2015年5月7日木曜日

百済に関して

「百済」は「くだら」と読むことが多いです。
小中学校時代の日本史の授業を思いだせば、「くだら」としか読めないですね。

「くだら」以外にも「ひゃくさい」と読むことも多いようです。
これは素直に読めばそうなるかなという気がします。

他には、稀少な読みとして「ももずみ」がありました。
これはちょっと見つけにくかったので、載せておきます。
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2002/10/s1024-5a.html
http://www.jfa-footballday.jp/?p=99

言われれば読めますが、いきなりだとまず無理ですね。

2015年5月6日水曜日

来馬と久瀬に関して

「来馬」は「くるま」か「くるば」と読むことが多いようです。
稀少な読みとして「らいま」というものもありました。

「くるま」と「くるば」の違いというのは、「吉原」を「よしはら」と読むか「よしわら」と読むかの違いに似ていますが、発音してみると明らかに違います。
前の音にひきずられた形で音が変わっているわけではないと考えます。

これは別扱いで良いかなと思います。


「久瀬」は「くぜ」と読むことがほとんどのようです。
他に稀少な読みとして「きゅうせ」があるということなのですが、なかなか見つかりませんでした。

下記は、はっきりと「きゅうせ」としていました。
本人が名乗っているので、間違いはないだろうと考えます。
http://www.aogaku-softtennis.jp/category/1551526.html

2015年5月5日火曜日

川原井に関して

「川原井」は「かわらい」という読みで載せていました。
そういわれれば読めますが、なんとなく「かわはらい」と読んでしまいそうです。

しかし「かわはらい」という読みはほとんどありませんでした。
https://www.facebook.com/hiromi.kawaharai
https://www.facebook.com/tadahiko.kawaharai
https://www.facebook.com/people/Junichi-Kawaharai/100005020080307

facebookでしか見つかりませんでしたが、これだけあれば実在は確かかなと思い、追加しました。


ちなみに「川原井」よりも「河原井」の方が実数としては多いのですが、「河原井」には「かわらい」という読みしかなさそうでした。

2015年5月4日月曜日

吉清に関して

「吉清」は千葉県勝浦市に最も集中している苗字です。
ここだけで全体の3割を占めています。

千葉県以外では広島県にも集中しています。
広島県では「よしきよ」と読むことが多いようです。

それでは千葉県ではどう読むか?
これは「きっせい」もしくは「きちせい」と読むようです。

「きっせい」と「きちせい」はほとんど違わないようですが、これをどう扱うか悩みます。

これまで「吉川」という苗字で「きっかわ」と「きちかわ」、「きかわ」という読みをバラバラに扱っています。
(もちろん「よしかわ」という読みもあります)
他にも似たようなケースはいくつもありました。
「きっかわ」と「きつかわ」のような場合は同じものと考えていますが、「きっかわ」と「きちかわ」はあくまで別扱いとしているのです。

それなので、「きっせい」と「きちせい」も分けておきたいと思います。

2015年5月3日日曜日

内と中に関して

一文字姓の話が連続しています。
3日連続です。


「内」は「うち」という読みで載せていました。
これに稀少な読みとして「ない」もあるとのことです。

facebookでは下記のふたりの方が見つかりました。
https://www.facebook.com/nobuhiro.nai

https://www.facebook.com/ryosuke.nai

電話帳でも山口県長門市に見つかるそうですが、上のひとりはずばりそこの出身のようで、もうひとりも隣接県である福岡県の出身となっています。
これは実在が確かだと考えて良いと思います。


「中」は「なか」と読むことが多く、「あたり」という読みもあります。
全国で21,000人もいるので、かなり多い苗字だと思います。

「ドカベン」という野球漫画に「中ニ美夫(あたる・ふみお)」という選手が出てきて、ずっと「中」は「あたる」と読むのだと思っていましたが、実は苗字としてはそういう読みはないようです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E4%BA%8C%E7%BE%8E%E5%A4%AB


これら以外に「なかば」という読みを教えていただきました。
http://researchmap.jp/read0020080/
http://www.pu-toyama.ac.jp/kyoyo/staff/Nakaba.htm

上記はどちらも同じ人物ですが、確かに「なかば」となっています。
facebookでも見つかります。
https://www.facebook.com/tetsujo.nakaba

他にも確認できるので、間違いないでしょう。
ちなみに「あたり」は鹿児島県に多いとされていますが、上記の「なかば」さんは富山県の出身となっていました。

2015年5月2日土曜日

栄と泊に関して

本日も一字姓です。

「栄」(旧字体で「榮」)は「さかえ」という読みで載せていました。
稀少な読みとして「さかい」という読みもあるとのことでしたが、実在が確認できていませんでした。

教えていただいたのが下記の方。
http://www.deers.jp/players/takahiro_sakai

こちらも同じ方です。
http://deers.jp/old/members/player/db.html

別の方ですが、facebookでも「さかい」さんが見つかります。
https://www.facebook.com/sakai.koji

ここまであれば実在は間違いないかなと思い、加えることにしました。


「泊」は「とまり」という読みで載せていました。
こちらも稀少な読みとして「とまる」があるということを教えていただきました。

下記のページで見つかります。
http://ci.nii.ac.jp/naid/10007242109

この手の論文はひとつだけだと誤記の可能性があるので、信用がおけません。

しかしfacebookでも「とまる」さんが見つかりました。
https://www.facebook.com/norichika.tomaru

また上で紹介した論文を実際に見てみると、そこでもしっかりと「TOMARU」となっていました。
ここまで確認して、おそらく実在すると考えて良いだろうと思い、加えることにしました。


2015年5月1日金曜日

黒と源に関して

本日は一字姓を扱います。

「黒」は「くろ」と読みます。
誰でも読めるでしょうが、それだけに苗字として探すのは困難です。

ウェブの「写録宝夢巣」で見ると三重県尾鷲市に集中しているのが分かります。

facebookでは下記の方が見つかるというのを教えていただきました。
https://www.facebook.com/hiroaki.kuro

こういうのは自分では見つけられないので、教えていただけると本当に助かります。


「源」は「みなもと」という読みで載せていました。
これは読めますね。
それ以外の稀少な読みとして「げん」もあるということも教えていただきました。
http://masakigen.tumblr.com/

こちらは愛媛県西予市の市議会議員の方なので、本名と考えて良いと思います。
実際に愛媛県西予市には数件の「源(げん)」さんがいることも電話帳で確認できました。

一字姓はウェブで確認するのが難しいので、電話帳での確認が大事になってきます。