2017年1月31日火曜日

城内に関して(訂正)

「城内」に関しては以前にまとめました。
http://new5g00.blogspot.jp/2014/03/blog-post_11.html


結果として、下記のようになりました。
「じょうのうち」と「きない」、「しろのうち」は見つかりませんでした。
実在していそうだなと思うものもあったのですが、確証までは至りませんでした。

結果、「城内」は「きうち・じょうない>しろうち・(きのうち・じょううち)」としました。
(新たに見つかれば修正します)

「苗字の読み方辞典」の更新情報に「きない」という読みが載っていました。
以前に調べたときは、「苗字の百貨店」のデータを用いていたのですが、この辞典では「きない」という読みが載っていたのですが、おそらく実在の確証が得られなかったために削除されたのでしょう。

「きない」の例として下記の方が挙げられていました。
http://www.fujifilm.co.jp/rd/report/rd060/pack/pdf/ff_rd060_008.pdf

論文の筆頭著者なので、まず誤記などではないと思いますが、これだけでは自信が持てません。

ただ、上記の方をフルネームで検索すると、「Kinai」となっているものがいくつか見つかります。
https://patentscope.wipo.int/search/en/detail.jsf?docId=WO2012173000&recNum=160&docAn=JP2012064202&queryString=((IC:C07%20OR%20IC:A61K%20OR%20IC:C12%20OR%20IC:A61P%20OR%20IC:A23L)%20AND%20LGF:JA)&maxRec=38995


共著者や所属機関を見ても、同一人物であることは間違いなさそうです。

漢字も間違いないです。
http://souken.shingakunet.com/career_g/2010_cctvol.5_22.pdf

「城内」で「きない」と読むのが、この方だけだとしたら結婚などで読みが消滅する可能性もあるかもしれないですが、とりあえずは実在する読みとしてしまって良いと思います。
追加しておきます。

2017年1月30日月曜日

幣に関して

「幣」は一字姓で、「苗字の読み方辞典」によると、「へい(兵庫)>ぬさ(北海道)・しで」となっていました。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で52件。
そのうち30件が兵庫県で、14件が北海道でした。

上記の読みは全て確認がとれ、「へい」が最も多いのも間違いないと思いました。

「幣」という漢字を見ると、「貨幣」とか「紙幣」とかの単語しか思いつきません。
「へい」と読むのは分かるんですが、それ以外の読みは思いつきません。

「ぬさ」が北海道に多いというのも間違いなさそうです。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100006541273300


「しで」の由来はどこなんでしょうか?
兵庫県より西であることは確かなのでしょうが、それ以上のことは分かりませんでした。
https://www.facebook.com/kotaro.shide

ひょっとして元は「しで」で、あまりにも難読なので「へい」と読みかえたのかなとも思いました。
それであれば「へい」と「しで」のどちらの読みも兵庫県由来である可能性があっても良いのかもしれません。

ここまで書いたところで、「幣」に「幤」という異体字があることを知りました。

「五幣(ごへい)」という苗字がありますが、これだけが「幤」を用いた「五幤」がありました。
2000年版ではありますが、「住所でポン!」にもありました。
http://www.jusyopon.com/data/2000/index.php/26/69/87.html

新たな異体字として登録しておきます。

2017年1月29日日曜日

漢に関して

本日は「漢」という一字姓に関してです。

「苗字の読み方辞典」では「はた★・かん(福岡・大分)」となっていました。
ちなみに中国などでは「漢」という姓はありません。
これは意外でした。

ウェブの「写録宝夢巣」によると、「漢」は全国で52件。
そのうちの23件が北海道。
12件が福岡県で、10件が大分県でした。
ちょうど半々ですね。

「はた」という読みが北海道由来で、「かん」という読みが大分県由来なのでしょうね。
どちらも見つけられました。
https://www.facebook.com/yutaro.hata.54

https://www.facebook.com/profile.php?id=100004480603556
https://www.facebook.com/kagura.mazi.saiko

それにしても「漢」で「はた」とは、知らないと読めません。

2017年1月28日土曜日

野曽原と野曾原に関して

「野曽原」は「のそはら」と読みます。
広島県に7割が集中している苗字です。

「曽」を旧字体に変えた「野曾原」という苗字を発見しました。
http://www.iwad.ac.jp/info/date/2014/02/

これだけでは誤記の可能性がありますが、「住所でポン!」でも見つかりました。
https://jpon.xyz/2000/33/35/2.html?all

2000年版なので古いですが、併記という形なので問題はないでしょう。

2017年1月27日金曜日

野底に関して

「野底」は「苗字の読み方辞典」で「のそこ>のぞこ(のか★)」となっていました。
ほぼ沖縄県に限局している苗字のようです。

「のそこ>のぞこ」は確かなようです。
もちろん、この読みは見つかります。

「のか」はどうでしょうか?
「★」は難読を表すマークですが、確かに難しいですね。
故人ですが、wikipediaに出ていました。
本名なのでしょう。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8E%E5%BA%95%E6%AD%A6%E5%BD%A6

ただし、故人では現在も実在している読みだと認めるわけにはいきません。

facebookでは下記の方が見つかりました(①)。
https://www.facebook.com/no728

この方の家族に「Noka」さん(②)がいました。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100011928276559

更にそこで「いいね!」を押しているひとを見ていくと、もうひとり「Noka」さん(③)がいました。
https://www.facebook.com/donan21

この方(③)が沖縄県那覇市出身で、実は①の方とご夫婦であることが分かりました。
これらから、稀少な読みではありますが、「のか」という読みも実在すると判断して良いと考えました。

2017年1月26日木曜日

法田に関して

「法田」は「苗字の読み方辞典」で「のりた」という読みだけで載っていました。

調べてみると、確かに「のりた」という読みはありそうですが、それ以外に「ほうだ」という読みの方がたくさん見つかります。
新規の読みではありますが、印象としては「ほうだ」の方が多いのではないかと思うくらいです。


これらに関し、「苗字の読み方辞典」の方に問いあわせ、やはり「ほうだ」が多いという結論になりました。

2017年1月25日水曜日

中飯に関して

「中飯」は「苗字の読み方辞典」で「なかい★>なかいい」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。

調べると、「なかいい」という読みも見つかりますが、やはり「なかい」が多いようです。
https://www.facebook.com/komaki.nakaii

ただ、アルファベットで「nakai」とあっても「なかいい」と読んでいるケースがあるかもしれません。

いずれにせよ、「なかい」と「なかいい」を分ける意義は乏しいと思います。

「中飯」の読みは「なかい」としておきます。