2020年10月31日土曜日

上原口に関して

「上原口」は「実在苗字(名字)辞典」で「うえはらぐち」となっていました。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で18件。
そのうち14件が鹿児島県でした。

facebookでは下記の方々を発見しました。



「かみはらぐち」もかなり見つかりましたね。
最多の鹿児島県でもいずれの読みも見つかりました。

半々くらいかもしれません。
新規の読みです。

2020年10月30日金曜日

池生に関して

 本日は「〇+生」の苗字です。

「池生」は「実在苗字(名字)辞典」で「いけの★(いけお)」となっていました。


まずはfacebookで探してみます。

https://www.facebook.com/yoshiki.ikeno.7

https://www.facebook.com/kazumi.ikeo.9


facebook以外も探してみます。

https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=201101082182290877

http://www.jcarb.com/Portfolio00003477.html

https://researchmap.jp/read0109589

https://beauty.hotpepper.jp/slnH000283923/stylist/T000504711/

http://www.ui-vehicle.com/recruit


どちらの読みもありそうですね。

ただ、「いけお」は同一人物なのではないかという気がします。


「いけの」と「いけお」はそれほど発音した印象が変わらない気がします。

十分に数があれば分けても良いかもしれませんが、「池生」はウェブの「写録宝夢巣」で全国に18件しかありませんでした。

「いけの」だけで良いかなと思います。

2020年10月29日木曜日

稲地に関して

 「稲地」は「実在苗字(名字)辞典」で「いなち>いなじ」となっていました。

確かにfacebookでもふたつの読みが見つかりました。

https://www.facebook.com/fumiko.inachi

https://www.facebook.com/profile.php?id=100005754902445


読みの点からいうと「いなじ」は「稲次」と「稲治」を既に載せています。

対して「いなち」はありません。

何が言いたいかというと、「稲地」を「いなち」としてしまうと「いなじ」とはだいぶ異なった場所に並ぶので分かりにくいかなということを心配しているのです。


「地」は「ち」ですが、濁点がつくと「じ」になるというのがあり五十音順がだいぶ変わってしまいます。

これは仕方がないでしょうね。

実際に調べた印象でも「稲地」は「いなち」が多いようでした。

2020年10月28日水曜日

蟻塚と垤などに関して

 何度も書いていますが、私はできるだけ読みを揃えたいなと思っています。

もちろん個々人がどのように名乗っているかは尊重します。


例えば「浜崎」さんを「はまざき」と読むか「はまさき」と読むかはそのひとが名乗っているのが正しいと思います。

ただ、たくさんの苗字をずらっと並べたとき、濁点の有無だけで順番がずいぶん変わってしまうことがあり、その場合はできるだけ揃えるようにしています。


今回の話題です。

「ありつか」もしくは「ありづか」と読む苗字があります。

これには「有塚」、「蟻塚」、「在塚」があります。


ここで話題がずれますが、「穴蔵」という苗字があります。

これは「あなくら」と読みます。

他に「穴倉」という苗字もあり、こちらも「あなくら」と読みます。


「穴蔵」という単語を見ると「あなぐら」と読んでしまいそうですが、苗字としては「あなくら」なわけなんですね。

「あなぐら」と読む苗字はないので、いずれも「あなくら」としています。


それをもってもういちど戻ります。

「ありつか」もしくは「ありづか」と読む苗字では「有塚」か「蟻塚」が同程度にあります。ウェブの「写録宝夢巣」ではどちらも全国で44件でした。

「実在苗字(名字)辞典」によると「有塚」は「ありつか」が多く「蟻塚」は「ありづか」が多いということです。

「在塚」はどちらもあるようです。

どちらに統一したら良いでしょうか?


これは悩みました。

「穴蔵」の例にもありますように、必ずしも一般的な読みと苗字の読みが同じわけではないからです。


実はもうひとつ、「垤」という一字姓があります。

こちらは全国で3件のみ。

読み方は「ありづか」です。

https://www.mlit.go.jp/road/road/senyou/00/sen2.html

https://www.jstage.jst.go.jp/article/applfor/8/0/8_KJ00008197625/_pdf/-char/ja


「垤」はさすがに「ありづか」でしょう。

なぜかというと漢字辞典にそう書いてあるからです。

それであればよほどこだわりがなければ「ありつか」もしくは「ありづか」と読む苗字は「ありづか」で統一した方がきれいかなと思いました。

2020年10月27日火曜日

麻布に関して

 本日は「麻布」という苗字に関してです。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国に17件。

最多は静岡県の7件。

静岡県浜松市に「麻布山」があるので、そのあたりに由来があるのでしょうね。


「実在苗字(名字)辞典」では読みが「あざぶ・あさぶ」となっていました。


苗字ということ以前に地名として東京都港区の「麻布」が浮かんでしまいます。

これは「あざぶ」としか読めませんよね。

なんで「あさぶ」ではなく、濁点がつくのでしょう?

wikipediaをみると、「あざぶ」という地名が先にあり、後から漢字を当てはめたみたいですね。

静岡県の「麻布山」も「あざぶやま」となっていました。


「麻」を「あざ」と読む苗字というのは他になさそうです。

苗字として考えたとき、「麻布」は「あざぶ」なのか「あさぶ」なのか?

調べたのですが、はっきりしませんね。

ただ、「麻布」という苗字を見たとき、本人が強く主張しなければ「あざぶ」と読んでしまいそうです。


これは例えば「中島(なかしま)」さんや「山崎(やまさき)」さんをつい「なかじま」や「やまざき」と読んでしまうのと同じでしょう。


「あさぶ」と読む苗字は他にありません。

あまりにも有名な地名と同じですし、「麻布」は「あざぶ」で統一しようと思います。

2020年10月26日月曜日

黄金に関して

 本日は「黄金」という苗字に関してです。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国に16件。

うち12件が北海道でした。


「実在苗字(名字)辞典」では「きがね・おうごん>おおごん・こがね」となっていました。

もちろん私は「おうごん」と「おおごん」は同じものだと考えています。


ちなみに「黄金」を用いた苗字には他に「黄金井(こがねい)」と「黄金崎(こがねざき)」があります。

既に載せてあります。


それでは順にみていきます。

https://web.sapmed.ac.jp/orsurg/introduction/hj0g2h00000009fk.html

https://www.facebook.com/profile.php?id=100022815093212

https://www.facebook.com/masaru.ohgon

https://www.facebook.com/shoko.ohgon

https://www.facebook.com/tadahiro.kigane

https://www.facebook.com/akira.kigane


「こがね」は見つかりませんでした。

「おうごん」と「きがね」はやはり半々でしょうね。

2020年10月25日日曜日

出木場に関して

 「出木場」は「実在苗字(名字)辞典」で「いでこば(できば)」となっていました。


ウェブの「写録宝夢巣」では全国に19件。

そのうち鹿児島県で16件でした。

まずは「できば」から。

https://www.facebook.com/midori.dekiba

https://www.facebook.com/m.dekiba

https://www.facebook.com/takashi.dekiba


続いて「いでこば」。

https://www.facebook.com/kyoko.idekoba

https://www.facebook.com/erika.idekoba.9

https://www.facebook.com/arashi.idekoba

https://www.facebook.com/hiroaki.idekoba

https://www.facebook.com/idekoba.shogo

https://www.facebook.com/toru.idekoba

https://www.facebook.com/satoshi.idekoba

https://www.facebook.com/hisayuki.idekoba


どちらの読みも確認できます。

1割未満かどうかは微妙ですが、19件中16件の鹿児島県は「いでこば」のようです。