2017年9月7日木曜日

竿尾に関して

「竿尾」は「実在苗字(名字)辞典」で「さお★>さおお」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で29件。
そのうち12件が愛媛県に集中していました。
「住所でポン!」で見ると、愛媛県に属する津和地島に多いようです。
https://www.jusyopon.com/data/2012/index.php/24/16/384.html

「さお」という読みも、この津和地島にあるようです。
https://mainichi.jp/articles/20170318/k00/00e/040/254000c

「さおお」という読みも確認できます。
https://www.facebook.com/yusuke.saoo
http://www.kms.ac.jp/~ichibyou/data3.htm

問題は、「さお」と「さおお」を分けるかどうするかというところですね。
「竿尾」で「さお」というのは難読ですが、個人的には些細な違いではないかと思います。

「竿尾」という苗字自体が多くないので、分けるほどでもないのかなと思います。
10,000人以上もいるような苗字であれば分ける意味もあるかと思いますが…

2017年9月6日水曜日

二島と二嶋に関して

「実在苗字(名字)辞典」によると、「二島」は「にしま>ふたしま(ふたじま)」、「二嶋」は「にしま」となっていました。
どちらも全国で180人程度です。

facebookで見る限り、「二島」は「にしま」も「ふたしま」も同程度にありそうでした。
個別に調べてみると、岡山県では「にしま」で、福岡県では「ふたしま」のようでした。
ただし、「二島」はそれ以外の地域にもばらけているので、割合までは不明です。

対して、「二嶋」はほぼ岡山県に集中しています。
読み方も「にしま」がほとんどです。

いちおう調べてみたところ、「二嶋」で「ふたしま」と読んでいる方も見つかりました。
https://www.facebook.com/kazuya.futashima

新規の読みです。

2017年9月5日火曜日

中社に関して

「中社」は「実在苗字(名字)辞典」で、「なかしゃ」となっていました。

もちろん「なかしゃ」という読みは確認できます。

それ以外に「ちゅうしゃ」という読みを発見しました。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100005526242938

友達欄にも同姓の方がいました。
親族なのでしょう。

新規の読みです。

2017年9月4日月曜日

巨海に関して

「巨海」は「実在苗字(名字)辞典」で、「こみ>おおみ・こうみ」となっていました。

「こみ」は簡単に見つかります。
https://www.facebook.com/ryoji.komi

もちろん「komi」と書いて「こうみ」と読む可能性は否定できません。

はっきり「こうみ」と読んでいそうなのは下記の方です。
https://www.facebook.com/koumildn

「こみ」と「こうみ」の割合は判断できません。

「おおみ」は下記の方々がいました。
https://www.facebook.com/hiroaki.oomi
http://www.city.goto.nagasaki.jp/contents/sightseeing/column_detail.php?colum_id=425

いずれも「おうみ」ではなく、「おおみ」です。

これまでに載せてきた苗字としては「大海」は「おおみ」で「青海」は「おうみ」としていました。
「おおみ」か「おうみ」かの違いはほとんどないのかもしれないですが、五十音順でだいぶ違ってしまうので、しっかりと基準を決めなければいけません。

もちろん本人が「おおみ」と名乗っているので、それを尊重すべきでしょう。

また「大海」で「おおみ」としているのは「大(おお)」+「海(み)」であろうと判断し、「大」と同じような意味を持つ「巨」も同様にします。

2017年9月3日日曜日

哘崎と哘嵜に関して、幽霊苗字かも?

「哘」はJIS第2水準の漢字です。

「哘」一字で「さそう」と読み、青森県や北海道に多い姓です。

「哘」を用いた苗字は、他に「哘崎」くらいしかありません。
こちらは「さそざき」と読みます。
こちらも青森県や北海道に集中しています。

「実在苗字(名字)辞典」によると、稀少な読みとして「さそうざき」も載っていました。
「さそざき」と「さそうざき」は私にとって些細な読みの違いであり、実数も少ないですし、わざわざ分けなくても良いかなと思っています。

「哘嵜」は、ウェブの「写録宝夢巣」では北海道で1件でした。
「住所でポン!」でも確認できました。
https://jpon.xyz/2007/5/8/22.html

ただ、2007年版までですね。
2012年版では消えていました。
女性名ですし、この方が亡くなっていると、この姓も消滅してしまっている可能性もあります。
googleで検索しましたが、「哘嵜」で実在を確認できる方は見つかりませんでした。
読み方は「さそざき」で良いと思いますが、実在の有無に関しては保留とします。

2017年9月2日土曜日

出来田と出來田と出耒田に関して

「出来田」はウェブの「写録宝夢巣」で見ると、全国で37件。
最多が富山県の8件で、北海道の5件と香川県の4件が続きます。
かなり全国に散らばっていることが分かります。

「実在苗字(名字)辞典」によると、読み方は「できでん」もしくは「できた」とのことです。
いずれの読みも確認できました。

異体字を用いた「出來田」も確認できました。

「耒」は「来」の異体字ではないということなので、別扱いにしています。
「出耒田」は下記の方がいました。
http://www.blazers.gr.jp/bz_player07.html
https://www.facebook.com/ayumi.dekita

いずれも北海道札幌市出身のようです。
読み方は「できた」のようです。

2017年9月1日金曜日

西平に関して

「西平」は「にしひら」という読みで載せていました。

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報で「にしだいら」という稀少な読みが載っていました。
https://m.facebook.com/nishidaira.takeshi

自分でも探しました。
https://www.facebook.com/yukikazu.nishidaira

実在は確かそうです。
二文字目に「平」が来た場合、「ひら」と「たいら」は常に調べるようにしていましたが、抜けおちてしまったのでしょうか?
追加しておきます。