本日は「麻布」という苗字に関してです。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国に17件。
最多は静岡県の7件。
静岡県浜松市に「麻布山」があるので、そのあたりに由来があるのでしょうね。
「実在苗字(名字)辞典」では読みが「あざぶ・あさぶ」となっていました。
苗字ということ以前に地名として東京都港区の「麻布」が浮かんでしまいます。
これは「あざぶ」としか読めませんよね。
なんで「あさぶ」ではなく、濁点がつくのでしょう?
wikipediaをみると、「あざぶ」という地名が先にあり、後から漢字を当てはめたみたいですね。
静岡県の「麻布山」も「あざぶやま」となっていました。
「麻」を「あざ」と読む苗字というのは他になさそうです。
苗字として考えたとき、「麻布」は「あざぶ」なのか「あさぶ」なのか?
調べたのですが、はっきりしませんね。
ただ、「麻布」という苗字を見たとき、本人が強く主張しなければ「あざぶ」と読んでしまいそうです。
これは例えば「中島(なかしま)」さんや「山崎(やまさき)」さんをつい「なかじま」や「やまざき」と読んでしまうのと同じでしょう。
「あさぶ」と読む苗字は他にありません。
あまりにも有名な地名と同じですし、「麻布」は「あざぶ」で統一しようと思います。
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