2015年4月30日木曜日

木津谷と國嶌に関して

「木津谷」は「苗字の読み方辞典」で「きつや>きづや(きづたに)」となっていました。

「きづたに」という読みはありそうですが、実際に探してみるとかなり少ないようです。

なんとか見つけたのが、下記のページ。
http://www.mdis.co.jp/news/event/2006/01_ryutsu.html

facebookでも見つけました。
https://www.facebook.com/hitoshi.kizutani

やはりかなり少ない読み方のようです。


「國嶌」は「くにしま」と読みます。
「国嶌」はあるのですが、「國嶌」は「苗字の読み方辞典」にもウェブの「写録宝夢巣」にも載っていませんでした。

下記の方はおそらく本名だと考えています。
https://www.facebook.com/people/%E5%9C%8B%E5%B6%8C%E8%B2%B4%E5%85%AC/100006248400472
あくまで「国嶌」の併記という扱いですが、「國嶌」も載せておくことにします。
(まあ、「国嶌」からして「写録宝夢巣」で全国に1件しかないようですが)

2015年4月29日水曜日

角藤と河角と加瀬谷に関して

「角藤」は「苗字の読み方辞典」で「かくとう>かくふじ(かくどう)」となっていました。
もちろん、これまでの通り、「かくどう」は「かくとう」と同じと考えます。

「かくとう」と「かくふじ」はともに実在を確認できました。

「角」という漢字は「かく」の他にも「かど」、「すみ」、「つの」という読み方があります。
それらに「とう」もしくは「どう」と「ふじ」を足して探していった結果、新たに「すみとう」という読みを発見しました。
http://www.jsde.jp/kassei/kassei_H19katari.htm


「河角」は「かわすみ(こうすみ・かわかど)」となっていました。
こちらは3つとも実在を確認できたのですが、「こうすみ」だけは少し苦労しました。
下記のページで見つかります。
http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a15600/19aicho/shisakekka.html

同じ方がfacebookでも見つかったので、おそらく正しいのだろうと思います。


「加瀬谷」は「かせや」か「かせがい」と読むことが多いようです。
「かせたに」と読んでも良さそうですが、この読みはほとんど見つかりませんでした。
意外です。
いくつか見つけたのですが、とりあえず下記のページを載せておきます。
http://www.freepatentsonline.com/WO2011092791.html

2015年4月28日火曜日

完山に関して

「完山」は画数が少ないので、それほど難読とは思えないですね。
普通に読めば、「かんやま」かなと思います。
大阪府や兵庫県を中心として、関西地方に集中しています。

実際、「かんやま」が最も多い読みのようです。
しかし、それと同じくらいに「もとやま」という読みもありました。
これはなかなか読めません。

更に「さだやま」という読みもありました。
決して少ない数ではないようです。

「完」という漢字には「もと」という読みも「さだ」という読みもなさそうなのに不思議です。

稀少なよみとては「かんざん」というのもありました。
まあ、これは読めないことはないですが…

他に「苗字の読み方辞典」では「ささやま」という読みが出ていたのですが、こちらは見つかりませんでした。

2015年4月27日月曜日

神元に関して

「神元」は「かみもと」か「かんもと」と読むことがほとんどのようです。
「苗字の読み方辞典」にも「かみもと>かんもと」として載っていました。

それ以外に新たに「みわもと」という読みを見つけました。
http://www.city.kyoto.lg.jp/senkyo/page/0000172978.html

平成26年度の時点で、京都府の高校生のようです。

ちなみにfacebookで検索すると、下記の方が見つかります。
こちらも京都の方のようです。

難しい読みのようですが、「神子(みこ)」や「神谷(みたに)」、「神浦(みうら)」という読みがありますので、「神元」と書いて「みわもと」というのもありえると思います。


2015年4月26日日曜日

平安名に関して

「平安名」は沖縄県になんと9割が集中しているという苗字です。
4割もあると相当に集中している気がしますが、9割というのはすごいです。

読み方はこれまで、「へんな」と「へいあんな」で載せていました。
もともとは「へんな」という読みなのでしょうが、あまりにも難読なので平易な読み方に変えたひとがいるのでしょうね。
むしろ「へいあんな」という読みの方が多いのではないかという印象を受けました。

「苗字の読み方辞典」を参考にして、更に稀少な読み方を確認しました。

下記は「ひらやすな」という読み方です。
http://ameblo.jp/my-you/entry-10100874237.html
この読みはfacebookでも確認できました。
ともに沖縄県外で名乗っているようです。

下記は「へあんな」という読み方です。
http://www.utsuwa-daifuku.com/?p=532

http://www.farmersnet.net/sanchi/sanchi14031.html

ひとつだけだと誤記かなと思いますが、複数で確認できれば問題がないでしょう。

沖縄県にほとんどが集中している苗字なのに、これだけ読み方が分かれてしまうというのは驚きです。

2015年4月25日土曜日

亀甲に関して

「亀甲」は鹿児島県で「かめこう」と読むことが多い苗字です。
鹿児島県で最も多く見られますが、他に兵庫県付近や岩手県付近でも見られます。

「かめこう」もそれなりにいますが、他に「きこう」と「きっこう」という読みもあります。
全て実在を確認いたしました。


「吉川」という苗字のところで、「きっかわ」と「きかわ」という読みがあり、それは別扱いにすることにしました。
それなので、ここでも「きこう」と「きっこう」は別扱いにします。

2015年4月24日金曜日

狩生と霧生に関して

本日は、また「◯+生」の苗字に関してです。

例えば「柳生」や「桐生」であれば「やぎゅう」や「きりゅう」と読むのが当然だと思います。
「やぎう」や「きりう」と読むこともありますが、少数派です。
発音する分には大差がないので、これらはまとめてしまっています。

もう何度も検討していますが、例えば下記です。
「針生」は「はりゅう」よりも「はりう」が圧倒的に多いので、「はりう」として載せています。
http://new5g00.blogspot.jp/2014/09/blog-post_3.html


「狩生」はどうかというと、「苗字の読み方辞典」では「かりう・かりゅう」となっていました。
どちらも同程度ということです。

しかし、自分で実際にfacebookで調べてみると、「かりう」の方が「かりゅう」よりも圧倒的に多い印象です。
「かりゅう」という読みが1割未満だとは思いませんが、せいぜい3割程度ではないかという大雑把な印象です。
それなので、こちらは「かりう」として載せようかと思っています。


対して「霧生」はどうかというと、こちらは「きりう>きりゅう」となっていました。
こちらも実際に自分で調べてみると、やはり「きりう」が多いようでした。

できるだけ実際に名乗っているように載せるべきだと思いますので、こちらも「きりう」をメインにしたいと思います。
同じ「◯+生」の苗字なのに、「桐生」は「きりゅう」で、「霧生」は「きりう」となるのが面白いですね。