2019年9月23日月曜日

慎と愼に関して

前回、「慎野」と「愼野」を調べてみて、どうやら「槙野(槇野)」の誤記だろうというと推測しました。
他にもあるのかなと思って調べました。

「慎」もしくは「愼」を用いた苗字は他に、「慎改(愼改)」、「慎次(愼次)」、「慎城」、「慎山」の4種がありました。

このうち、「慎改(愼改)」は確認できます。
「しんかい」と読みます。
ただ、それ以外は簡単に見つかりません。
ひとつずつ検討してみます。

まずは「慎山」からです。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で大阪府に1件のみ。
「住所でポン!」では2000年版で大阪府の他に奈良県でも見つかりました。
ただ、奈良県の方は2007年版ではなくなっています。
その住所には人が住んでおらず別の用途で使用しているようでした。
大阪府の方は2012年版でも載っていますが、それ以外では見つかりませんでした。
「愼」や「槙」、「槇」に変えて検索してもヒットしませんでした。
ちょっと調べようがありませんね。
「し」の欄に載っていれば、「しんやま」なのでしょうが…
これは保留します。

次に「慎城」です。
これは下記のページに記載してありました。
「しんじょう」と読む帰化姓であるとなっています。

facebookで発見しました。

もちろん帰化姓であっても実在が確認できれば”日本の苗字”として数えます。

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