「野地」は全国で約7,700人の苗字なので、全く珍しいものではないですね。
読みとしては「のじ」か「のち」です。
似たような苗字として他に「野路」があって、こちらは「のじ」と読みます。
それなので、「野地」も「のじ」で揃えていました。
今回、新たに「野知」という苗字が出てきました。
これは「のち」と読みます。
「野知」は全国で18件しかない苗字なので、「野地」と「野路」に比べると圧倒的に少ないわけです。
ここで悩んだのは「知」は「ち」で「路」は「じ」なのは当然なのですが、「地」はどっちなのかということです。
「野地」が全国で最も多いのは福島県、2番目が神奈川県です。
そして福島県は「のち」と読むことが多いんですね。
そして改めて調べてみたのですが、一文字目に「地」がきた場合、「地面(じめん)」や「地主(じぬし)」など「じ」と読むことが多いのですが、二文字目の場合は「ち」が圧倒的に多いことが分かりました。
「空地(あきち)」、「荒地(あれち)」、「湿地(しっち)」、「借地(しゃくち)」など。
といったわけで、「野地」は「のち」の方が良いのかなと思います。
修正します。
二文字目に「地」がくるものを全て修正するわけではないです。
例えば、「宮地」も「みやち」と「みやじ」があるのですが、こちらは「みやち」がなく「みやじ」は「宮路」、「宮司」などがあるので、「みやじ」とした方が良い気がします。
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