2017年3月7日火曜日

則次に関して

「則次」は「苗字の読み方辞典」で「のりつぐ・のりつぎ」となっています。

実際に調べてみるとファーストネームとしてもありえるもののようで、「のりつぎ」は見つけられましたが、「のりつぐ」が見つけられませんでした。
自分では見つけられませんでしたが、下記の方を教えていただきました。
http://researchmap.jp/read0016052/

フルネームで検索すると、「のりつぐ」で間違いなさそうです。
「のりつぐ」となっているのは、この方しか見つけていませんが、探せていないだけのような気がします。
「苗字の読み方辞典」を信じ、「則次」は「のりつぎ」と「のりつぐ」が半々であるとしておきます。

2017年3月6日月曜日

宝示戸に関して

本日は「宝示戸」に関してです。
異体字を用いた「寶示戸」と「寳示戸」もまとめて考えます。

「宝示戸」は「苗字の読み方辞典」で「ほうしど・ほうじと>ほじと」となっていました。
「寶示戸」と「寳示戸」は「ほうしど・ほうじと」となっていました。

「ほうしど」と「ほうじと」は些細な違いと考え、まとめてしまいます。
問題は「ほじと」をどうするかです。

「ほうしど」と「ほじと」であれば、発音した印象がかなり違います。

ただ、「ほじと」はかなり少数派な感じなんですね。

「宝示戸」自体が、ウェブの「写録宝夢巣」で見ても、全国で39件。
半数が栃木県に集中しています。

かなり少ない苗字なのに、わざわざ読みを分けなくても良いのではないかと思うくらい、「ほうしど」と「ほじと」は些細な違いではないかと考えるのです。
全く読みが異なるか、もしくは無視できないほど数があれば分けるべきだと思いますが、そうではないので…

似た読みを持つ苗字として「法師人」があります。
こちらも栃木県に多い苗字なので、もともとをたどると由来は同じなのかもしれません。
こちらは「ほうしと・ほしと」として載せています。
「ほうしと」と「ほしと」は分けています。
「と」には濁点がつきません。
これは「ほうしと」も「ほしと」もどちらもはっきりと見つかるということと、もともとの数が「宝示戸」よりもはるかに多いということからきます。

異論はあるかもしれませんが、「宝示戸」は「ほうじと」だけにしておきます。

2017年3月5日日曜日

宝徳に関して

「宝徳」は「ほうとく」と読みます。
宮崎県に多い苗字で、7割が集中しています。

ウェブの「写録宝夢巣」では「宝徳」とともに「寶徳」も見つかりますが、もうひとつの異体字である「寳徳」では見つかりません。
しかし、facebookで検索したところ、こちらも見つかりました。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100008804615144

些細の違いですが、これまで見つかっていない苗字であることは確かなので記録しておきます。

2017年3月4日土曜日

金生に関して(ふたたび訂正)

「金生」は全国で580人ほどの苗字です。

ここまでで「かのう(福岡)>かねいき(香川)・きんしょう(茨城)・(かないけ・かなお・かなぶ・かねき・かねしょう・きんせい)」と9種類もあるとしてきました。

全国で1,000人未満というと、そうとう珍しい苗字なわけですが、それなのに読み方が9種類もあるというのは驚きです。

しかし、更に10種類目があることを教えていただきました。
http://sciencewindow.jst.go.jp/html/sw42/sr-works

上記のように「こんせい」という読みです。

下記でも見つけました。
http://pages.machico.mu/colorweb/school/school_life2012/technical/sscs/

間違いないですね。
新規の読みとして追加しておきます。

2017年3月3日金曜日

古満と古滿に関して

「古満」は「苗字の読み方辞典」で「ふるみつ(こま・こまん)」となっていました。

「こまん」は見つかりませんでしたが、「ふるみつ」と「こま」は見つかりました。
https://www.facebook.com/sunao.furumitsu
https://www.facebook.com/shintaro.koma

読みを探しているとき、たまたま「満」の旧字体を用いた「古滿」という苗字を発見しました。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004239937561

新規の苗字といえるほどのものではないかもしれませんが、「苗字の読み方辞典」には載っていなかったので。

2017年3月2日木曜日

百成に関して

「百成」は「苗字の読み方辞典」で「ひゃくなり>どうみき★(どうめき★・ももなり)」となっていました。

「★」は難読を表すマークです。
確かに「ひゃくなり」と「ももなり」は言われれば読めそうですが、他は読めそうもありません。

「ひゃくなり」は簡単に見つかります。
https://www.facebook.com/satoshi.hyakunari

「どうめき」と「ももなり」も見つかります。
https://www.facebook.com/toshiharu.doumeki
https://www.facebook.com/kanae.momonari

「どうめき」というと「百目鬼」や「百目木」という苗字が有名ですが、関係があるのでしょうか?
「百目鬼」は茨城県や栃木県に多く、「百目木」は青森県や岩手県に多い苗字です。

「百成」は石川県や福井県、北海道に多く、「百目鬼」や「百目木」とは集中している地域が異なっているようですが…

最後に「どうみき」ですが、これは全体の1割もなさそうな印象です。
https://www.facebook.com/atsushi.domiki
http://ci.nii.ac.jp/naid/110000570480

実在はしていると思いますが、かなり稀少な読みではないかと考えます。

2017年3月1日水曜日

伏間に関して

「伏間」は「苗字の読み方辞典」で「ふしま」という読みで載っていました。
全体の5割が富山県に集中している苗字です。

新たに「ふすま」という読みを見つけました。
https://www.facebook.com/toshihiro.fusuma

新規の読みになりますが、これはかなり数がありそうです。
ひょっとしたら、「ふしま」よりも多いのではないかと思うくらいです。