2016年6月14日火曜日

長牛に関して

「長牛」は青森県に最も多くみられる苗字です。
「苗字の読み方辞典」では「ながうし(なこし★・なこうし・なごし)」となっていました。

調べてみると、いずれの読みもありそうです。

下記を読むと、もともと「長牛(なごし)城」というのが秋田県鹿角市にあったようです。
http://joukan.sakura.ne.jp/joukan/akita/nagaushi/nagaushi.html

http://blogs.yahoo.co.jp/mamazo1206jp/folder/1017994.html?m=lc

おそらく「長牛」で「なごし」と読むのが難しいため、「ながうし」と読みかえたのでしょう。
「ながうし」が最多の読みであることは間違いなさそうです。



逆に、はっきりと「なこうし」と読む方は簡単に見つかります。
https://www.facebook.com/mahiro.nakoushi.3
https://www.facebook.com/profile.php?id=100005010103834

これまでの通り、「なこし」と「なごし」は濁点の有無だけなので、同じものと考えたいです。
そうすると後は、「なこし」と「なこうし」をどうするか?という問題が残ります。

はっきりとひらがなで「なこし」と名乗っている方は見つかりませんでした。

濁点のついた「なごし」は見つかります。
https://www.facebook.com/marina.yanamoto
http://www.city.kesennuma.lg.jp/www/contents/1395720322861/files/2014-03-25.pdf

「なこうし」と「なこし」は些細な違いかもしれませんが、五十音順にすると異なってきます。
悩ましいところですが、「なこし」ではなく「なごし」を採用したいと思います。

「なこうし」と「なごし」は別の読みと考えます。

「長牛」は「ながうし・(なこうし・なごし)」としておきます。

2016年6月13日月曜日

能に関して

本日は「能」という一字姓に関してです。

「苗字の読み方辞典」によると、「のう(たくみ★)」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。

一字姓ですが、見つけるのは意外に簡単でした。
「のう」も「たくみ」もどちらも見つけられました。
https://www.facebook.com/satoko.noh

https://www.facebook.com/kojun.takumi


「能」で「たくみ」と読むのは、かなり難しいですね。

「たくみ」と読む苗字は、これまでに「内匠」、「宅見」、「工」、「匠」の4つを載せていますので、5つ目ということになります。
最多が「内匠」なのですが、これも知らないとちょっと読めないのかなと思います。

「宮廷の工匠」という概念を知らないと厳しいですね。
http://dictionary.goo.ne.jp/jn/135963/meaning/m0u/

それらにも増して、「能」で「たくみ」は読めそうもありません。

2016年6月12日日曜日

花に関して

本日は「花」という一文字姓です。

北海道と石川県に多いようです。
ありふれた名詞なので、ウェブでは探しにくいです。

本名だと思える方を見つけたので、備忘録がわりに残しておきます。
https://www.facebook.com/takeshi.hana.16
https://www.facebook.com/nariomi.hana

どちらも別の地域の方のようですが、実在は間違いないでしょう。

2016年6月11日土曜日

新良に関して

「新良」は「苗字の読み方辞典」で「にいら>あら・しんら・にら」となっていました。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で67件となっていました。
この数で、これだけ読み方が分かれているというのは驚きです。

三重県と、隣接する愛知県に最も集中していますが、その他に埼玉県と沖縄県にも集中があります。
それぞれバラバラの場所なので、読み方も分かれてしまったのでしょう。

要するに「新良」という苗字が多様な読みを持っているのは、平易な読みに変化したのではなく、元から異なっていると考えるべきなのでしょう。

この中では「あら」は沖縄県に多い読みだと分かりましたが、他は分かりませんでした。
おそらく「にいら」は三重県付近だと思いますが…

全ての読みの実在が確認できましたが、「にら」には注意が必要です。

これまでの経験で、「にいら」と読む場合でもアルファベットで「i」を重ねず、「Nira」と名乗っている方もいるようだと分かってきたので、ひらがなでなければ納得しかねるところなのです。

https://www.naro.affrc.go.jp/brain/mail_maga/2014/052976.html
https://blogs.oracle.com/NiraSCM/entry/scm

上記のようにひらがなでも見つかりました。

「にら」と「にいら」は発音した印象が異なりますし、「にら」という読みも決して稀というわけではないようなので、「にいら」と「にら」も分けておきます。

2016年6月10日金曜日

造田に関して

「造田」は「ぞうだ」という読みだけで載せていました。

ところが、「苗字の読み方辞典」の更新情報に「つくりだ」という読みが載っていました。

facebookで調べたところ、下記の方だけがヒットしました。
https://www.facebook.com/koji.tsukurida

本名のようですが、ひとりだけだと心もとないです。

同じ方が某大学の野球部員として紹介されていました。
読み方もひらがなで「つくりだ」となっていました。

大学生なので、卒業すると、そのページから消えてしまうわけですし、無断転載を禁じると書いてあったので、あったという事実だけを残しておきます。

ひとりだけですが、やはり本名であり、読み方も間違いなさそうです。

「造田」は「ぞうだ・(つくりだ)」としておきます。

2016年6月9日木曜日

猿川に関して

「苗字の読み方辞典」の更新情報からです。

「猿川」は「さるかわ」という読みで載せていました。
当然のようですね。

これ以外の読みがあるとは考えにくいですが…

「おがわ」という読みが載っており、実在も確認できました。
http://snanbu.3zoku.com/sn27-na56.html

facebookでも何人か発見したので、確かだと考えます。


2016年6月8日水曜日

主代に関して

「主代」は「苗字の読み方辞典」で「ぬしろ★」となっていました。
「★」は難読を表すマークですが、確かに知らないと読めそうもありません。

群馬県前橋市に集中している苗字のようです。

他に読み方がないかと探したところ、「しゅだい」という読みが見つかりました。
https://www.facebook.com/yoshihiko.shudai
https://www.facebook.com/profile.php?id=100008294855338

こちらの方が素直な読みですが、どこかで読みかえたんでしょうね。
新規の読みです。