2016年3月7日月曜日

面家に関して

「面家」は「苗字の読み方辞典」で「おもや」という読みで載っていました。
他の読みはありませんでした。

ちょっと難しい読みですが、聞けば納得です。

「面」を素直に「めん」と読むことはないのかと探したところ、「めんや」という読みの方を発見しました。
https://www.facebook.com/shigemi.menya

複数の方で確認ができたので、間違いないと思います。
これを新規の読みとして加えておきます。

2016年3月6日日曜日

江城に関して

「江城」は「苗字の読み方辞典」で「えしろ(えじょう)」となっていました。

もちろん「えしろ」は確認できます。

「えじょう」は下記の方しか見つかりませんでした。
https://www.facebook.com/mayumi.ejo.7

顔写真も出していて本名のようですが、他に見つからないので、残念ながら保留にします。

代わりに「えぎ」という読みが見つかりました。
https://www.facebook.com/egi.mitsuru.7

http://www.city.taketa.oita.jp/temp/files/2015.05koho122.pdf

こちらに関しては間違いなさそうなので、加えておきます。
新規の読みです。

2016年3月5日土曜日

嵓と嵒に関して

「嵓」はJIS第3水準の漢字です。

以前に「巌」という漢字を調べたとき、「嵓」も異体字であるとしましたが、誤りでした。
http://new5g00.blogspot.jp/2013/09/blog-post_8.html

「巌」と「岩」がかなり異体字として煩雑な関係になっていたので、混乱していました。

この漢字一字を苗字とする方の実在も確認できました。
「いわお」と読みます。
https://www.facebook.com/taisaku.iwao

「嵓」は「巌」と分けて集計します。
現時点では、この一字姓しか載せていませんが…


「嵓」とよく似ていますが、「嵒」はJIS第2水準です。
こちらは「岩」の異体字です。

これまでに載せたものの中では「嵒瀬(いわせ)」だけは確認できました。
https://www.facebook.com/takuma.iwase.3

これは悩みますね。
全く「岩」と別の漢字に見えます。

まあ、それを言ってしまうと「円」と「圓」などもそうなのですが…

「草」と「艸」は別扱いとしていますし…

とりあえず、他にははっきりとしたものがなさそうなので、「嵒瀬」だけは「岩瀬」と別に集計します。

2016年3月4日金曜日

庵谷に関して

「庵谷」は「苗字の読み方辞典」で「いほりや>いおりや・いおりたに(いおりだに・いおたに・いたに★)」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。
「庵」という漢字を持つ苗字はいくつか既に載せています。

特に「庵」という一字姓では「いおり」と「いほり」のふたつの読みがあることが分かっていますが、発音に差異はないと考え、「いおり」で統一してしまっています。
http://new5g00.blogspot.jp/2015/01/blog-post_18.html

「庵」は「いおり」と読み、旧仮名遣いとして「いほり」があるという解釈で良いのではないかと思います。

その理屈でいくと、「庵谷」は「いほりや」が「いおりや」よりも多いとしても、「いおりや」で統一すべきかなと思いました。
ここは悩むところです。
他の「庵」を用いた苗字で「いほり」が「いおり」よりも多いものはないので、これだけ例外にするのもどうかなとも思うのです。

とりあえず、「いおり」で統一します。

これにより、「庵谷」は「いおりや>いおりたに・(いおたに・いたに)」まで整理されます。
これで検討しやすくなりました。
「いおりや」と「いおりたに」はいずれも見つかります。
(「いほりや」もたくさん見つかります)

「いおたに」ですが、下記の方だけが見つかりました。
http://realdevil.exblog.jp/6039325

格闘技界ではちょっと名の知れた方なのかもしれませんが、ブログの内容からは本名であろうと判断できます。

「いたに」に関しては、下記のページがありました。
同じ方がfacebookでも、「いたに」と名乗っていたので、間違いないと思います。
http://www.sonae-net.com/

2016年3月3日木曜日

井城に関して

「井城」は富山県に4割ほどが集中している苗字です。

「苗字の読み方辞典」では「いき>いしろ・いのしろ(いいき★)」となっていました。

facebookで見てみると、いずれも実在を確認できました。
ただし、「いのしろ」は「いき」や「いしろ」に比べるとかなり少ない印象です。

「いいき」も実在を確認できました。
これはかなり難読ですね。

「井」一字の姓は「い」と読むこともありますが、「いい」と読むこともあります。
http://new5g00.blogspot.jp/2014/02/blog-post_7.html

以前に決めたルールとして、苗字の最後に伸ばす音があったとしても、その有無の差は気にしないというものがあります。
分かりにくい表現ですが、「狩野」という苗字で「かのう」と「かの」は同じものとして扱うということです。
同様にして「井」という一字姓も、「い」と「いい」という読みは同じものとして扱っています。

ただ、それらは最後の音に関してだけで、途中の音を伸ばすか伸ばさないかは、大きな違いがあると思います。
「いき」と「いいき」では聞いた印象がだいぶ違うと思います。

以上から、「井城」で「いいき」という読みは「いき」とは別扱いにしようと思います。

2016年3月2日水曜日

魵沢に関してとJIS第3水準を用いた苗字のまとめ

「魵沢(魵澤)」は「えびさわ」と読みます。
「魵」はJIS第3水準の漢字なので、ウェブの「写録宝夢巣」では見つかりません。
他にこの漢字を用いた苗字はありません。

「苗字の読み方辞典」で見ると、福島県に多い苗字のようです。


ここまでに扱ってきたJIS第3水準の漢字は、他に「棈松(あべまつ)」、「鮏川(すけがわ)」、「橳島(ぬでじま)」、「桵沢(たらさわ)」があります。
http://new5g00.blogspot.jp/2015/09/blog-post_7.html

「魵沢」もそうなのですが、この苗字以外では用いられることがまず無いという漢字で、その苗字がひとつの地域に集中しているとJIS第2水準にならないようです。

ここまででに載せてきたものをまとめてしまうと、
棈松(あべまつ)…鹿児島県 950人
鮏川(すけがわ)…茨城県 600人
橳島(ぬでじま)…群馬県 510人
魵沢(えびさわ)…福島県 300人
桵沢(たらさわ)…福島県 120人
となります。

「橳」は他に「橳嶋」と「橳嶌」もあります。

「棈」は他に「棈木(あべき)」と「棈野(あべの)」という苗字もありますが、いずれも鹿児島県に集中しています。

今後もJIS第3水準の漢字を用いた苗字は増えてくると思いますので、いちどまとめておきました。

2016年3月1日火曜日

柳田に関して

「柳田」は「やなぎだ」と読むことが多いです。
これは当然ですよね。

この苗字に関しては、以前も書いています。
http://new5g00.blogspot.jp/2014/10/blog-post_8.html

「やなぎだ」以外に「やなだ」と「やないだ」を稀少な読みとして載せたのです。

更にこれ以外に「やぎた」という読みがあるそうです。
こちらも「苗字の読み方辞典」の更新情報からです。
http://info.ibaraki.ac.jp/Profiles/4/0000325/profile.html

facebookでも見つけました。
https://www.facebook.com/yuuhei.yagita

この読みも加えておきます。