2023年9月30日土曜日

睦本に関して

 「実在苗字(名字)辞典」の更新情報からです。

「睦本」は「むつもと」と読むそうです。

ウェブの「写録宝夢巣」ではヒットしませんが、下記の方が確実に見つかります。

https://archive.md/RPbsK

https://sakano-iin.com/


追加します。

2023年9月29日金曜日

毋に関して

 「毋」という漢字があることに気づきました。

JIS第2水準の漢字です。

https://ja.wiktionary.org/wiki/%E6%AF%8B


「母」ではないし、「母」の異体字でもないようですね。

この漢字を用いた苗字としては「石毋田」だけがウェブの「写録宝夢巣」で1件だけヒットします。

「石母田」は142件もあります。


「実在苗字(名字)辞典」によると「住毋家」もあるそうです。

http://www.densho-e.jp/corporate/index.html


さすがに「母」と 「毋」は異体字として良いでしょう。

語源的には異体字ではないのですが、異体字として扱っているのは「戌」と「戍」、「萱」と「萓」、「采」と「釆」、「祇」と「祗」、「述」と「逑」、「タ」と「夕」、「鍛」と「鍜」、「来」と「耒」の8種ですね。

9種類目になります。

2023年9月28日木曜日

樽辺に関して

 「樽辺」は、ウェブの「写録宝夢巣」と「平成名前辞典」ではヒットしません。

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報では異体字を用いた「樽邉」があったそうです。

https://verytrust.co.jp/company/


上では読みが載っていませんが同じ方が下記では 「樽辺」で「たるべ」となっていました。

https://www.athome.co.jp/estate/610821/0000051087/


また別で「樽邊」も発見しました。

http://swimkanagawa.main.jp/datami/datami211230y/20211230savas.pdf


以上から 「樽辺」は「たるべ」と読み、異体字として「樽邊」と「樽邉」があります。

「樽邊」は新規の苗字です。

2023年9月27日水曜日

入耒田に関して

 「実在苗字(名字)辞典」の更新情報からです。

実際には違うのですが、「耒」は「来」の異体字としてまとめています。


「入来田」は「いりきだ」と読みますが、異体字を用いた「入耒田」があるそうです。

https://www.jarc-net.co.jp/blog/post-180/


他にもありそうですね。

2023年9月26日火曜日

隅に関して(訂正)

 「隅」は「すみ」と読みます。

当たり前ですね。


よく似た漢字で「隈(くま)」があります。

「隅」で「くま」と読んでいる苗字もいくつかあるのですが、おそらく「隈」の誤記なのではないかなと思いなおしました。

ひとつひとつ検索しなおしたのですが、「隅」で「くま」と読むのは怪しいですね。

いくつか載せていたのですが修正します。


「南隅」で「なんぐう」と読む苗字はありますが、それ以外で「隅」は「すみ」か「ずみ」としか読まないと思います。

2023年9月25日月曜日

英賀谷に関して

 「英賀谷」は「実在苗字(名字)辞典」では「あがたに★>えがたに」となっていました。

「★」は難読を表すマークです。


ウェブの「写録宝夢巣」で全国に11件。

大阪府に5件、広島県に3件でした。


「えがたに」は下記の方々。

「えいがたに」ではないので、これも難読ですよね。

https://www.facebook.com/shinichi.egatani

https://www.facebook.com/takashi.egatani


「あがたに」はなかなか見つからないのですが下記のPDFはどうでしょう?

https://www.amei.or.jp/about/hist-doc/ClubMID_03.pdf


おそらく五十音順に並んでいるところがあり、「赤川」と「秋田」の間に 「英賀谷」があります。

「実在苗字(名字)辞典」でも広島県の電話帳で「赤谷」と「赤野」の間にあったと書いてあります。

この読みもありそうなんですけど、これ以上の根拠がないと実在は確かだといえないです。

2023年9月24日日曜日

伊加田と伊賀田に関して

 「伊加田」は「いかだ」という読みで載せています。

よく似た苗字で「井加田」も「いかだ」です。


これらとは別に「伊賀田」という苗字があります。

こちらは「いがた」と読みます。

改めて確認しましたが間違いないです。


「加」は「か」と読みますが、「賀」は「賀正(がしょう)」など「が」と読むことが多いので、分かれるのでしょうね。


「伊加田」と「伊賀田」はウェブの「写録宝夢巣」でも集中している地域が少し異なるので仕方がないでしょう。

こういう濁点の有無を統一するかどうかも悩むところです。