2013年7月29日月曜日

陦と涛と鋳と梼に関して

実際に旧字体と新字体を併せてひとつと数えようという試みを、いよいよ始めます。

まずは、あまり苗字としてあまり用いられない漢字で、新字体と旧字体の関係がわかりやすいものから。
「陦」、「涛」、「鋳」、「梼」からです。
これらの旧字体は、それぞれ「隯」、「濤」、「鑄」、「檮」です。
右側の「寿」が「壽」に置き換わっただけですね。
「寿」自体は数が多いのではないのかと考え、まだ調べていません。


それぞれ「しま」、「なみ orと or とう」、「い」、「ゆす or かす or うつ」と読みます。
あまり使われているのを見たことがない漢字ばかりですが、全て合わせると20種類くらいの苗字数になり、やはり苗字というのはバリエーションが豊富だなあと思いました。


ちなみに「あ行」の苗字だけに限っても10万人以上がいると考えられるものは55種類ありました。
1万人以上だと384種類でした。
1万人も同姓がいる苗字というと、すごくポピュラーな感じですが、全く聞いたこともない苗字がかなりあります。もちろん、それ以下だと更に稀な苗字といった印象です。

「苗字の百貨店」では「写録宝夢巣 ver.8」に載っていた件数を4.7倍し、四捨五入して上2桁までの概数で表示していました。
これを全て合計すると1億2900万人になりました。
まあ、そうなるように4.7という数字を出しているので当然でしょうが。

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