2020年5月31日日曜日

秀高に関して

本日はファーストネームのような苗字です。
「秀高」は「ひでたか」と読みます。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国に22件。
うち広島県で17件でした。

探してみると、思った以上に見つからず。
下記の方など。
https://www.facebook.com/yoshiaki.hidetaka
http://hiroshimatf.org/wp-content/uploads/2018/01/%E3%83%AA%E3%82%B5%E3%82%99%E3%83%AB%E3%83%88.pdf

意外に苦戦したので、備忘録がわりに残しておきます。

2020年5月30日土曜日

今更ながら異体字の定義に関して

異体字に関して、あれこれと尋ねられることがあるので、まとめておきます。
本表の中にもまとめてはあります。
https://sites.google.com/site/ribennomiaoziwoshueruhp/ben-biao/yi-ti-zitoshite-xitteiru-han-zi
https://sites.google.com/site/ribennomiaoziwoshueruhp/ben-biao/yi-ti-zitoshite-xitteinai-han-zi

これらを作成するのに私は下記の新旧字体表を利用しました。
https://www.asahi-net.or.jp/~ax2s-kmtn/ref/old_chara.html

もともと「渡辺」さんや「斎藤」さんなどの苗字で新字体と旧字体をまとめた形で表にしたいなというところからこのブログを始めました。

まずは上記の新旧字体表を絶対的に信用しました。
ここに載っているものは正しいという前提条件で苗字をまとめました。

ですが、新旧字体表はそもそも常用漢字に対してできているものなので、新字体にあたるものが常用漢字外だと載っていないことになってしまいます。
それなので、wiktionaryを参考にしました。
https://ja.wiktionary.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8

wiktionaryで異体字となっていれば、まとめています。

例外はあり、それは漢字ごとに判断しています。
例えば「岳」と「嶽」、「条」と「條」、「灯」と「燈」、「万」と「萬」、「竜」と「龍」の5種に関しては新旧字体表には新字体と旧字体として載っていますが、一般的には区別されていると思い、別々に集計しています。

他にも異体字の関係にあるものが、いずれもJIS第1水準の漢字である場合は別々に集計しています。
「島」と「嶋」、「刈」と「苅」、「園」と「薗」、「富」と「冨」などです。

逆に漢字としては全く別のものですが、あまりにも形が似ていて名乗っている当人たちが区別していないと思われるものは異体字としてしまっています。
「采」と「釆」、「萱」と「萓」、「鍛」と「鍜」、「タ」と「夕」です。

また「﨑」、「瀨」、「栁」は苗字として用いられることが多い漢字ではありますが、JIS第3水準です。
JIS第3水準の漢字をかたっぱしから載せていくとキリがないので、第1水準もしくは第2水準の漢字で置き換えられるときは載せていません。
「髙」や「𠮷」もそうですね。

ブログには変更を加えるたびに記載していっているのですが、何年もやっていると分からなくなっているところもあるため、あらためて残しておきます。

2020年5月29日金曜日

湯畑と湯端に関して

「湯畑」と「湯端」は「ゆはた」もしくは「ゆばた」と読むようです。
濁点をつけたら良いかどうか判断するため調べてみました。

https://www.facebook.com/tomonori.yubata
https://www.facebook.com/koichi.yubata

facebookで見る限り、「湯畑」は「ゆばた」だと思いました。

「湯端」は2012年版の「住所でポン!」では2件ありましたが、その方々をフルネーム検索してもそれ以上の情報が得られませんでした。

「平成名前辞典」でもヒットしませんでした。

facebookでもダメでした。

「湯端」は濁点の有無以前に実在が確認できませんでした。

2020年5月28日木曜日

峰口に関して

「峯口」は「みねぐち」と読みます。
これは実在が確認できます。

同じ「みねぐち」ですが、「峰口」はウェブの「写録宝夢巣」で全国に3件のみ。
福島県に2件と徳島県に1件です。

2012年版の「住所でポン!」では福島県の2件だけがヒットします。
ただ、そのふたりをフルネーム検索してもそれ以上の情報が得られません。

「平成名前辞典」でもヒットしません。

facebookでは下記の方だけ見つかりました。
https://www.facebook.com/mineguchi.manaka

しかし覗いてみると、ローマ字のつづりと漢字表記が矛盾しますしタイムラインにも何も書かれていません。
おそらく居住地は大阪府か兵庫県かそのあたりです。
漢字でフルネーム検索しても、それ以上の情報がありません。

これだけだと実在を確定できないですね。
幽霊苗字だとは言わないですが、「峰口」はまだ載せられないです。

2020年5月27日水曜日

宝力に関して

「宝力」は「ほうりき」と読みます。
「実在苗字(名字)辞典」に載っているのはこれだけで、異体字を用いた「寶力」や「寳力」は載っていませんでした。
ウェブの「写録宝夢巣」でもヒットしません。

いちおう探してみました。
「寳力」はヒットしました。
https://www.badminton.or.jp/games/pdf/2018/20181122_senior_result.pdf
http://fukubad.net/commons/html/htdocs/?action=common_download_main&upload_id=1894

文字が小さいと分かりにくいのですが、「寶力」ではほぼヒットせず、「寳力」で複数のヒットがあります。
このふたつは気にしていないと同じ漢字のように思ってしまいますので、誤記が発生しやすいです。
本来が「宝力」であったとしたらわざわざ「寳力」と記載しないと思うので、本来は「寳力」であると思います。
ただ、本人が普段から「宝力」と名乗っていることも多いと思います。

「寳力」は併記扱いですが、新規の苗字ということになります。

2020年5月26日火曜日

与曽井に関して

「与曽井」は「よそい」と読みます。
そのままですね。

異体字を用いた「與曽井」と「与曾井」はすでに「実在苗字(名字)辞典」に載っていました。
それ以外に「與曾井」を発見しました。
https://oikura.jp/shop/15617175/

もちろん併記扱いですが、新規の苗字になります。

2020年5月25日月曜日

与板に関して

「与板」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で21件。
茨城県が8件、北海道が6件、山形県が4件でした。
いずれも隣接していないので、由来が3ヶ所に分かれているということなのでしょうか?

地名としては新潟県に「与板(よいた)」町があったとのことです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8E%E6%9D%BF%E7%94%BA

ただ人名としてはなかなか見つかりません。
facebookでは旧字体を用いた「與板」が見つかりました。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100012489436418
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004055761028

下記によると「與板」はやはり「よいた」で良いようです。
http://www.town.daigo.ibaraki.jp/data/doc/1489462171_doc_60_2.pdf

「平成名前辞典」では「与板」も「與板」もヒットします。
「與板」は新規の苗字になるようです。