2014年3月20日木曜日

鹿毛に関して

「鹿毛」は「かげ」と読むことが多いです。

他に稀少な読みとして「かのけ」というものがありました。
いずれも実在を確認できました。

「苗字の百貨店」に載っていたのは、そのふたつだけでしたが、他にないか探してみました。

「しか」で始まる読み方がないか探したのですが、見つかりませんでした。

そのかわり、アルファベットで「kamo」という読みを見つけました。
新規の読みです。
実在は確かそうです。

ひらがなでないかな?と探したのですが見つかりませんでした。

他の苗字のサイトを見ると「かも」も「かもう」もどちらも載っていました。

以前から「狩野」の読みとして、「かの」と「かのう」を分けることはしないという方針にしていますので、ここで「かも」と「かもう」を分けることもしません。

両方の読みがあるかもしれないし、どちらかだけかもしれません。
それは後々に判断します。

普通に考えると「毛」は「もう」と読みそうです。
ただし苗字に限っていうと漢字の読み通りということはないです。

例えば「狩野」と書いて「かのう」と読む場合は、アルファベットでわざわざ「kanou」もしくは「kanoh」と書いていることが多いです。間違われないようにする工夫でしょう。

それなので、「鹿毛」の場合、全例(私が見つけたのは8例)が「kamo」というのはひっかかるのです。
とりあえずは「かもう」で載せておきますが、根拠が見つかれば変更するかもしれません。


※やはり「かもう」と読む根拠は乏しいようです。名乗っている本人達に聞くしかないのでしょうが、例えば「成毛」という苗字は「なりも」もしくは「なるも」となるようです。この場合は「なりもう」もしくは「なるもう」となるようでは不自然なので、当然なのかもしれません。
「鹿毛」も併せる形で「かも」に修正しておきます。

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