですが、実在を確認できました。


「みやぐすく」は地名にもありますし、簡単に見つかるかなと思ったのですが、意外に難しかったです。
日本に住んでいるひとでの確認が難しかったのです。
facebookで探してみると、明らかに日本の方でない、日本人と交流がなさそうな方ばかりが見つかるのです。

日本の苗字を数えているわけですが、その苗字を名乗っているひとが日本に住んでいないとなると問題です。

いったん表に載せてしまうと、後から削除するのは大変なので、慎重に検討しました。

結論として、「宮城」と書いて「みやぐすく」と読むひとはいます。
そして、日本に住んでいるだろうというひともいました。

2013年12月4日水曜日

古家に関して

「古」で始まる苗字に関して。

「古田」や「古谷」もそうだったのですが、気になる読みがありました。
どうしようか悩んでいたのですが、「古家」のときにまとめて整理しました。

「苗字の百貨店」で「古家」は「ふるや>ふるいえ(こが・こいえ・こや・こか・ふるけ・ふるえ・こうけ・こげ)」となっていました。
9種類です。
全部で10,000人ほどの苗字で、特別に多いわけではないですが、それでもこれほど読み方が多いのは珍しいです。

結論からいうと、9種類全部の実在が確認できました。

私が気にしたのは、「古家」を「こうけ」とする読みです。
「こけ」ではなく、「こうけ」なのか?ということです。
「こけ」であれば、濁点の有無だけなので「こげ」にまとめても良いのではないのか?と考えたのです。
「こけ」もあるのかもしれませんが、アルファベットでの区別は難しいです。
ただし、「kouke」だったり「kohke」だったりした場合は明らかに「こうけ」ですよね。
それなので、「こうけ」という読みも実在するものと判断いたしました。

「こけ」は苔を思わせるから避けたのか?と勝手に思ったりしました。


同じように「古田」には「ふるた」以外に「こだ」と「こうだ」という読みがありました。
「古谷」にも「ふるや」と「ふるたに」以外に「こや」と「こうや」、更に「こたに」と「ふるがい」という読みがありました。

「狩野」のところで「かの」と「かのう」は併記にとどめ、別の読みという扱いにはしないということにしましたが、「こだ」と「こうだ」、「こや」と「こうや」のようなものは五十音順に並べるとずいぶんと違うのではないかと考え、別の読みだということにしました。

2013年12月3日火曜日

船と藤に関して

「船」で始まる苗字で多いものは、順に「船木」、「船越」、「船橋」、「船津」、「船山」、「船田」、「船戸」、「船本」です。
「船」の読み方は「ふな」で良いです。

「苗字の百貨店」で見ると、「船木」、「船越」、「船橋」にはいずれも「船」を「ふな」ではなく、「ふね」と読むものがあると書かれていました。

探したのですが、見つかりませんでした。

現時点ではこれらの苗字は全て「ふね」ではなく、「ふな」と読むという結論にしておきます。

ちなみにその次に多いのが「船水」です。
「船水」の場合、上に挙げた苗字より数としては少ないのですが、簡単に「ふなみず」も「ふねみず」も見つかります。
「船」で始まる苗字のうち、「船」を「ふね」と読む苗字のうちで最も多いのは「船水」なのではないでしょうか?


「籐」という異体字を紹介したときに書いておけは良かったのですが、抜けていました。
追加しておきます。
「藤」一字の苗字は「ふじ」か「とう」と読みますが、稀少な読みとして「かずら」という読み方もあります。
「藤」と書いて「かずら」と読むのは、相当に難読ですね。

2013年12月2日月曜日

東田に関して

「苗字の百貨店」で見ると東田は13,000人ほどいる苗字で、読み方としては「ひがしだ>とうだ(あずまだ・あづまだ・ひがした・とおだ・とうでん・とだ・あがりた)」となっていました。

このまま数えると9種類です。

ただ私自身は濁点の有無は気にしないことにしているのと、「ず」と「づ」など発音が変わらないものに関しては同一の読み方だとしているので、単純に9種類とはしていません。

普通に「東」を漢字辞典で調べると、「ひがし」、「あずま」、「とう」が載っています。

要するに「あづまだ」と「とおだ」という読み方は、そう名乗っている方がいるかどうかとは無関係に「あずまだ」と「とうだ」にまとめてしまいます。

「ひがした」も「ひがしだ」にまとめます。

そうすると、「ひがしだ>とうだ・(あずまだ・とうでん・とだ・あがりた)」にまとまりました。

6種類です。
少しすっきりしました。

このうち、「ひがしだ」と「とうだ」と「あずまだ」は簡単に見つかります。

「とだ」はどうでしょうか?
これは実在を確認できませんでした。
「とうだ」という読みであってもアルファベットで「toda」と書くことも多いので、「とだ」を探すには平仮名かカタカナしかないのですが、どちらでも見つかりませんでした。

「とうでん」も確認できました。
ちょっとなさそうな読み方かなと思ったので、念入りにチェックしました。
本当の読みが「ひがしだ」や「とうだ」であってもアダ名が「とうでん」となっている場合がないとは限らないからです。
複数のところで本名として用いていそうだったので、実在していると判断しました。

「あがりた」はありそうでしたが、見つかりませんでした。
代わりに「あがた」という読み方が見つかりました。

またまた「苗字の百貨店」にない読み方を発見できました!

おそらく「あがた」の誤記として「あがりた」が載ってしまったのではないでしょうか?
いったん載せてしまうと、無いとはなかなか言い切れないので、幽霊読みが増えてしまうということはあると思います。

「東田」は「ひがしだ>とうだ・(あがた・あずまだ・とうでん)」の5種類としました。

2013年12月1日日曜日

ひとやすみ

全く進みませんでした。

現在の状況としては、「ひ」から始まる苗字のうち10,000人以上いるものを整理している最中です。
読み方がひととおりしかないものに関しては、3,000人以上いるものは全て載せています。

こう書くと、まだまだ先は長い感じですね。
いったいいつ10,000人以上いる苗字の整理が終わるのでしょうか?