2018年4月7日土曜日

広清と廣清に関して

「広清」は「実在苗字(名字)辞典」で「ひろせ>ひろせい」となっていました。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で21件。
そのうち富山県で10件でした。

「廣清」は全国で1件のみで、富山県でした。

facebookで見ると、「hirose」ばかりですね。
それほど多い苗字でもないですし、「ひろせい」という読みがあったとしても「ひろせ」と分ける必要性は感じません。
「広清(廣清)」は「ひろせ」のみとしておきます。

2018年4月6日金曜日

萬家と万家に関して

「萬家」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で25件。
うち18件が愛媛県に集中しています。
次に多いのが山口県の3件で、後はどこも1件ずつです。

読み方は「よろずや」です。
この読みは確実にあります。
「実在苗字(名字)辞典」では、稀少な読みとして「まんか」が載っていました。
https://www.facebook.com/yasuyuki.manka

「まんか」では上記の方しか見つけられませんでした。
ただ、いかにも本名のようです。
本来の読みが「よろずや」であったとしたら「manka」とはしないでしょう。
あまりにも違いすぎるからです。
顔写真もあり、友達もしっかりとあることから、これは本名と考えるべきだと思います。

もうひとつ、「万家」です。
こちらは全国で8件。
山口県が3件で、大阪府と京都府に2件でした。
ただし、下記のように2007年版の「住所でポン!」で「万家」となっていた方が2012年版では「萬家」となっています。
https://www.jusyopon.com/index.php/15/2/306.html
https://jpon.xyz/2012/15/2/289.html?o=address&d&p=&all

もちろん下記のように「万家」としかなっていない方もいます。
https://jpon.xyz/2012/10/9/5.html?p=1

ただ、読み方が分からないんですよね。
幽霊苗字だとまでは言えませんが、はっきりと読み方が分からないまま載せるのもためらいます。
「万家」に関しては実在を確認し、読み方が確定するまでは載せないことにします。

2018年4月5日木曜日

吉薗と吉園に関して

「園」と「薗」は異体字ですが、どちらもJIS第1水準であるため分けています。

「吉薗」は「よしぞの」と読み、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で29件。
うち19件が宮崎県でした。

同じく「吉園」も「よしぞの」で、全国で12件。
宮崎県と鹿児島県が5件ずつでした。

由来はほぼ一緒なのでしょう。
しかし、探してみると「吉薗」は見つかりますが、「吉園」はなかなか見つかりません。
見つかっても、誤記であることが明らかなものばかりです。

唯一、発見したのが下記の方。
東京都在住の方です。
https://www.facebook.com/shingo.yoshizono

facebookでは必ずしも本名で載せなくても良いわけですし、他人から判別できる程度に名前を変えてあるということはありうることだなと思っています。
そうすると、この場合も普段は「吉薗」であるのにも関わらず、ここでだけ「吉園」としている可能性も否定できないのです。
だから、ひとりしか見つからない場合は悩ましいのです。

ただ、「住所でポン!」で他にも何人か見つけられますし、その方々を「薗」に変えてヒットしやすくなるということもなさそうでした。

悩ましいですが、いちおう「吉園」も実在する苗字だと考えます。

2018年4月4日水曜日

揚に関して

「揚」という一字姓に関してです。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で27件。
兵庫県が6件、東京都と香川県が5件ずつ、神奈川県が4件、大阪府が3件となっていました。
香川県以外は首都圏に多いということが分かります。
なんとなく「揚」というのは中国姓かと思っていましたが、中国で多いのは「楊」で「揚」もあるそうですが、それほど多くないそうです。

「実在苗字(名字)辞典」では「揚」は「あげ」として載っていました。
facebookでは下記の方が見つかりました。
大阪府出身となっています。
https://www.facebook.com/sayaka.age.3

「実在苗字(名字)辞典」の方に相談したところ、全件検索の結果を知らせていただきました。
「あげ」が5件で、「よう」が7件。
不明が11件だったそうです。
調べていくと、下記のページが見つかりました。
http://gos.but.jp/age.htm

ここを見る限り、香川県由来の由緒ある姓であることが分かります。
これは勉強になります。

2018年4月3日火曜日

波村に関して

「波村」は「はむら」という読みで載せていました。

もちろん「なみむら」という読みもありそうですが、自分では見つけられませんでした。
下記の方を教えてもらいました。
https://www.facebook.com/mie.namimura
http://midori-hcl.net/post-413.html

これは間違いなさそうですね。
この読みも追加しておきます。

2018年4月2日月曜日

保津に関して

「保津」は「実在苗字(名字)辞典」で「ほづ」となっていました。
岡山県に多い苗字のようです。

これ以外の読みを探してみました。
下記の方は「保津」で「たもつ」と読んでいます。
https://www.facebook.com/mihiro.tamotsu

友達欄に漢字は不明ですが、「tamotsu」という方もいるので、この方が「保津」で「たもつ」と読む可能性は高いと思います。
こちらの方は千葉県在住のようです。

これだけだと根拠が不十分ですが、下記のページを発見しました。
http://itp.ne.jp/ap/0478558123/

「たもつ内科小児科医院」で院長の名が「保津」となっています。
こちらも千葉県です。
これは良いでしょう。
「保津」で「たもつ」という読みは稀少ながら実在すると分かりました。

2018年4月1日日曜日

棒谷に関して

「棒谷」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で32件。
兵庫県が15件で、大阪府が7件でした。
つまりこの2ヶ所で7割を占めるということです。

「実在苗字(名字)辞典」で、読み方は「ぼうたに(ぼうや)」となっていました。
確かに「ぼうたに」は見つかりますが、「ぼうや」は少ないようです。

下記の方が見つかりました。
友達欄にも同姓の方がいたので間違いないと思います。
https://www.facebook.com/kimihiko.bouya

北海道の方でした。
北海道では「棒谷」は3件のみなので、ここだけならば「ぼうや」という読みは1割未満ということになります。