2019年11月18日月曜日

奇験などに関して、幽霊苗字かも?

6年前の記事です。
http://new5g00.blogspot.com/2013/10/blog-post_3.html

「奇山(竒山)」で「はやま」と読む苗字が当時は見つけられなかったのですが、改めて調べなおすと実在は確認できました。
それ以外はだいたい変わっていませんね。

「山奇(山竒)(やまき)」、「奇藤(竒藤)(きとう)」、「奇峯(竒峯)(きほう)」の実在は確認できました。

「奇峰」はおそらく幽霊苗字ではないかと思っています。

以前の「実在苗字(名字)辞典」では「片奇」は「かたき」という読みで載っていたのですが、現在は「かたより」と修正されていました。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で2件。
いずれもフルネームで検索したりしてみましたが確認ができませんでした。
これも「片寄(かたより)」の誤記のような気がします。

「大津奇」も「大津寄(おおつき)」の誤記のような気がします。

後は「奇二」、「奇験」、「奇能」、「奇本」を調べれば「奇」を用いた苗字は全てです。
順に調べていきましょう。

「奇験」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で島根県に1件。
「奇験商店」というのがあったようですが、2007年版まででしか確認できません。
https://www.jusyopon.com/index.php/21/6/311.html

2012年版では個人名だけになっています。
https://www.jusyopon.com/data/2012/index.php/21/5/326.html

この方をフルネーム検索しても、これ以上の情報が得られません。
「奇験」だけで検索してもヒットしません。
念のため「竒験」でも探しましたがダメでした。

これでは載せられませんね。
「奇験」という苗字の実在の有無に関しては保留します。

「奇能」は全国で京都府に1件のみですが、こちらも2007年版までしか載っていません。
10年以上前に1件だけ電話帳に載っていたというのが根拠ならば、怪しすぎます。
「寄能」という苗字もあるので、それの誤記である可能性もあります。
「奇能」は幽霊苗字だと思います。

長くなったので後は後日にします。

1 件のコメント:

  1. 上司が奇験さんという方の名刺を持っているのを見て、気になって調べていたらここのページにたどり着きました。
    奇験さんは実在していました~!

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