「溝呂木」という姓があります。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で291件。
神奈川県で130件です。
もちろんとっくに載せています。
読み方は「みぞろぎ」です。
そのままですね。
濁点のつかない「みぞろき」もありえますが、「みぞろぎ」で統一しています。
「溝」に関しては「みぞ」しかありませんね。
必ず濁点がつきます。
すでに載せているものとして「三尋木」があります。
これは「みひろぎ」もしくは「みぞろぎ」と読みます。
こちらも神奈川県に多い姓です。
「尋」を「ひろ」と読むのは分かりますが、「ぞろ」とは読めません。
由来を調べましたが分かりませんでした。
似たものとして「三改木」があります。
全国で18件で、静岡県で13件です。
これも「みぞろぎ」と読みます。
https://www.facebook.com/shun.mizorogi
https://www.facebook.com/kazuhiko.mizorogi
更に全国で3件しかない「御菩薩木」という姓もありました。
下記によると「みそろぎ」だそうです。
http://ohakasentai.com/misorogi/?post_type=asst_premises
何をくどくどと書いているかというと「三尋木」、「三改木」、「御菩薩木」のいずれも難読なのですよ。
濁点の有無が分からないんです。
「木」は「き」でも「ぎ」でも良いのですが、「みぞろ」か「みそろ」か統一したいのです。
本人が名乗っている方が正しいのですが、全体としてはあまり読み方がばらばらになるのは避けたいのです。
「御菩薩」の入った姓としては他に「御菩薩池」があります。
これは「みぞろけ」と読みます。
https://www.facebook.com/aya.mizoroke
ということは「御菩薩木」が「みぞろぎ」であっても良いのかなと思います。
もちろん本人が「みそろぎ」としていれば、それを尊重しますが。
2019年8月21日水曜日
2019年8月20日火曜日
梅ノ木沢に関して
「梅ノ木沢」は、ウェブの「写録宝夢巣」ではヒットしません。
「実在苗字(名字)辞典」では「うめのきさわ」という読みで載っており、10人程度となっていました。
要するに古い「写録宝夢巣」には載っていたけれど、ウェブの「写録宝夢巣」では載っていないということです。
ウェブ版は2007年までの電話帳を元にしているとなっているので、それ以前の電話帳には載っていたのでしょう。
読み方不詳ですが、facebookで発見した「梅ノ木沢」さんです。
お互いが繋がっているので親族だと思います。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100021501963106
https://www.facebook.com/profile.php?id=100013141992708
下記は「梅ノ木澤」さんです。
読み方は濁点のついた「うめのきざわ」です。
https://www.facebook.com/kazuhiro.umenokizawa
「梅ノ木澤」は新規になります。
「実在苗字(名字)辞典」では「うめのきさわ」という読みで載っており、10人程度となっていました。
要するに古い「写録宝夢巣」には載っていたけれど、ウェブの「写録宝夢巣」では載っていないということです。
ウェブ版は2007年までの電話帳を元にしているとなっているので、それ以前の電話帳には載っていたのでしょう。
読み方不詳ですが、facebookで発見した「梅ノ木沢」さんです。
お互いが繋がっているので親族だと思います。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100021501963106
https://www.facebook.com/profile.php?id=100013141992708
下記は「梅ノ木澤」さんです。
読み方は濁点のついた「うめのきざわ」です。
https://www.facebook.com/kazuhiro.umenokizawa
「梅ノ木澤」は新規になります。
2019年8月19日月曜日
岩拼に関して
「拼」はJIS第3水準の漢字です。
この漢字を用いた「岩拼」という姓があります。
読み方は「いわはえ」です。
https://www.facebook.com/keisuke.iwahae
おそらく全国で1家系のみだと思います。
いつものようにJIS第3水準以下を用いた姓をまとめておきます。
この漢字を用いた「岩拼」という姓があります。
読み方は「いわはえ」です。
https://www.facebook.com/keisuke.iwahae
おそらく全国で1家系のみだと思います。
いつものようにJIS第3水準以下を用いた姓をまとめておきます。
【JIS第3水準】
草彅(くさなぎ)…秋田県 3,000人
棈松(あべまつ)…鹿児島県 1,500人
棈松(あべまつ)…鹿児島県 1,500人
鮏川(すけがわ)…茨城県 600人
橳島(ぬでじま)…群馬県 510人
罇(もたい)…新潟県 420人
棈木(あべき)…鹿児島県 380人
晴柀(はれまき)…富山県 330人
﨤町(そりまち)…長野県 310人
罇(もたい)…新潟県 420人
棈木(あべき)…鹿児島県 380人
晴柀(はれまき)…富山県 330人
﨤町(そりまち)…長野県 310人
魵沢(えびさわ)…福島県 300人
粠田(すくもた)…福島県 220人
粠田(すくもた)…福島県 220人
鰀目(えのめ等)…石川県 190人
乙咩(おとめ)…大分県 180人
枻川(かじかわ)…埼玉県 160人
埇田(そねだ)…高知県 160人
嶧田(えきだ)…島根県 140人
桵沢(たらさわ)…福島県 120人
佐泻(さがた)…鹿児島県 120人
乙咩(おとめ)…大分県 180人
枻川(かじかわ)…埼玉県 160人
埇田(そねだ)…高知県 160人
嶧田(えきだ)…島根県 140人
桵沢(たらさわ)…福島県 120人
佐泻(さがた)…鹿児島県 120人
嵓(いわお)…京都府 90人
莿木(いばらき)…和歌山県 90人
羽刕(うしゅう)…北海道 80人
凢内(おおち)…高知県 80人
棈野(あべの)…鹿児島県 50人
長嶧(ながえき)…島根県 50人
大埇(おおそね)…大阪府 40人
遠刕(えんしゅう)……? 40人
大嶧(おおえき)……? 40人
莿木(いばらき)…和歌山県 90人
羽刕(うしゅう)…北海道 80人
凢内(おおち)…高知県 80人
棈野(あべの)…鹿児島県 50人
長嶧(ながえき)…島根県 50人
大埇(おおそね)…大阪府 40人
遠刕(えんしゅう)……? 40人
大嶧(おおえき)……? 40人
明刕(めいしゅう)……? 40人
奥刕屋(おうしゅうや)……? 10人
木刕(きしゅう)……? 10人
大刕(たいしゅう)……? 10人
嵓田(いわた)……? 10人
岩拼(いわはえ)……? 稀
奥刕屋(おうしゅうや)……? 10人
木刕(きしゅう)……? 10人
大刕(たいしゅう)……? 10人
嵓田(いわた)……? 10人
岩拼(いわはえ)……? 稀
【JIS第4水準】
蓜島(はいしま)…埼玉県 2,200人
蓜島(はいしま)…埼玉県 2,200人
鸙野(ひばりの)…宮崎県 520人
䋆谷(かせや)…福井県 130人
川溿(かわばた)…兵庫県 110人
音𣷓(おとなぎ)…長崎県 110人
𨦺口(かなぐち)…広島県 60人
䋆井(かせい)…福井県 50人
䋆沢(䋆澤)(かせざわ)…? 50人
上㹦(かみはざ)…富山県 40人
䑺谷(ほたに)…大阪府 40人
樰沢(樰澤)(たらさわ)…? 30人
蜅沢(蜅澤)(かにさわ)…? 20人
䋆谷(かせや)…福井県 130人
川溿(かわばた)…兵庫県 110人
音𣷓(おとなぎ)…長崎県 110人
𨦺口(かなぐち)…広島県 60人
䋆井(かせい)…福井県 50人
䋆沢(䋆澤)(かせざわ)…? 50人
上㹦(かみはざ)…富山県 40人
䑺谷(ほたに)…大阪府 40人
樰沢(樰澤)(たらさわ)…? 30人
蜅沢(蜅澤)(かにさわ)…? 20人
悦覟(えつみ)…? 20人
芲田(はなだ)…? 20人
𡶒下(ほつした)…静岡県 10人
秂(いなづか)…? 10人
䋆村(かせむら)…? 10人
䋆本(かせもと)…? 10人
䋆屋(かせや)…? 10人
芲田(はなだ)…? 20人
𡶒下(ほつした)…静岡県 10人
秂(いなづか)…? 10人
䋆村(かせむら)…? 10人
䋆本(かせもと)…? 10人
䋆屋(かせや)…? 10人
2019年8月18日日曜日
樫栄に関して
「樫栄」は「かしばえ」と読みます。
https://www.facebook.com/shoko.kashibae
https://www.facebook.com/satoshi.kashibae
ウェブの「写録宝夢巣」ではヒットしませんが、facebookでは見つかります。
旧字体の「樫榮」を発見しました。
https://www.114bank.co.jp/info/2019/html/bad_conv_11.html
上記のfacebookで「樫栄」となっている方と同一人物のようです。
併記扱いですが、「樫榮」も新規のものとします。
https://www.facebook.com/shoko.kashibae
https://www.facebook.com/satoshi.kashibae
ウェブの「写録宝夢巣」ではヒットしませんが、facebookでは見つかります。
旧字体の「樫榮」を発見しました。
https://www.114bank.co.jp/info/2019/html/bad_conv_11.html
上記のfacebookで「樫栄」となっている方と同一人物のようです。
併記扱いですが、「樫榮」も新規のものとします。
2019年8月17日土曜日
八重を用いた姓に関して(続き)
ここまでに載せてきた「八重」を二文字目以降に用いた姓のうち、読み方が1種類なのは「高八重(たかはえ)」と「小椎八重(こしばえ)」のみで、後は全て「はえ(ばえ)」と「やえ」のいずれもがあるとまとめました。
残っているのは多い順に「下八重」、「上八重」、「樫八重」、「岩八重」、「椎八重」、「東八重」、「橘八重」、「南八重」の8種です。
「下八重」は「しもやえ」が多いですが、「しもはえ」も割とあります。
https://www.facebook.com/noriko.shimohae.3
「上八重」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で13件。
うち11件が鹿児島県です。
これは「かみはえ」しか見つかりませんね。
「樫八重」は全国で9件、鹿児島県で5件。
こちらは「かしやえ」しか見つかりません。
「岩八重」は全国で5件、福岡県と鹿児島県に2件ずつ。
読み方は「いわやえ」しか見つかりません。
「椎八重」は全国で6件、鹿児島県で4件。
読み方は「しいばえ」しか見つかりません。
「東八重は全国で5件、鹿児島県で4件。
読み方は「とうばえ」しか見つかりません。
https://www.facebook.com/hayato.tobae
http://toubae-cha.com/index.html
「橘八重」は全国で4件、宮崎県で2件。
読み方は「きつばえ」しか見つかりません。
最後が「南八重」。
全国で5件ですが、最多は埼玉県の3件。
(最多が鹿児島県近辺でないのは唯一かもしれません)
読み方は「みなみやえ」のみのようです。
https://www.facebook.com/minamiyae.atsushi
https://www.facebook.com/takeshi.minamiyae
残っているのは多い順に「下八重」、「上八重」、「樫八重」、「岩八重」、「椎八重」、「東八重」、「橘八重」、「南八重」の8種です。
「下八重」は「しもやえ」が多いですが、「しもはえ」も割とあります。
https://www.facebook.com/noriko.shimohae.3
「上八重」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で13件。
うち11件が鹿児島県です。
これは「かみはえ」しか見つかりませんね。
「樫八重」は全国で9件、鹿児島県で5件。
こちらは「かしやえ」しか見つかりません。
「岩八重」は全国で5件、福岡県と鹿児島県に2件ずつ。
読み方は「いわやえ」しか見つかりません。
「椎八重」は全国で6件、鹿児島県で4件。
読み方は「しいばえ」しか見つかりません。
「東八重は全国で5件、鹿児島県で4件。
読み方は「とうばえ」しか見つかりません。
https://www.facebook.com/hayato.tobae
http://toubae-cha.com/index.html
「橘八重」は全国で4件、宮崎県で2件。
読み方は「きつばえ」しか見つかりません。
最後が「南八重」。
全国で5件ですが、最多は埼玉県の3件。
(最多が鹿児島県近辺でないのは唯一かもしれません)
読み方は「みなみやえ」のみのようです。
https://www.facebook.com/minamiyae.atsushi
https://www.facebook.com/takeshi.minamiyae
2019年8月16日金曜日
八重を用いた姓に関して
「八重」は「やえ」と読みますね。
苗字の最初にきたときはまず「やえ」です。
唯一の例外が「八重尾」で「やえお」と読むことが多いのですが、「はえお」もかなり見つかります。
二文字目以降にきたときは「やえ」と「はえ」もしくは「ばえ」のどちらもがあります。
「やえ」と「はえ(ばえ)」は発音した印象がだいぶ異なる気がして分けています。
ここまででは…
高八重 「たかはえ」のみ
小椎八重 「こしばえ」のみ
猪八重 「いのはえ」か「いのやえ」(「いやえ」もある)
内八重 「うちばえ」か「うちやえ」
楠八重 「くすばえ」か「くすやえ」
小八重 「こばえ」か「こやえ」
平八重 「ひらはえ」か「ひらやえ」
松八重 「まつばえ」か「まつやえ」
内之八重 「うちのはえ」か「うちのやえ」
下松八重 「しもまつばえ」か「しもまつやえ」
がありました。
残っているのは多い順に「下八重」、「上八重」、「樫八重」、「岩八重」、「椎八重」、「東八重」、「橘八重」、「南八重」の8種です。
順に調べていきます。
苗字の最初にきたときはまず「やえ」です。
唯一の例外が「八重尾」で「やえお」と読むことが多いのですが、「はえお」もかなり見つかります。
二文字目以降にきたときは「やえ」と「はえ」もしくは「ばえ」のどちらもがあります。
「やえ」と「はえ(ばえ)」は発音した印象がだいぶ異なる気がして分けています。
ここまででは…
高八重 「たかはえ」のみ
小椎八重 「こしばえ」のみ
猪八重 「いのはえ」か「いのやえ」(「いやえ」もある)
内八重 「うちばえ」か「うちやえ」
楠八重 「くすばえ」か「くすやえ」
小八重 「こばえ」か「こやえ」
平八重 「ひらはえ」か「ひらやえ」
松八重 「まつばえ」か「まつやえ」
内之八重 「うちのはえ」か「うちのやえ」
下松八重 「しもまつばえ」か「しもまつやえ」
がありました。
残っているのは多い順に「下八重」、「上八重」、「樫八重」、「岩八重」、「椎八重」、「東八重」、「橘八重」、「南八重」の8種です。
順に調べていきます。
2019年8月15日木曜日
下曽小川に関して
「下曽小川」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で10件。
鹿児島県が最多で6件です。
旧字体を用いた「下曾小川」は全国で5件で、鹿児島県で3件です。
併せると15件。
「実在苗字(名字)辞典」で、読み方は「しもそこがわ>しもそおがわ」となっていました。
「しもそこがわ」と「しもそおがわ」は些細な読みの違いかどうかというところが問題です。
調べてみると確かに「しもそこがわ」が多いですが、「しもそおがわ」も見つかります。
https://www.facebook.com/makoto.shimosoogawa.9
漢字不詳の「shimosoogawa」さんも見つかりました。
「しもそおがわ」という読みを持つ姓は他になく、この方たちも「下曽小川」か「下曾小川」であると思います。
https://www.facebook.com/yuka.shimosoogawa
https://www.facebook.com/miho.shimosoogawa
悩ましいですね。
「小島」で「こじま」か「おじま」かだったら分けねばなりません。
五十音順で全く異なりますから。
ただ、「しもそこがわ」と「しもそおがわ」はそこまで違わないですね。
「小笠原」で「おがさわら」と「おがさはら」を区別しないのと大差がない気はします。
ただ、「原」を「わら」とするか「はら」とするかと、「小」を「こ」とするか「お」とするかはちょっと違う気がします。
「小」は「こ」も「お」もありえる読みであるのに対し、「原」一字だけなら「わら」とは読みようがないからです。
ここは迷いましたが、やはり些細な違いと考えるべきだと思います。
必要以上に読みを増やすべきではないと思うので、「しもそこがわ」で統一しようと思います。
鹿児島県が最多で6件です。
旧字体を用いた「下曾小川」は全国で5件で、鹿児島県で3件です。
併せると15件。
「実在苗字(名字)辞典」で、読み方は「しもそこがわ>しもそおがわ」となっていました。
「しもそこがわ」と「しもそおがわ」は些細な読みの違いかどうかというところが問題です。
調べてみると確かに「しもそこがわ」が多いですが、「しもそおがわ」も見つかります。
https://www.facebook.com/makoto.shimosoogawa.9
漢字不詳の「shimosoogawa」さんも見つかりました。
「しもそおがわ」という読みを持つ姓は他になく、この方たちも「下曽小川」か「下曾小川」であると思います。
https://www.facebook.com/yuka.shimosoogawa
https://www.facebook.com/miho.shimosoogawa
悩ましいですね。
「小島」で「こじま」か「おじま」かだったら分けねばなりません。
五十音順で全く異なりますから。
ただ、「しもそこがわ」と「しもそおがわ」はそこまで違わないですね。
「小笠原」で「おがさわら」と「おがさはら」を区別しないのと大差がない気はします。
ただ、「原」を「わら」とするか「はら」とするかと、「小」を「こ」とするか「お」とするかはちょっと違う気がします。
「小」は「こ」も「お」もありえる読みであるのに対し、「原」一字だけなら「わら」とは読みようがないからです。
ここは迷いましたが、やはり些細な違いと考えるべきだと思います。
必要以上に読みを増やすべきではないと思うので、「しもそこがわ」で統一しようと思います。
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