2019年12月31日火曜日

樸原に関して

「樸」という漢字を用いている唯一の苗字です。
「樸」はJIS第2水準で、wiktionaryでは「朴」の異体字となっています。

「朴」を用いた苗字はいくつもありますし、「朴原」という苗字もあるのですが、これはどうでしょう?

「樸原」を「朴原」に併記するべきかどうか?

まず「樸原」に関して調べます。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国に三重県で2件のみ。

下記の方を発見しました。
「樸原」で「しげはら」と読んでいます。
愛知県名古屋市の方のようです。
https://www.facebook.com/yoshie.shigehara
https://www.asahiculture.jp/course/nagoya/f2b038fd-ceaa-809f-5ffb-5d2dab6a937f

「樸原」で「ぼくはら」と読んでいます。

おそらく同一人物でしょう。

発見できたのはこのふたりだけですが、どちらも本名だと思います。
つまり全国で2件ですが、読みとしてはふたつに分かれているということです。
特に「しげはら」はなぜこのような読みなのか不思議ですね。
「樸」という漢字を用いた苗字が他になく、「しげ」という読みが出てきいますし、現時点では「朴」とは別字ということにしておこうかなと思います。

2019年12月30日月曜日

永上に関して

「永上」は、「実在苗字(名字)辞典」で「ながうえ・えいがみ>えがみ・ながかみ(なががみ)」となっていました。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国に14件。
福井県が最多で4件。
東京都と鹿児島県に3件ずつ。
千葉県に2件でした。

割とバラバラですね。

調べるにあたりいくつか問題があります。
「えいがみ」と「えがみ」は些細な違いか?ということです。
これはケースバイケースです。
数があれば分けるべきだし、あまりにも少なければわざわざ分けなくても良いかなと思います。
後、「えいがみ」はアルファベットで「eigami」とすべきかなとは思いますが、ひとによっては「egami」としている場合があるのです。
「えいがみ」を「えーがみ」と考えているのかなと思いますが…

濁点の有無は気にしていないことにしていますが、検索するときは両方をします。
ですので、「えいがみ」や「えがみ」だけでなく、「えいかみ」や「えかみ」もチェックする必要があるのです。

要するに全国で14件しかない苗字ですが、調べだすと大変だということです。

北海道在住の「ながかみ」さん。
https://www.facebook.com/nagakami.kazuhiro
https://www.facebook.com/syoutaro.nagakami

居住地不明の「ながかみ」さん。
https://www.facebook.com/akira.nagakami

九州地方在住の「ながうえ」さん。
https://www.facebook.com/hayato948
https://fintec.jp/staff/%E6%B0%B8%E4%B8%8A%E3%80%80%E7%BE%A9%E4%BC%B8

おそらく大阪府在住の「ながうえ」さん。
https://kitaguchi-seiki.co.jp/staff/

東京都在住の「えがみ」さん。
https://www.facebook.com/egamihiroyuki
https://hotcocoa.biz/company/
https://www.facebook.com/nagakami.kazuhiro

読み方不詳の方を除くと、以上だと思います。

「えいがみ」という読みは見つかりませんでした。
「えがみ」と読むひともひとりだけです。

電話帳で全件検索すれば、もう少し違った結論が出るのかもしれませんが、ウェブ上で調べた印象では「ながかみ」と「ながうえ」は同数くらいで、「えがみ」は少ないかなと思いました。

2019年12月29日日曜日

鹿浦と嘉野浦に関して

「鹿浦」は「実在苗字(名字)辞典」では「しかうら>かのうら」となっていました。

facebookで見ると「しかうら」ばかりで、「かのうら」は下記の方のみでした。
https://www.facebook.com/kanoura.noriyuki

本名だとは思うのですが、他に見つからないのです。

「かのうら」と読む苗字は他に「嘉野浦」がありました。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国に3件です。

下記の方を発見しました。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100032535001486
http://www.ja-hondoituwa.or.jp/upload/asatsuyu/6qmyp4bAEfnEDZaVInwdOHY4dCsVQy.pdf

こちらも実在は確かでしょうね。
ただ、読み方が「かのうら」で良いか確証が持てません。

2019年12月28日土曜日

新角に関して

「新角」は「実在苗字(名字)辞典」では「しんかど>しんかく」となっていました。

facebookで見ると「しんかど」ばかりでした。
「しんかく」と読んでいたのは下記の方のみ。
本名で間違いなさそうです。
https://www.facebook.com/tomoko.shinkaku

もうひとり下記の方も「しんかく」だと思いますが劇団員のようで、本名と考えて良いのか悩みます。
http://tsuchikure.net/member/shinkaku.htm

実在はすると思うのですが、「しんかく」という読みはもう少し証拠を集めたいところです。
保留します。

2019年12月27日金曜日

耕に関して

「耕」という一字姓に関してです。

「実在苗字(名字)辞典」では「こう>たがやす(たがやし)」となっていました。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で23件。
大阪府が最多で9件。
熊本県が4件で東京都が3件でした。
熊本県は鹿本郡植木町というところに4件でした。

「こう」と読む方は下記など。
ともに大阪府でした。
https://www.facebook.com/zenichiro.ko
https://www.facebook.com/yasuyuki.ko

「たがやす」は下記の方など。
熊本県と愛知県のようです。
https://www.facebook.com/rumina.tagayasu
https://www.facebook.com/keita.tagayasu

下記の方は漢字不詳ですが、おそらく愛知県出身の「たがやす」さんです。
「たがやす」と読む苗字は他にないので、この方も漢字で書くと「耕」だと思います。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004192392273

「たがやし」さんもいました。
http://signo-tokyo.co.jp/artists/mariko-tagayashi/
https://www.facebook.com/tomoyuki.tagayashi

割合は不明ですね。
大阪府の9件が「こう」で、鹿児島県の4件が「たがやす」なのでしょうか?
「たがやす」が他の場所で「たがやし」に読みかえたのでしょうか?
全体が少ないので「たがやし」が1割未満かどうかは分かりません。

2019年12月26日木曜日

舘本と館本に関して

もうだいぶ苗字を調べているので、「舘」と「館」という漢字に関しても何度か話題にしてきました。
この漢字を用いた苗字は東北地方に多いです。

「舘本」と「館本」も岩手県に多いのです。

厳密にいうと、「館本」が全国に14件で、岩手県に8件。
「舘本」は全国に21件ですが、岩手県は5件で愛知県に6件でした。

facebookで調べてみました。

「舘本」→「たてもと」
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004556383507
https://www.facebook.com/ryuji.tatemoto
https://www.facebook.com/sou.tatemoto
https://www.facebook.com/tatemoto.atsushi
https://www.facebook.com/julie.tatemoto
https://www.facebook.com/shinichi.tatemoto
https://www.facebook.com/profile.php?id=100006484416514
https://www.facebook.com/mizue.tatemoto

「舘本」→「たちもと」
https://www.facebook.com/profile.php?id=100006546876845
https://www.facebook.com/profile.php?id=100007006816791

きりがないので、読み方が判明している方だけ抜粋しましたが、「舘本」ばかりで「館本」が見つからないんですよ。
「平成名前辞典」や「住所でポン!」ではヒットするので、いないはずはないんですけど。
「館本」は確実なのが見つからず。
読み方も不明です。
保留します。

2019年12月25日水曜日

蛇草と蛇艸に関して、幽霊苗字かも?

「蛇草」という苗字があります。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で大阪府のみに22件です。
20件超なのにひとつの都道府県に集中しているというのは珍しいですね。
初めてかもしれません。

読み方は「はぐさ」です。
難読ですね。

よく似た苗字に「蛇艸」があります。
「実在苗字(名字)辞典」には載っているのですが、ウェブの「写録宝夢巣」には載っていません。
「住所でポン!」では2000年版のみでした。
「平成名前辞典」でも載っていませんでした。
facebookでもヒットしませんでした。

実在していたかもしれませんが、現存するかどうかは分かりません。
幽霊苗字の可能性はあると思います。

読み方も不明なので載せないことにします。

2019年12月24日火曜日

時耕に関して

「時耕」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で15件。
香川県に7件、岡山県に5件、千葉県に3件。
「写録宝夢巣」では、その3ヶ所だけです。

「実在苗字(名字)辞典」では「ときこう>じこう・とっこう」となっていました。

「じこう」さんです。
愛知県と和歌山県の方のようです。
https://www.kokuchpro.com/event/4db5dec9f395af9fab1af8bd6a234ec8/
https://www.pref.wakayama.lg.jp/kyouiku/hoken_sports/sports/wakayama2015/taikai-result/04_table_tennis/w_ippan.html

「とっこう」さんです。
香川県の方のようです。
https://www.facebook.com/hideki.tokko
https://www.ultratrailmtfuji.com/wp-content/uploads/2016/08/utmf_men.pdf

「ときこう」さんです。
東京都の方です。
友達欄に血縁者と考えられる「ときこう」さんがいます。
https://www.facebook.com/kana.tokikou

香川県の「ときこう」さんです。
https://www.facebook.com/miyu.tokiko

大阪府の「ときこう」さんです。
http://kuhrft.com/pg301.html

悩ましいです。
「ときこう」が多いなという印象ですが、「じこう」と「とっこう」もありそうです。
ただ、「とっこう」はひとりしか見つかりませんでした。
それであれば「ときこう」と「とっこう」は分けるほどの違いでもないのかなと思います。

2019年12月23日月曜日

冨益に関して

「冨益」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で福岡県に2件だけです。
そのうちの1件は下記のように”冨益”造園を経営していました。

http://www.city.kurume.fukuoka.jp/1070sangyou/2010nyuusatsu/3010sankashikaku/files/20160104itaku-shinai.pdf
https://www.mapion.co.jp/phonebook/M26012/40203/24030714093/

読み方も「とみます」で良いようです。
他に読み方もないでしょう。

ただgoogleのストリートビューでは現存するのかはっきりしませんでした。

「平成名前辞典」でもヒットしませんし、facebookでもダメでした。
全国で2件なので仕方がないかもしれませんが…

2012年の「住所でポン!」では見つかるのですが、それ以外の情報がないと困りますね。
せめてもうひとりくらい発見してからでないと載せにくいです。

「富益」はありませんでした。

2019年12月22日日曜日

冨舛と富舛に関して

「冨舛」と「富舛」はいずれも、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で4件ずつでした。
「冨舛」は北海道に3件と高知県に1件。
「富舛」は青森県に2件と北海道に1件。後1件は滋賀県でした。

「冨」と「富」はよく似た異体字ですが、ともにJIS第1水準であり分けています。

facebookでは下記の方のみ。
「冨舛」さんです。
北海道札幌市在住です。
https://www.facebook.com/miki.tomimasu

同一人物だと思いますが、下記では「富舛」となっています。
誤記でしょうね。
https://www.jalan.net/yad338250/blog/entry0001563611.html

こちらも北海道の「冨舛」さん。
https://www.rcc.ricoh-japan.co.jp/event/seminar/19S156.html

高知県の「冨舛」さん。
http://npo-kochi.sports.coocan.jp/taikaikekka/15/04carnival/rel095.html

こちらも北海道の「冨舛」さん。
http://ktmms.s17.xrea.com/

対して「富舛」の方は確実だ!と思えるのが見つからなかったんですね。
「富舛」は保留しかないなと思います。

2019年12月20日金曜日

帳に関して

本日は一字姓である「帳」です。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で17件。
うち宮崎県で12件です。

読み方としては「とばり」と「ちょう」があるようです。

「とばり」は下記の方。
https://www.facebook.com/keisuke.tobari
https://www.facebook.com/tobari.maiko.9
https://www.facebook.com/profile.php?id=100006253365598
https://www.facebook.com/profile.php?id=100006004028683

下記は京都府の「とばり」さん。
https://beauty.hotpepper.jp/slnH000285839/stylist/T000524086/

「ちょう」は下記の方。
こちらも宮崎県在住となっています。
https://www.facebook.com/yoshihisa.cho

「帳」で「ちょう」は普通には探せないですね。
「帳」一字だと「とばり」ばかりがヒットします。

上の「帳(ちょう)」さんは本名だと思いますが、ひとりだけでfacebookのみだと確定としづらいです。
後、facebookで調べた印象では「とばり」が多いこと、宮崎県に集中していることを考慮すると、まずは「とばり」という読みだけで載せておこうかなと思います。
「ちょう」は実在が確実だと思えたら追加します。

上堂に関して

「上堂」は、「実在苗字(名字)辞典」で「うえどう(大阪)>じょうどう(愛媛)」となっていました。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で25件。
大阪府に13件で愛媛県に7件でした。
他は広島県と宮崎県に2件ずつ。
かなり集中していますね。

facebookでは「うえどう」ばかりで、なかなか「じょうどう」が見つかりませんでした。
「じょうどう」で見つけたのは下記の方。
https://research-er.jp/researchers/view/186751

確かに愛媛県の方のようです。
割合はよく分かりませんが、「実在苗字(名字)辞典」にならっておきます。

2019年12月19日木曜日

達下に関して

「達下」は難読ではないかなと思いました。

「たてした」と読みます。
facebookではほとんどが「たてした」でした。
facebookではありませんが、具体例として下記の方を。
https://go2senkyo.com/seijika/25413

「たつした」ではないんですね。

普通に読んだときの「たつした」はあまり見つかりませんでしたが、下記の方など。
「たてした」からの置きかえなのでしょう。
https://www.yamada-denki.jp/information/pdf/071213.pdf

2019年12月18日水曜日

田結庄に関して

「田結庄」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で22件。
兵庫県で15件です。

かなりの難読姓だと思います。
「たいのしょう」と読みます。
こちらに由来が書いてあります。
https://myoji-yurai.net/searchResult.htm?myojiKanji=%E7%94%B0%E7%B5%90%E5%BA%84

facebookでも「たいのしょう」ばかりがヒットします。

「実在苗字(名字)辞典」では「たいのしょう★>たゆいしょう(さいのしょう)」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。

「さいのしょう」は見つかりませんでした。
「たゆいしょう」は下記の方のみ。
https://www.facebook.com/n.tayuisho

検索すると全てのページで「たゆいしょう」となっていましたので確かだと思います。
もちろん「たいのしょう」が難読なので置きかえたのでしょうが、割合としてはかなり少ないのではないでしょうか?
稀少な読みだと思います。

2019年12月17日火曜日

堂籠と堂篭に関して

「篭」と「籠」はいつも悩むところなんですね。

「竜」と「龍」は新字体と旧字体の関係にありますが、分けています。

「滝」と「瀧」は分けていません。
「篭」と「籠」も分けていません。

ミュージシャンの「大瀧詠一」を調べてみました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E7%80%A7%E8%A9%A0%E4%B8%80
例えば、amazon.co.jpで「大瀧詠一」名義のものを検索すると、「大瀧」と「大滝」が混在していることが分かります。
本名は「大瀧」なのでそちらに統一したかったけれど、デビュー時は「大滝」としか表記できなかったということでしょうか?
私は「滝」と「瀧」であればそれほど違和感なく脳内で変換できます。

しかし、「竜」と「龍」と同じように「篭」と「籠」も違和感があるんですね。
ただ、分けねばならぬ決定的な根拠もないので、そのままにしています。

「堂籠」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で21件。
宮崎県+鹿児島県で11+4=15件でした。

対して「堂篭」は全国で2件。
新潟県と京都府に1件ずつです。

「平成名前辞典」では「堂篭」という苗字でも載っていました。
おそらく恒常的に「堂篭」と名乗っている方がいるということです。
「堂篭」が全くなければ検討しようかと思っていましたが、実在しそうだということを考えるとこのままで良いのかなと思います。

2019年12月16日月曜日

大黒屋に関して

「大黒屋」は三文字姓ではありますが、店名のようでもあり少し探しにくかったです。

「実在苗字(名字)辞典」では「だいこくや(おおぐろや)」となっていました。

「だいこくや」は下記の方など。
https://www.facebook.com/futoshi.daikokuya
https://www.facebook.com/chiharu.daikokuya
https://www.facebook.com/manabu.daikokuya

「おおぐろや」は下記の方など。
https://www.facebook.com/hiromasa.oguroya
https://www.facebook.com/takatoshi.ooguroya

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で21件ですが、長崎県と秋田県がそれぞれ4件と3件。
割と散在しています。
いずれの読みも確認できたのですが、割合までは判断できませんでした。
「おおぐろや」もそこそこあるのではないかという印象でした。

2019年12月15日日曜日

年藤に関して

「年藤」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で21件。
北海道で11件、広島県+山口県に6+2=8件です。

「実在苗字(名字)辞典」で読み方は「としとう(ねんどう・としふじ)」となっていました。

実際に調べてみました。
https://www.facebook.com/maho.kawabe
https://www.facebook.com/takeshi.toshito
https://www.facebook.com/shin.toshitou
https://www.facebook.com/michiko.toshitou
https://www.facebook.com/kazuki.toshitou
https://www.facebook.com/kazuma.toshito
https://www.facebook.com/shinobu.toshito
https://www.facebook.com/shunichi.toshitou

北海道も広島県も「としとう」ばかりです。

下記の方は岐阜県の「ねんどう」さんです。
https://www.facebook.com/mei.nendo

下記は愛知県の「ねんどう」さん。
https://misteroma.com/roma/ryosuke-n

下記は山口県在住の「としふじ」さん。
https://www.facebook.com/miyono.toshifuji

下記は別の「としふじ」さん。
いずれも実在は確かそうですね。
「としとう」が大半だと思います。
これだけ稀少な苗字でも読み方が3種もあるというのは驚きです。

2019年12月14日土曜日

沼谷に関して

「沼谷」は、「実在苗字(名字)辞典」では「ぬまたに>ぬまや」となっていました。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で21件。
和歌山県に9件で、大阪府に8件でした。

まずは「ぬまたに」さんです。
https://www.facebook.com/mumu.numatani.7
https://www.facebook.com/yukiyoshi.numatani
https://www.facebook.com/tomoe.numatani

下記は漢字不詳の「ぬまたに」さんですが、「ぬまたに」と読む苗字は他にないので、これも「沼谷」さんなのでしょう。
https://www.facebook.com/ikuko.numatani

続いて「ぬまや」さんです。
秋田県の議員だそうです。
http://www.numaya-jun.jp/
https://www.facebook.com/profile.php?id=100002111111547

この方の友達欄に漢字不詳の「numaya」さんがいました。
https://www.facebook.com/mayumi.numaya

「写録宝夢巣」では秋田県に「沼谷」さんは1件のみです。

「ぬまや」という読みを持つ苗字は他に「沼屋」がありますが、こちらは秋田県でゼロのようです。

以上から「沼谷」は「ぬまたに」と「ぬまや」の両方の読みがあることが分かりました。
ただし、「ぬまや」は稀少な読みだと思います。

2019年12月13日金曜日

棚嵜に関して

「棚嵜」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で大阪府に1件のみ。

facebookでは下記の方を発見しました。
現在の苗字が「棚嵜」なのか「柴田」なのかはっきりしません。
おそらく旧姓が「棚嵜」なんだと思いますが…
https://www.facebook.com/yukie.shibata.7

「住所でポン!」では2007年版までで、2012年版には載っていません。

今までであれば、これでギブアップしていました。
ですが、「平成名前辞典」では1993年生まれの「棚嵜」さんが載っていました。

全国で1件なので、これが限界なのかなと思います。
読み方は「たなさき」以外にないでしょうから、これで載せようと思います。

2019年12月12日木曜日

泰平に関して

ファーストネームとしてもありうる「泰平」です。
読み方も「たいへい」です。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で20件。
鹿児島県が最多で6件。

下記の方を発見しました。
友達欄に「taihei」さんがいたので大丈夫だと思います。
https://www.facebook.com/papi.shoko.t

2019年12月11日水曜日

下夷に関して

「下夷」は「実在苗字(名字)辞典」で「しもえびす(したえびす)」となっていました。

調べてみると確かに「しもえびす」ばかりでした。

「したえびす」は下記の方など。
https://www.facebook.com/kazuya.shitaebesu
https://www.facebook.com/shingo.shitaebisu

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で24件。
鹿児島県で17件、兵庫県で4件でした。

「したえびす」という読みがあることは確かです。
1割あるかどうかは悩ましいところです。

「実在苗字(名字)辞典」にならって、1割未満としておきます。

2019年12月10日火曜日

正内に関して

「正内」は「実在苗字(名字)辞典」では「しょうない(まさうち)」となっていました。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で20件。
福岡県+山口県で5+4=9件、大阪府+兵庫県で4+4=8件でした。

「しょうない」さんから。
https://www.facebook.com/satomi.shonai.1
https://www.facebook.com/miyako.shonai
https://www.facebook.com/nekoyasuko
https://www.facebook.com/toshio.shounai
https://www.facebook.com/mayuko.syounai


次に「まさうち」さん。
https://www.facebook.com/hideo.masauchi
https://www.facebook.com/HidenoriMasauchi
https://www.facebook.com/takeshi.masauchi
https://www.facebook.com/profile.php?id=100007501593315

兵庫県近隣は「しょうない」が多く、福岡県近隣は「まさうち」が多いようでした。
「しょうない」は福岡県でもいました。
少なくとも「まさうち」は1割未満ではないでしょうね。
割合は半々に近いのかなと思いました。

2019年12月9日月曜日

龍巳などに関して、幽霊苗字かも?

「龍巳」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で2件。
愛知県と大阪府に1件ずつです。

「龍己」と「龍已」はいずれもヒットしませんでした。

「実在苗字(名字)辞典」では「龍己」はないものの「龍已」はあることになっていました。
しかし、「住所でポン!」を2000年版までさかのぼりましたがヒットしませんでした。
「龍已」は幽霊苗字ではないでしょうか?

そうすると検討すべきは「龍巳」です。
愛知県と大阪府の「龍巳」さんをフルネーム検索しましたが、それ以上の情報は得られませんでした。
前回同様、「竜己」、「竜巳」、「竜已」、「龍己」、「龍已」にも置きかえて検索しましたがヒットしませんでした。

「龍巳」は実在するかもしれませんが、これ以上のヒントなし。
「住所でポン!」以外に情報がありません。
読み方も不明ですし、載せるのはためらいます。

ちなみにその住所をgoogleのストリートビューでも見てみました。
たぶんどちらも今は誰も住んでいないですね。
大阪府の方はつぶれた印刷会社、愛知県の方は資材置場のように見えます。

こちらも幽霊苗字ではないかと思います。

2019年12月8日日曜日

竜己と竜巳に関して、幽霊苗字かも?

本日は「竜己」や「竜巳」という苗字について検討してみたいと思います。
いずれもファーストネームとしてもありえるもので、なかなか探しにくいです。

ウェブの「写録宝夢巣」ではいずれも全国で奈良県大和郡山市に1件ずつでした。

「竜已」はありませんでした。

ただし2012年版の「住所でポン!」では「竜己」のみで「竜巳」はヒットしませんでした。
2007年版では両方がヒットします。
これはウェブの「写録宝夢巣」が2007年と2012年の間の電話帳データを用いているからでしょう。
https://jpon.xyz/index.php?q=%E7%AB%9C%E5%B7%B1&path=2012%2F11
https://jpon.xyz/index.php?q=%E7%AB%9C%E5%B7%B1&path=2007%2F11

まず、以上から分かることです。
全国でそれぞれ1件ずつしかないのに、どちらもが同じ奈良県大和郡山市にあるのです。
普通に考えれば同一家系であり、同じ苗字なのだと思います。
どちらかが間違っているのだと思います。
そういう目で探してみましたが、どちらも見つかりませんでした。
フルネーム検索でも全くヒットしませんでした。
「竜己」と「竜巳」だけでなく、「竜已」、「龍己」、「龍巳」、「龍已」に置きかえて検索しましたがヒットしませんでした。
幽霊苗字の可能性があるのではないかと思います。

2019年12月7日土曜日

三ヶ木に関して(訂正)

以前に「三ヶ木」が見つからないと書きましたが、「平成名前辞典」で確認したところヒットしました。
その方をフルネーム検索したところ、やはりヒットしました。
http://www.torideshoyo-h.ibk.ed.jp/?action=common_download_main&upload_id=360

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で4件。
埼玉県などの関東地方に集中していますが、上で見つかった方は茨城県です。
まあ確かかなと思います。
読み方は「みかぎ」以外にないだろうと思いますし、これも追加します。

2019年12月6日金曜日

已上に関して、幽霊苗字かも?

「巳上」と「己上」はそれぞれ全国に6件と3件。
いずれもfacebookで確認できます。

それでは「已上」はどうでしょう?
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で北海道に1件のみです。
2012年版の「住所でポン!」では北海道旭川市で確認できます。
https://jpon.xyz/index.php?q=%E5%B7%B2%E4%B8%8A&path=2012

フルネーム検索したところ下記がヒットしました。
2012年11月の「JAあさひかわ」という広報誌ですね。
http://www.ja-asahikawa.or.jp/koho/H24/65.pdf

「おくやみ」欄に「巳上」で出ていました。
「巳上」と「己上」と「已上」を全て足しても全国に10件しかない苗字ですし、ファーストネームもそれほどありふれたものとは思えません。
地域も一致するし、同一人物だと断定して良いでしょう。

すると紙の電話帳に載っていた「已上」さんは、本当は「巳上」だったのかもしれません。
そうではなくて本当に「已上」なのかもしれませんが、名乗っている方が故人になっていることが確実なので、他にいなければ幽霊苗字と考えて良いでしょう。

2019年12月5日木曜日

皆已に関して

「皆巳」と「皆己」はそれぞれ全国に21件と4件。
いずれもfacebookで複数人が確認できます。
読み方は「みなみ」です。

では「皆已」はいるのか?
2012年版の「住所でポン!」では確認できます。
https://jpon.xyz/m/2012/%E7%9A%86%E5%B7%B3/%E5%A5%88%E8%89%AF%E7%9C%8C

その方をフルネーム検索すると下記のページがヒットします。
こちらも2012年のものなので、やや古いですが。
https://www.town.takatori.nara.jp/cmsfiles/contents/0000000/400/h24.12.pdf

わざわざ、このように書いてあるということは普段からこのように名乗っていると考えて間違いないと思います。
「已」という漢字は誤って変換してしまって出てくるものとは異なるからです。

他にいるかどうかは分かりませんね。
「巳」に併記という扱いで載せます。
「已」を用いた苗字としては「辰已」に次いで2種目になります。

2019年12月4日水曜日

已亦に関して、幽霊苗字かも?

「巳亦」と「己亦」とはそれぞれ全国に22件と3件。
いずれも書くにがとれます。
読み方は「みまた」です。

下記は稀少な方の「己亦」さん。
https://www.facebook.com/shunsuke.mimata

「巳亦」の方はもっと簡単に見つかるので割愛します。

これらに加えて、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で1件だけ「已亦」もあるとなっていました。
北海道札幌市豊平区です。
2007年版の「住所でポン!」でも確認ができます。
https://jpon.xyz/2007/5/97/50.html?p=3

同じ方が2012年版では「巳亦」になっています。
https://jpon.xyz/index.php?q=%E5%B7%B3%E4%BA%A6&path=2012

おそらく、下記の方でしょう。
https://utsuwa-shoken.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=2054253&csid=1

つまり紙の電話帳でも「已亦」が「巳亦」に修正されているのです。
これは併記する必要もなく、完全に幽霊苗字でしょう。

2019年12月3日火曜日

辰已などに関して(訂正)(続き)

「已」を用いた苗字には「辰已」、「龍已」、「已上」、「已亦」、「皆已」があります。
最も実在が確かなのは「辰已」です。
https://www.tatsumi.co.jp/
https://www.facebook.com/yuichi.tatsumi.98

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で28件。
奈良県が最多で6件。
その近隣に多いようです。
でもって、「辰巳」も「辰己」も集中している地域はそのあたりなんですね。
当然でしょうが由来は一緒でしょう。

それ以外のものでいうと、「龍已」はヒットなし。
「已上」、「已亦」、「皆已」は全て全国で1件のみでした。

ちなみにいうと「龍己」もゼロで、「龍巳」が全国に2件でした。
「龍」を「竜」に変えた「竜已」はゼロ。
「竜己」と「竜巳」は全国に1件ずつでした。

「己上」と「巳上」はそれぞれ全国に3件と6件。
「己亦」と「巳亦」はそれぞれ全国に3件と22件。
「皆己」と「皆巳」はそれぞれ全国に4件と21件。

「平成名前辞典」では「辰已」で「已」を用いた苗字はヒットしませんでした。
やっぱり幽霊苗字の可能性が大きいんじゃないでしょうか?
もしくは戸籍上では「已」であっても日常では「己」もしくは「巳」としているとか。

「辰已」だけは確かに名乗っている方が見つかるのですが、冷静に考えると分けるほどではないのかなと思います。
特例として「辰已」は「辰己」に併記とします。
他の「已」を用いた苗字は実在の有無から再検討です。

2019年12月2日月曜日

辰已などに関して(訂正)

異体字の定義を決めていた頃、まずはwiktionaryなどを参考にしていました。
新旧字体表を参考にしながら漢字を整理し、当てはまらないものはそのつど判断していました。
https://ja.wiktionary.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8

「巳と己と已に関して」というテーマでも記載しています。
http://new5g00.blogspot.com/2013/09/blog-post.html

「巳」と「己」と「已」はよく似ていますが、字源が異なるので別字であると判断したのです。
「巳」と「己」は全く別ですからね。
間違えてはいけません。
でも「已」はどうでしょうか?

パッと見は全く区別できませんね。
手書きだったら無理ではないでしょうか?
「己」と「已」はいずれも3画で筆順も一緒なので、上がちょっと出るかどうかの違いです。
「巳」ははっきりと上にくっつけないとダメでしょうが。

似たようなものとして「采」と「釆」があります。
「采」は「采配(さいはい)」の「采」ですね。
「釆」は全く別の語源をもつ漢字です。
ただし、苗字や地名で出てくる場合、区別されていない印象でした。
「采女(うねめ)」と「釆女(うねめ)」がありました。

後は「夕方(ゆうがた)」の「夕」と、カタカナの「タ」。
漢字とカタカナなので全く別なのですが、どちらもありえます。
「采」と「釆」、「夕」と「タ」は異体字でもなんでもないのですが、実際には分けられていないようだったのでまとめることにしました。
そう考えると「已」も再検討が必要かなと思いました。

「実在苗字(名字)辞典」では「辰已」、「龍已」、「已上」、「已亦」、「皆已」が載っていました。
順にみていきましょう。
長くなりましたので続きは次回。

2019年12月1日日曜日

津久井山に関して(訂正)

以前に四文字姓である「津久井山」が見つからないと書きました。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で東京都に1件のみとなっていました。

「平成名前辞典」で改めて調べたところヒットしました。
読み方は「つくいやま」しかないでしょう。

この苗字を追加します。

今のところ、「平成名前辞典」で見つけたものに関しては、
・超稀少姓
・読み方に紛れがない
・誤記の可能性がほぼない
であれば信用して載せようと思います。

2019年11月30日土曜日

鶴之薗に関して、幽霊苗字かも?

「鶴之園」という苗字はあります。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で25件。
鹿児島県で17件です。

似た苗字で「鶴之薗」も全国で1件だけヒットしました。
2012年版の「住所でポン!」でも見つかります。
こちらも鹿児島県でした。

それ以外は全くヒットしません。

「平成名前辞典」でもヒットしませんでした。
ちょっと怪しいなと思います。
「鶴之園」の集中する鹿児島県で1件だけの「鶴之薗」です。
2012年版の「住所でポン!」では女性名で1件だけ載っています。
それだけです。

誤記かもしくは現在は名乗っている方がいないかのどちらかではないでしょうか?
(2012年というのは最近ではないと思います。8年前ですから)

幽霊苗字ではないかと思います。

2019年11月29日金曜日

泉鍛治と礒木に関して(訂正)

「泉鍛治」と「礒木」に関して、以前に実在が確認できないと書きましたが、「平成名前辞典」では1件ずつヒットしました。
ウェブの「写録宝夢巣」ではいずれも全国に1件しかない苗字です。
「泉鍛冶」という苗字はないので、誤記でもないでしょう。
「磯木」という苗字はありますが、さすがにわざわざ「礒」と誤ったりはしないでしょう。
読み方は「いずみかじ」と「いそき」で良いと思います。
(「礒木」は「いそぎ」の可能性もありますが)
このふたつを追加します。

他、幽霊苗字と断定できたのがいくつもありました。
「一の瀬」と「五十州」もヒットしたのですが、こちらは誤記の可能性を否定したいので保留します。

2019年11月28日木曜日

預りと阿津磨などに関して(訂正)

さっそく「平成名前辞典」で発見しました。
実在が確認できなかった「預り」という苗字がヒットしました。

読み方は「あずかり」で良いでしょうね。
追加します。

同様にして「荒館」もヒットしたのですが、類似の「荒舘」が「あらだち」と「あらだて」のふたつの読みがあるのです。
読みが不明だという点があるので「荒館」を載せるのはためらいます。

「阿津磨」もヒットしたのですが、こちらも読みが確定できず。
まあ「あづま」か「あつま」しかないでしょうけどね。
これも追加します。

「阿座見野」と「吾孫子端」はヒットしませんでした。
やはり幽霊苗字ではないかと考えます。

2019年11月27日水曜日

古波と沖縄姓氏家系大辞典に関して

「古波」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で17件。
うち沖縄県に11件です。
沖縄県に集中した苗字といえるでしょう。

「実在苗字(名字)辞典」では「こば・こなみ(ふるなみ)」となっていました。
これを確認しようとしたら、予想外にてこずりました。

「古波」を用いた苗字はここまで「古波蔵(こはぐら)」、「古波津(こはつ)」を載せていました。
他に「古波倉(こはぐら)」と「古波鮫(こはざめ)」も確認できました。
これらはいずれも沖縄県に多い苗字なのです。
新たな発見ですね。

他に「古波」を用いた苗字としては、今回の「古波」の他に「古波田」しかありません。
ちなみに「古波田」は全国で長野県に4件あるだけの苗字で、「ふるはた」と読みます。
海のない長野県だけにある苗字で「波」が入っているというのはちょっと面白いですね。

それでは「古波」はどうなのか?

まっさきに見つかったのは沖縄県在住の「ふるなみ」さんです。
https://www.facebook.com/kohei.furunami

下記は別の「ふるなみ」さん。
https://patents.google.com/patent/JP2006183513A/ja

次に「こなみ」さん。
https://www.facebook.com/yo.konami.7
https://www.facebook.com/hitomi.konami.7
https://www.noge.or.jp/html/2005old/topics/murasaki/m980707.htm
https://www.city.itoman.lg.jp/kankou-navi/docs-kankou/2016031400021/files/H27_mtb.pdf

下記のページには「古波」は「こなみ」となっていますね。
初めて見ましたが、この「沖縄姓氏家系大辞典」は今後も役に立ちそうです。
https://www.shurei.com/uchinanchu/k/konami.html

「こば」は見つかりませんでした。
「こは」でもダメですね。

結論としては、「古波」は「こなみ」と読むのが大半だと思います。
全国で17件なので、「ふるなみ」が稀少な読みなのかどうかは分かりません。
実在は確かだと思いますが、他になさそうなので1家系だけなのかなと思いました。

2019年11月26日火曜日

四島と四嶋に関して

「四島」は「実在苗字(名字)辞典」で「ししま>しじま」となっていました。
濁点の有無はどちらでも良いのですが、facebookでは下記の方々を発見しました。
https://www.facebook.com/yukihiro.shijima
https://www.facebook.com/masahiro.shishima

「よつしま」と読むことはなさそうでした。
それであれば他に読み方はないでしょう。

ちなみに「四ツ島」という苗字もあり、こちらは「よつしま」のようです。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100010591752791
https://www.rugby-japan.jp/player/247448

こちらは更に稀な「四ツ嶋」さん。
https://www.facebook.com/junichi.yotsushima

「しじま」と読む苗字といえば、「四十万」ですね。
「四十万」は富山県に多い苗字ですが、「四島」は福岡県に多いので置きかえではないわけです。

「四嶋」という苗字もあるのですが、こちらは大分県に集中しています。
といっても全国で8件、大分県に4件だけなのですが。
http://www.kita9.ed.jp/tahara-j/tayori/h29/2901.pdf
https://www.facebook.com/profile.php?id=100007857015438
http://www.kaiseien-bungo-ohno.com/contents_ogata_helpercenter.html

「四嶋」の読み方だけが分からなかったんですよね。
実在は確かなのですが…
いちおう「しじま」としておきます。
「ししま」でも良いですが…
「よつしま」ではないと思うので。

2019年11月25日月曜日

宿に関して

本日は「宿」という一字姓に関して。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で22件。
うち三重県で10件でした。

「しゅく」さん。
いずれも三重県の方のようです。
https://www.facebook.com/aika.shuku
https://www.facebook.com/manami.shuku

「やど」さん。
https://www.facebook.com/marie.yado
https://www.facebook.com/nobumitsu.yado
https://www.facebook.com/junko.yado

割合までは分かりませんが、どちらの読みも確かにありそうです。
「実在苗字(名字)辞典」では半々となっていましたので、それに従っておきます。

2019年11月24日日曜日

卓に関して

「卓」は、「実在苗字(名字)辞典」で「たく」となっていました。
また「日本で見られる中国姓と韓国・中国姓」の欄にも載っていました。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で18件。
大阪府が最多で4件。
香川県が3件。
山梨県、福岡県、鹿児島県が2件ずつ。
要するにあまり集中している地域はないということです。

「住所でポン!」で見つけた方をフルネーム検索で調べたのが下記。
香川県の小学校教諭なんでしょうね。
読み方は分かりませんでした。
http://kadouken.net/h30kakikenannaijyou.pdf
https://mixi.jp/list_bbs.pl?id=198857

「卓」一字だとファーストネームとしてもありえるし、外国姓としてもありえるわけです。
「実在苗字(名字)辞典」にならって外国姓は除くことにしているのですが、これも日本に昔からあるものとは違うのではないかな?と思います。

このあたりは何度も書きますが差別的な話ではありません。
「ダルビッシュ有」や「王貞治」は日本人であるけれど、その苗字が私の思う”日本の苗字”の定義に当てはまらないという話です。

2019年11月23日土曜日

向上に関して

「向上」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で20件。
山口県で11件。
隣接する広島県で4件です。

「実在苗字(名字)辞典」では「こうじょう>むかいがみ(むかうえ)」となっていました。
これも順にみていきましょう。

facebookで調べました。

「こうじょう」さん。
https://www.facebook.com/hiroto.kojo
https://www.facebook.com/profile.php?id=100005037061849
https://www.facebook.com/kei.kojo.3
https://www.facebook.com/profile.php?id=100006459976193

「むかいがみ」さん。
https://www.facebook.com/saori.mukaigami
https://www.facebook.com/profile.php?id=100009227769634

「むかうえ」さん。
https://www.facebook.com/tohru.mukaue.1

最多の山口県はどうなのか?と思ったのですが、「こうじょう」も「むかいがみ」もありそうでした。
「むかうえ」と読んでいる方は愛媛県在住となっています。
間違いはなさそうなのですが、他に見つかりません。

2019年11月22日金曜日

神家に関して

「神家」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で20件です。
「実在苗字(名字)辞典」では「こうげ・かみや(岡山) >しんけ (かみいえ・しんか)」となっていました。
全国で20件の割に読み方が多様ですね。

全国で20件といっても、大分県+宮崎県に7+2=9件。
岡山県に5件、大阪府に4件でした。

首都圏に多くても由来がそこにあるというわけではないでしょうが、少なくとも大分県と岡山県の2ヶ所に由来が分かれているのは確かだと思います。

facebookで調べてみました。

「こうげ」さん。
https://www.facebook.com/kouge.sanae
https://www.facebook.com/atsuo.kouge

「かみや」さん。
https://www.facebook.com/koutaro.kamiya.5
https://www.facebook.com/profile.php?id=100005599150948
https://www.facebook.com/yasuto.kamiya
https://www.facebook.com/yuto.kamiya.1
http://kamiya-akio.jp/
https://www.facebook.com/yukari.kamiya1

「しんけ」さん。
https://www.facebook.com/hisanari.shinke
https://www.facebook.com/makiko.sinke

「かみいえ」さん。
https://www.facebook.com/miho.kamiie

facebookでは「かみや」が多い印象です。
岡山県は「かみや」で、そこから東は全て「かみや」ではないかと思います。
大分県周囲は「こうげ」と「しんけ」で分かれます。

「しんか」は見つからず。
「かみいえ」も上記の方のみでした。
本名のようですが、これだけだと自信がもてません。

2019年11月21日木曜日

国府谷と國府谷に関して

「国府谷」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で22件。
栃木県が11件で最多です。
後は東京都と愛知県が4件と3件です。

「國府谷」は全国で愛知県に2件のみです。

「実在苗字(名字)辞典」で、読み方はいずれも「こくぶや・こうや >こうのや (こおや)」となっていました。
「国府(國府)」で始まる苗字は「国府田(國府)田」などいくつかありますが、「こう」で統一しています。
「こおや」ではなく「こうや」で良いでしょう。

facebookでかたっぱしに調べてみました。
「国府谷」で「こうや」。
https://www.facebook.com/syuhei.kouya
https://www.facebook.com/hiroshi.kooya
https://www.facebook.com/akihiko.kooya

「國府谷」で「こうや」。
https://www.facebook.com/kei.koya.376
https://www.facebook.com/mizuho.honda.10
https://www.facebook.com/profile.php?id=100008283870428
https://www.facebook.com/keita.kouya.39

「國府谷」で「こくぶや」。
https://www.facebook.com/yudai.kokubuya

「國府谷」で「こうのや」。
https://www.facebook.com/sayaka.kounoya
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004503729239

facebookで見つかるのはむしろ「國府谷」の方が多いことが分かりました。
「国」と「國」を分ける意義は乏しいことが分かりますね。
読み方は圧倒的に「こうや」が多いようです。
「こくぶや」は上記のひとりしか見つかりませんでした。

2019年11月20日水曜日

奇二と奇本に関して

「奇」を用いた苗字で検討していないのは後ふたつだけです。

「奇二」と「奇本」です。
順に調べていきましょう。

「奇二」は簡単です。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で5件。
うち、大阪府で4件です。
facebookでは下記の方が見つかります。
「きじ」さんです。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004462925061

こちらの方でしょうね。
https://ucarpac.com/shops/27/%E8%8C%A8%E6%9C%A8%E5%B8%82/bidder/5231

別の方も発見しました。
http://nishishinjyuku-class.tokyo/navigators/69/
https://rikkyo.repo.nii.ac.jp/index.php?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_snippet&pn=1&count=50&order=1&lang=japanese&creator=%E5%A5%87%E4%BA%8C+%E6%AD%A3%E5%BD%A6&page_id=13&block_id=49

下記は「竒二」さんです。
やはり大阪府出身です。
https://www.facebook.com/masahide.kiji

すると、戸籍上は「竒二」だけれど、「奇二」と名乗っている方が多いのかもしれません。
併記扱いですが、「竒二」は新規になります。

「奇本」は全国で北海道に1件のみでした。
その方をフルネーム検索しても、それ以上の情報は得られませんでした。

幽霊苗字かなと思っていたのですが、facebookでは見つかりました。
ふたりも見つかりました。
いずれも北海道出身のようです。
親族ですかね?
読み方も「きもと」と確認できました。
https://www.facebook.com/shigeyuki.kimoto
https://www.facebook.com/profile.php?id=100011745432146

「竒本」は見つかりませんでした。

以上ですね。
「奇」を用いた苗字は多い方から「山奇(やまき)」、「奇藤(きとう)」、「奇峯(きほう)」、「奇二(きじ)」、「奇本(きもと)」、「奇山(はやま)」の6種類です。
他は幽霊苗字ばかりではないかと思います。

「奇本」以外は異体字である「竒」に変えた苗字も見つかります。
「奇山」以外は全て「奇」を「き」と読んでいます。

2019年11月19日火曜日

奇験に関して(訂正)と平成名前辞典の有用性に関して

「奇験」という苗字が今は見つからないと書いたばかりですが、「平成名前辞典」で見つかると教えていただきました。
http://www.namaejiten.com/

以前から稀少な苗字を検索するときにヒットすることがあったので気にはなっていたのですが、知っている平成生まれを入力すると生まれた年とフルネームがずばり合致しました。
複数人で確認がとれました。

充分に検討しましたが、「平成名前辞典」は信頼して良いものと考えます。

誤記がありえる苗字などは慎重に検討しますが、「奇験」は似た苗字がないので実在するものと考えて良いと思います。

そして同様にして幽霊苗字だと判断した「奇峰」と「奇能」ですが、こちらはヒットしませんでした。

これまでに怪しいとしたものの中でもヒットするものがあるかもしれませんね。
暇を見つけては「平成名前辞典」もチェックしていきます。

2019年11月18日月曜日

奇験などに関して、幽霊苗字かも?

6年前の記事です。
http://new5g00.blogspot.com/2013/10/blog-post_3.html

「奇山(竒山)」で「はやま」と読む苗字が当時は見つけられなかったのですが、改めて調べなおすと実在は確認できました。
それ以外はだいたい変わっていませんね。

「山奇(山竒)(やまき)」、「奇藤(竒藤)(きとう)」、「奇峯(竒峯)(きほう)」の実在は確認できました。

「奇峰」はおそらく幽霊苗字ではないかと思っています。

以前の「実在苗字(名字)辞典」では「片奇」は「かたき」という読みで載っていたのですが、現在は「かたより」と修正されていました。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で2件。
いずれもフルネームで検索したりしてみましたが確認ができませんでした。
これも「片寄(かたより)」の誤記のような気がします。

「大津奇」も「大津寄(おおつき)」の誤記のような気がします。

後は「奇二」、「奇験」、「奇能」、「奇本」を調べれば「奇」を用いた苗字は全てです。
順に調べていきましょう。

「奇験」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で島根県に1件。
「奇験商店」というのがあったようですが、2007年版まででしか確認できません。
https://www.jusyopon.com/index.php/21/6/311.html

2012年版では個人名だけになっています。
https://www.jusyopon.com/data/2012/index.php/21/5/326.html

この方をフルネーム検索しても、これ以上の情報が得られません。
「奇験」だけで検索してもヒットしません。
念のため「竒験」でも探しましたがダメでした。

これでは載せられませんね。
「奇験」という苗字の実在の有無に関しては保留します。

「奇能」は全国で京都府に1件のみですが、こちらも2007年版までしか載っていません。
10年以上前に1件だけ電話帳に載っていたというのが根拠ならば、怪しすぎます。
「寄能」という苗字もあるので、それの誤記である可能性もあります。
「奇能」は幽霊苗字だと思います。

長くなったので後は後日にします。

2019年11月17日日曜日

奇山と竒山に関して

「竒」はJIS第2水準の漢字で、「奇」の異体字になります。
それなので、「奇」の併記扱いとしています。

だいぶ前に下記の内容を書きました。
「奇山」が見つからないという内容です。
http://new5g00.blogspot.com/2013/10/blog-post_3.html

「奇山」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で大阪府高槻市に1件のみ。
その方を「住所でポン!」で発見しました。
https://jpon.xyz/2007/10/71/73.html?p=2
「竒山」はゼロです。

下記がfacebookで見つけた「奇山」さんです。
大阪府高槻市在住となっているので、「写録宝夢巣」に出てくる方の親族でしょう。
読み方は「はやま」だそうです。
https://www.facebook.com/akira.hayama.79

下記に「竒山」さんを発見しました。
こちらも「はやま」とふりがながついています。
フルネームで見ると、「住所でポン!」で見つかる方と同一人物だと分かります。
https://ameblo.jp/osaka-higasiyosumi/entry-12096484067.html

以上から「奇山」もしくは「竒山」は「はやま」と読みます。
「奇」を「き」以外で読むのはこれだけです。
由来があるのでしょうが分かりませんでした。

おそらくは「竒山」が正しい表記なのでしょうが、facebookでも分かるように普段は「奇山」と名乗っているのかもしれません。

2019年11月16日土曜日

奇峯と奇峰に関して、幽霊苗字かも?

「奇峯」と「奇峰」はいずれも、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で岡山県のみに3件ずつでした。
下に2012年版の「住所でポン!」で検索したものを貼ります。
誰でも探せるものなので問題はないと思いますが、いちおうわざと一部だけにしています。
これでみると「奇峯」と「奇峰」が関係ないとは思えませんね。
全国で岡山県赤常市周匝にこれだけ限局しているので。



facebookで見つけた方々です。
「竒峯」も入っています。
全て岡山県出身みたいです。

「奇峯」と「竒峯」は確認できましたが、「奇峰」もしくは「竒峰」と自分で名乗っている方は見つかりませんでした。
いちおう下記で「奇峰」さんがいました。

ただ、これだけなんですね。
さすがにこれだけ住所が近いと「奇峯」と「奇峰」が無関係とは思えず。
さすがに親族だろうと思うんです。
そうするとどちらかは電話帳での漢字が異なっているけれど修正してないだけではないかと思ってしまいます。
異論はあるでしょうが、それらを総合すると「奇峰」が幽霊苗字の可能性はあると思うのです。

2019年11月15日金曜日

古蔵に関して

「古蔵」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で24件。
岐阜県で11件、沖縄県で6件でした。
後は散在しています。

旧字体を用いた「古藏」は全国で2件。
静岡県と岐阜県に1件ずつでした。

「実在苗字(名字)辞典」では「ふるくら>こくら(沖縄)(こぐら)」となっていました。
下記の方はいずれも濁点のつく「こぐら」で沖縄県出身のようです。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100009668049541
https://www.facebook.com/profile.php?id=100009362609814

「ふるくら」はやはり岐阜県由来の読みのようです。
これはきれいに分かれています。

2019年11月14日木曜日

古勝に関して

「古勝」は「実在苗字(名字)辞典」で「ふるかつ>こかつ・こがち」となっていました。

facebookではやはり「ふるかつ」が多いようです。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で26件。
兵庫県と鹿児島県に5件ずつ。
後は兵庫県の近隣に見られるようです。

「こかつ」は下記の方など。
https://www.facebook.com/tatsuko.kokatsu
http://dream-games.up.seesaa.net/image/09DGA4D3A4EFB8D0A5D0A5ECA5A4VOLKL20CUPBAC7BDAAA5EAA5B6A5EBA5C80121.pdf

「こがち」は下記の方しか見つかりませんでした。
http://www.zinbun.kyoto-u.ac.jp/zinbun/members/kogachi.htm

割合に関しては、「ふるかつ」が大半だと思います。

2019年11月13日水曜日

加賀良などに関して

本日は「かから」もしくは「かがら」と読む苗字をまとめたいと思います。

ここまでで載せているのは「加々良」と「加唐」だけです。
最多は「加々良」です。
「実在苗字(名字)辞典」でもfacebookでも「かから」と「かがら」が半々な印象でした。
「加唐」は「かから」もしくは「かとう」と読みます。
「かがら」もありました。
https://www.t-leo.com/lawyer/kensuke-kagara
https://www.facebook.com/manabu.kagara

他には「加賀良」、「加々羅」、「加賀羅」、「香柄」が載っていました。
「柄」は「がら」なので「香柄」は「かがら」と読むのが普通でしょうね。

「加々良」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で83件。
佐賀県+福岡県+長崎県で23+19+8=50件でした。

「加唐」は全国で22件で、うち佐賀県で8件。
「加賀良」は全国で11件で、うち佐賀県で8件。
「加々羅」は全国で4件で、うち広島県で3件。
「加賀羅」は全国で3件だが、集中している地域なし。
「香柄」は全国で広島県に1件のみ。

ここから、「加々良」が佐賀県を中心にして生まれ、そこから「加唐」や「加賀良」が派生したと考えるべきなのでしょうね。

まず少数のものから。
「加賀羅」は読み方不詳ながら下記の方がいました。
島根県の方です。
「写録宝夢巣」でも島根県で1件となっていますし、内容からも本名で良さそうです。
http://www.sekisho-art-museum.jp/wp-content/uploads/2019/01/No.123.pdf

「香柄」は「住所でポン!」で見つかる方をフルネーム検索しても情報なし。
facebookで下記の方が見つかりましたが、読み方不詳のうえ愛知県名古屋市在住となっています。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100024320201875

読み方も不明で、他に情報もないので「香柄」は保留します。

「賀」という漢字は「が」と読むことが多いかなと思います。
実際、「加賀良」は「かがら」でしたし、「加々羅」も「かがら」と読んでいるようでした。
それであれば最多である「加々良」に関しても「かから」と「かがら」が半々でしたが、「かがら」で統一して良いかなと思います。

「加賀羅」に関しては読み方が確認できませんでしたが、さすがに「かがら」以外は考えにくいでしょう。

以上から、読みを統一するなら「かがら」かなと思います。

2019年11月12日火曜日

小垣内に関して

「小垣内」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で25件。
岐阜県が最多で8件。
近隣の福井県、三重県、奈良県でそれぞれ5件、4件、4件。
その4県で21件ということになりますね。

「実在苗字(名字)辞典」によると、読み方は「こがいと>こがうち・こがいち」になっていました。
facebookで見ると、「こがいと」が圧倒的に多い印象でした。
少なくとも過半数は「こがいと」だと思います。

「こがうち」と「こがいち」もあります。
正確な人数は判断できませんが、残りふたつの読みは1割前後かなという印象でした。

2019年11月11日月曜日

柾田や山柾などに関して

前回、「まさや」と読む苗字を調べるうち「柾」という漢字が出てきました。

苗字としてもそれほど使用頻度の多い漢字ではないので、一気に全て調べることにしました。
多い方から「柾木」、「柾谷」、「柾本」、「柾」と前回の「柾屋」、「柾家」ですね。

他には「柾岡」、「柾田」、「柾切沢(柾切澤)」、「柾川」、「柾尾」、「山柾」、「貝柾」がありました。
「柾川」や「柾尾」はウェブの「写録宝夢巣」では全国で5件未満なので心配でしたが確認できました。
この中で確認できなかったのは「山柾」ですね。
facebookでは下記のように見つかるのですが、読みが確定できなかったんですよ。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004249065746
https://www.facebook.com/bamboo.graphics.advertising
https://www.facebook.com/profile.php?id=100010272493802
他が全て「柾」を「まさ」としか読んでいないので、「山柾」も「やままさ」で良いと思うんですが…
読みまで含めて確定が欲しいところです。

「山柾」の読みが確定できないと書いた理由は、「柾田」にあります。
「柾田」は「実在苗字(名字)辞典」ではやはり「まさだ」としかなっていません。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で13件。
東京都が最多で4件。
私の持っている電話帳でも「まさだ」の欄にありました。
しかしfacebookで読みの確定できる方は下記の4人。
https://www.facebook.com/ayaka.masada
https://www.facebook.com/kazuaki.makita
https://www.facebook.com/profile.php?id=100006928847823
https://www.facebook.com/mitsuhide.dasada

なんと4人中2人は「まきた」と読んでいるんですね。
「まきた」は実在する読みだと思います。
新規の読みとしておきます。
これがどれくらいあるのかは不明ですが…
全部で13件なので、2件もあれば1割超になるはずです。
facebookの「まきた」さんは親族の可能性もありますが。

これがなければ「山柾」も「やままさ」だと思うんですけどね。

2019年11月10日日曜日

柾屋などに関して

本日は「まさや」と読む苗字を調べてみたいと思います。
既に載せているものでは「柾谷」、「政谷」、「昌谷」があります。
「柾谷」が最も多く、「柾谷」以外は「まさや」が最多の読みではありません。

「実在苗字(名字)辞典」では他に「柾屋」、「政屋」、「柾家」がありました。
順にみていきましょう。

「柾屋」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で15件。
最多は岩手県の9件です。
https://www.facebook.com/yukiko.masaya.3

「政屋」は全国で6件。
広島県で3件、岩手県で2件。
https://www.facebook.com/emiko.masaya.7

「柾家」は全国で岩手県に4件のみ。
https://www.facebook.com/tosifumi.masaya
https://www.facebook.com/profile.php?id=100007815012021
https://www.facebook.com/profile.php?id=100008734128449

全て確認できました。
「柾谷」もそうなのですが、「柾」を用いた苗字のうち「まさや」と読むものは岩手県が由来のようですね。

2019年11月9日土曜日

政地に関して

前回、「政地」という苗字が富山県に1件のみと書きました。
これを追ってみました。
2007年版の「住所でポン!」で発見しました。
https://jpon.xyz/s/2007/%E6%94%BF%E5%9C%B0%E3%80%80%E6%85%8E%E4%BA%8C

2012年版では載っていませんでした。
フルネーム検索してみても、他のものを探しても見つけられませんでした。

2007年版までは確認できるし、「ま」の欄にあったのなら「まさち」か「まさじ」でしょう。
ただ、これ以外に見つからないのです。

幽霊苗字とは言いませんが、他に実在の証拠がないと載せるのにためらってしまいます。

2019年11月8日金曜日

政道と正道に関して

「政道」は「まさみち」と読みます。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で8件。
うち京都府で4件です。
下記の方を見つけました。
https://www.facebook.com/junya.masamichi.7

「正道」は全国で23件。
最多は富山県で6件でした。

どちらもファーストネームとしもありえるものなので、探しにくいです。
「正道」で見つけたのは下記の方など。
https://www.facebook.com/airi.syodo
https://www.facebook.com/saori.shoudou
https://www.facebook.com/aki.shodo
https://www.facebook.com/miho.shodo
https://www.facebook.com/profile.php?id=100006423162902

いずれも「しょうどう」となっています。
「実在苗字(名字)辞典」では「正道」は「しょうどう>まさみち」となっていました。
更新情報によると、2019年版の電話帳で”政地~正橋~正道~正村”となっていたそうで、それをもって「正道」で「まさみち」と読む場合があるという結論になっているのです。

この中で最も特徴的な苗字は「政地」でしょう。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で富山県に1件のみとなっています。
要するにこれは富山県の電話帳の話なのでしょう。
これに関しては日を改めます。

これは微妙ですね。
「政道」という苗字は富山県になく、「正道」はあります。
要するに富山県の電話帳で「正道」という苗字が載っている可能性は高いが、「政道」が載っている可能性は低いということです。
そうすると、「正橋」と「正村」に挟まれているのは「正道」であり、「政道」であろうということです。
そうは思うんですが…
他に「正道」で「まさみち」と読む実例がないと信じにくいんですよね。

何度も書きますが、いちど表に載せてしまうとなかなか修正できないので、慎重にならざるを得ないのです。
誰かが電話帳で「ま」の欄に「正道」を見つけたというだけでは納得しかねます。
自分の目で見ても納得できないでしょうね。
表札まで見たら納得できるでしょうが…

このあたりは”電話帳を信じるべき”という声もあるでしょうが、ご了承ください。

2019年11月7日木曜日

仁里に関して

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報からです。

「仁里」は「にさと(にり)」となっていました。

「にり」の根拠として下記の方が挙げられていました。
http://setouchiprior.web.fc2.com/niri.html

「仁里」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で17件。
うち兵庫県が12件でした。

上の「にり」さんは、その兵庫県の方でした。
他にもfacebookで探しました。
https://www.facebook.com/yugoslav.niri
https://www.facebook.com/niri051
https://www.facebook.com/kazumi.niri

ほぼ全て「にり」だったんですよ。
「にさと」は下記の方など圧倒的に少数派。
https://researchmap.jp/read0088256/
http://tdb.kinjo-u.ac.jp/search/index.php/search/teacher_info?teacherid=11489

最多の兵庫県で「にり」ばかりだったので、おそらく「にり」がメインだと思います。
「にさと」が1割を超えているかどうかは分かりません。
いちおう1割はあるかなと考えておきます。

2019年11月6日水曜日

真境名に関して

「真境名」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で115件ですが、うち101件が沖縄県に集中しています。
要するに沖縄県以外ではまず出会わない苗字だといえます。

旧字体を用いた「眞境名」と併せて読み方は「まじきな(まきな)」としています。

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報によると、これ以外の稀少な読みとして「まぜきな」があるそうです。
https://tokyo.catholic.jp/archdiocese/church/chiba/16042/

下記の方はアドレスだと「majikina」となっていますが、開いてみると「真境名」で「mazekina」としています。
https://www.facebook.com/naomi.majikina
https://www.instagram.com/nyanyanao/?hl=ja

「ji」と「ze」なので、打ち間違いではないでしょう。
どちらが正しいのでしょうか?
ただし、この方の場合、facebookでほとんど日本語を書いていませんし、日本在住ではないと思います。
”日本の苗字”には含めないですね。

上の千葉県の教会の方は「ルイス真境名良和(まぜきなよしかず)」となっていました。
この方は確かに「まぜきな」のようなんですが…
サイトを見てみると、日本の方なのかが不安なんですね。
他に見つからないので、これは保留します。

これまでもいくつかあったのですが、沖縄県では割と読みが揺れることが多いんですね。
「まじきな」でも「まぜきな」でもどちらでも気にしないというところがあるのかもしれませんn。

2019年11月5日火曜日

源本に関して

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報からです。

「源本」は「みなもと」という読みですでに載せていました。
これ以外の稀少な読みとして「げんもと」があるそうです。
http://swim.seiko.co.jp/2007/S70601/start/27S055.pdf

他のページでも全て「げんもと」となっていました。
この方以外は見つかりませんでしたが、確かだと思います。
追加します。
https://www.facebook.com/kaede.genmoto

2019年11月4日月曜日

門中に関して

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報からです。

「門中」は「もんなか(かどなか)」となっていました。

facebookでは「かどなか」もかなり見つかりますね。
半々ではないかもしれませんが、それなりにある印象でした。
https://www.facebook.com/yoshie.kadonaka
https://www.facebook.com/tomomi.kadonaka
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004193018155

2019年11月3日日曜日

茂中に関して

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報からです。

「茂中」は「もなか(しげなか)」となっていました。
「もなか」と読む苗字はこれが唯一です。
確かに調べてみると、「茂中」は「もなか」と読むことが多いようです。

「しげなか」の実例として下記の方が出ていました。
他でも全て「しげなか」となっていたので、間違いないでしょう。
https://ci.nii.ac.jp/naid/130004503132

他にも「しげなか」さんが見つかりました。
http://ir.lib.ibaraki.ac.jp/items-by-author?author=%E8%8C%82%E4%B8%AD%2C+%E7%91%9E%E5%B8%8C
https://www.facebook.com/yumiko.shigenaka

もとは「もなか」だったのを「しげなか」に読みかえた方もいるということでしょうか。
1割超はいるのではないかという印象です。

2019年11月2日土曜日

円木と圓木に関して

「円木」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で2件のみ。
東京都と石川県に1件ずつでした。

「圓木」はゼロでした。

「実在苗字(名字)辞典」では「円木(圓木)」となっており、読み方は「えんき・まるき・つぶらぎ」となっていました。
全国で2件しかないのに、読み方が3種というのは多すぎる気がします。

「住所でポン!」で石川県の「円木」さんを見てみましたが、フルネーム検索してもそれ以上の情報は得られませんでした。
「圓木」に変えても同じでした。

東京都の「円木」さんは、ファーストネームがカタカナで「アキラ」となっていました。
2007年版までしか載っておらず、こちらもそれ以上の情報が得られませんでした。
「圓木」に変えても同じでした。

facebookでは「円木」さんは見つけられませんでしたが、「圓木」さんは何人か見つかりました。
神奈川県出身の「つぶらぎ」さん。
https://www.facebook.com/hiroki.tsubu

埼玉県出身の「まるき」さん。
https://www.facebook.com/takayoshi.maruki

石川県在住の「圓木」さん。
いくつかのページで「えんき」となっています。
http://athletics.html.xdomain.jp/kiroku/data/kenriku/08/html/REL007.HTM
https://www.facebook.com/profile.php?id=100016409315808

どれも確かな感じですね。
これだけ稀少な苗字が3種類の読みを持つというのが驚きですが、そのとおりなんだと思います。

2019年11月1日金曜日

東海枝に関して

「東海枝」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で17件。
山形県が最多で7件。
埼玉県+東京都+千葉県で、3+3+2=8件でした。

「実在苗字(名字)辞典」では「しょうじ★>とうかいえ・とうかえ★」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。

「しょうじ」は下記の方など。
いずれも東京都近辺の出身のようです。
https://www.facebook.com/miho.shoji.589
https://www.facebook.com/yui.shoji
https://www.facebook.com/profile.php?id=100032409540484

「とうかえ」は下記の方。
山形県出身のようです。
https://www.facebook.com/takashi.tokae
http://waku-con.com/staff/470/

「とうかいえ」は下記の方。
https://www.facebook.com/naoyasu.toukaie
http://sumida-cc.com/scmember/toukaienaoyasu/

上記の「とうかいえ」さんは、「まねき屋」という小間物屋をやっているとありました。
おそらく下記の方が親族なのでしょうね。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100028881802023

facebookで見てみた限り、「しょうじ」が最も多いのは確かなようです。

「しょうじ」で思いつく「東海林」という苗字でも、山形県では「とうかいりん」と読むことが多いようですし、「東海枝」も山形県では「しょうじ」ではなく「とうかえ」と読むのでしょう。
問題は「とうかえ」と「とうかいえ」を分けるべきかどうかという点です。

悩みますね。
全国で17件しかない苗字で、おそらく過半数は「しょうじ」と読むので、「とうかえ」もしくは「とうかいえ」と読むのは10件未満なんですよ。
発音してみると、ちょっと違う気はするんですが…
これは悩みますね。

2019年10月31日木曜日

十塚に関して

「十塚」は「実在苗字(名字)辞典」で「とつか(とおつか)」となっていました。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で25件。
京都府で12件、福岡県で8件でした。

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報にのっていた「とおつか」さんです。
https://sakura-kyoto8739.crayonsite.net/

facebookで見つけた「とおつか」さんです。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100005072056291
https://www.facebook.com/yuki.tohtsuka

アルファベットだと「とおつか」さんであっても「totsuka」としている可能性もあるので、判断が難しいです。
下記の方は「とつか音楽教室」の講師である「十塚」さんなので「とつか」と読むのでしょう。
https://www.facebook.com/minori.totsuka86

ここまで「十」で始まる苗字はいくつか載せていますが「十枝(とえだ)」や「十日市(とおかいち)」などで「と」か「とお」かどちらかしか読みがありませんでした。

「と」か「とお」かで分かれている方はいませんでした。
発音してみると、「とつか」と「とおつか」はだいぶ違うんですね。
これは分けるしかないかなと思います。

2019年10月30日水曜日

六ヶ所などに関して

「六ヶ所」という苗字に関してです。

原子力発電所で有名になった「六ヶ所(ろっかしょ)」村は青森県にありますが、苗字としての「六ヶ所」は宮崎県に多いです。

苗字としても「ろっかしょ」と読むことが多いのですが、「ろくかしょ」と読んでいる方もいました。
https://www.facebook.com/kohei.rokkasho
https://www.facebook.com/shinichi.rokukasho

ただ、「ろっかしょ」と「ろくかしょ」は分けるほどの違いでもないでしょう。

「吉原」を「よしはら」と「よしわら」に分ける意義が乏しいのと同じだと思います。
五十音順で多少のずれがあったとしても分ける必要はないと思います。

「六」を用いた苗字は「ろく」と読むものが多いですが、「六角」と「六本木」はすでに載せており、それぞれ「ろっかく」と「ろっぽんぎ」としています。
(「六角」は「むすみ」という読みもあります)

他には「六間口(ろっけんぐち)」と「六百田(ろっぴゃくだ)」、「六軒(ろっけん)」があります。
https://www.facebook.com/ayu.rokkenguchi
https://www.facebook.com/yuko.roppyakuda
https://www.facebook.com/hiromi.rokken
https://www.facebook.com/yoshihiro.rokken

「実在苗字(名字)辞典」では「六軒」に「むつのき」という読みもあるとなっており、自分で探しても下記の方が見つかりました。
https://patents.google.com/patent/JP2010048400A/ja

ただ、この方をフルネーム検索するとfacebookでは「ろっけん」になっているんですね。
https://www.facebook.com/yoshinari.rokken

他に「むつのき」と名乗っている方が見つからなかったので、「六軒」は「ろっけん」だけにします。

「六」の入った苗字に関して「ろく」と「ろっ」のふたつの読みがあった場合、どちらかに統一します。

2019年10月29日火曜日

上硲に関して

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報からです。

「上硲」は「かみさこ」という読みで載せていました。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で33件。
うち28件までが和歌山県に集中しています。

「かみさこ」以外の稀少な読みとして「うえさこ」があるそうです。
http://www.city.hashimoto.lg.jp/material/files/group/64/f.pdf

上記の方は他のページでも「うえさこ」となっていました。
和歌山県橋本市の方です。

最多の和歌山県で「うえさこ」という読みがあるのなら、割合も変わってくるのではないかと調べました。
https://www.sapjp.com/blog/archives/author/uesako-yuko
https://www.facebook.com/yoshio.uesako
https://www.facebook.com/keiko.uesako

けっこう発見できますね。
和歌山県の方が多いですし、少なくとも1割未満ではないのではないかと思います。
追加しいます。

2019年10月28日月曜日

鐘川に関して

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報からです。

「鐘川」は「かねかわ」という読みで載せていました。
これ以外の稀少な読みとして「かながわ」があるそうです。
https://www.facebook.com/misa.kanagawa.5

自分でも別の方を発見しました。
確かなようです。
https://www.facebook.com/tsukasa.kanagawa

この読みも追加します。

2019年10月27日日曜日

響尾に関して

「響尾」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で18件。
最多は岡山県で、9件です。

「実在苗字(名字)辞典」では「おとお★(ひびきお)」となっていました。
「★」は難読を表すマークですが、確かに「おとお」とは読めません。

下記のページでは、”岡山県美作市三倉田が本拠。大阪府堺市でヒビキオあり。本家がヒビキオで分家がオトオにしたとの伝あり。”と記載されています。
http://blog.livedoor.jp/namepower/archives/2888722.html

facebookでは「ひびきお」という方も多く見られました。
https://www.facebook.com/nami.hibikio
https://www.facebook.com/tadashi.hibikio
https://www.facebook.com/xmanachinx

もちろん「おとお」という読みも確認できます。
https://www.facebook.com/yuji.oto.96
https://crowdworks.jp/public/jobs/650628/proposal_products/users/251695

最多である岡山県が全て「おとお」だとしても、「ひびきお」が1割未満ということではないと思います。
半々くらいか、もしくは「ひびきお」が多いくらいではないかという印象でした。

2019年10月26日土曜日

大口に関して

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報からです。

「大口」は「おおぐち」という読みで載せていました。
これ以外の稀少な読みとして「だいぐち」があるそうです。
https://tottori.hosp.go.jp/files/000100643.pdf

別のページでも確認がとれました。
この読みを追加します。

2019年10月25日金曜日

白鵬に関して

少し古いですが、横綱「白鵬」関が日本国籍を取得したというニュースが出ていました。
https://www.sanspo.com/sports/news/20190903/sum19090315290007-n1.html

子どもは4人いるとなっていますね。
https://zoot.blue/news20170624-1/

私は帰化姓をまだ載せていないんですよ。
実は。
例えば、有名な「辺銀(ぺんぎん)」という帰化姓も載せていません。
もともと日本にあった苗字ではないから載せないというわけではありません。
永続性が不安なんですね。
名乗った本人が亡くなった後、その苗字が続いていくのかどうかが不安なんです。

「白鵬」という苗字の場合、横綱本人はまだまだ元気ですし、妻子も「白鵬」姓を名乗っていくだろうことが確実なようなので、数十年単位で実在が保証されているとは思うのですが…

いずれ載せるとは思いますが、まだ今は全国で20件以上の苗字を中心に調べていますし、帰化姓に関しては時期がきてから改めて検討することにします。

2019年10月24日木曜日

地上に関して

本日は「地上」という苗字に関してです。
普通に読めば「ちじょう」ですが、苗字では違います。
「実在苗字(名字)辞典」では「ちがみ・ちうえ(京都)>じがみ」となっていました。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で24件。
京都府が9件、山口県が7件、熊本県が4件でした。

facebookで調べたものです。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100005907451837
https://www.facebook.com/sayuri.jigami
https://www.facebook.com/rena.undp
https://www.facebook.com/takashi.chigami
https://www.facebook.com/hitomi.cigami

「ちがみ」が多く、「じがみ」が続く感じなのでしょうか?

「ちうえ」で発見できたのは下記の方だけです。
https://researchmap.jp/read0034535/
https://ci.nii.ac.jp/naid/10008561676

それぞれの読みの実在は確かだと思います。
割合はどうでしょうか?
最多の京都府で「ちうえ」という読みが多いとは言えない気がしました。

2019年10月23日水曜日

神殿に関して

「神殿」は「実在苗字(名字)辞典」で「こどの★・こうどの>しんでん」となっていました。
普通に読むと「しんでん」でしょうが、これは見つけられませんでした。

奈良県に「神殿(こどの)」という地名があります。

はっきり「こどの」と名乗っている方は何人も見つかります。
http://www.osaka-shoin.ac.jp/files/3715/1194/6532/kenko20150512.pdf
http://www.osaka-sports.net/furen/sinnsyun/2013.pdf
https://www.runningkanagawa.com/results/kanagawa41_half_ippan_man.pdf

facebookで見つけた「神殿」さんを順不同で並べます。
https://www.facebook.com/ayako.kodono
https://www.facebook.com/masaaki.koudono
https://www.facebook.com/naoko.kodono
https://www.facebook.com/saki.kohdono
https://www.facebook.com/yoshio.kohdono

「こうどの」であってもアルファベットは「kodono」としている可能性もありますが、「koudono」と「kohdono」となっている方もいますね。

「神」だけであれば、「神戸(こうべ)」のように「こう」と読むでしょうから、普通は「こうどの」の方が自然です。

「こどの」と「こうどの」のふたつの読みがあることが分かりました。
これを分けるかどうするか?という問題が残ります。
「こどの」は地名にもあり、苗字の読みとしてもある程度の数があるようなので分けておこうと思います。

2019年10月22日火曜日

白浪に関して

「しらなみ」と読む苗字は3種類あります。

最多は「白波」です。
最多といっても、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で21件です。
宮崎県で9件でした。

「白波」は下記の方など。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100003914467167

もうひとつ、「白瀚」があります。
「瀚」はJIS第2水準で、苗字に使われているのは、これが唯一です。
なにかの異体字というわけでもなさそうです。
全国に7件で、そのうちの5件が神奈川県でした。
https://www.facebook.com/mari.siranami

あとひとつが、今回のテーマである「白浪」です。
全国では京都府舞鶴市のみに3件となっていました。
「住所でポン!」で調べれば誰でも分かることなので、ファーストネームで書いてしまいます。
2007年版では「秋夫」さん、「フミコ」さん、「亘」さんの3名が載っていましたが、2012年版では「亘」さんのみでした。

「亘」さんの情報は下記に出ていました。
京都府舞鶴市の話題なので本人に間違いないでしょう。
2002年に72歳となっています。
http://maipress.co.jp/news/area/%E3%80%8C%E7%B2%BE%E9%9C%8A%E8%88%B9%E3%80%8D%E3%81%A7%E3%81%8A%E7%9B%86%E3%81%AB%E8%BF%8E%E3%81%88%E3%81%9F%E5%85%88%E7%A5%96%E3%81%AE%E9%9C%8A%E3%82%92%E6%B5%B7%E3%81%AB%E9%80%81%E3%82%8B-%E7%99%BD.html

すなわり2012年版では82歳、2019年現在では89歳です。
「秋夫」さんと「フミコ」さんの情報はウェブ上では得られませんでした。

他に「白浪」という苗字の方を発見することはできませんでした。
今回はタイトルに「幽霊苗字かも?」とは入れませんでした。
少なくとも2012年までは確認がとれるからです。

しかし、現時点で名乗っている方が確認できないので、ちょっとどうかな?と思います。

私は稀少苗字はなくなりうるものだと思っています。
10年前にはあることが確実だから表に載せるということはしません。

2019年10月21日月曜日

内條と内条に関して、幽霊苗字かも?

「條」と「条」は異体字の関係にありますし、「條」はJIS第2水準なのですが、いろいろと検討を続けた結果、特例として分けています。

「内條」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で12件。
山形県が最多で5件。
青森県と北海道が3件と2件。
こちらはfacebookで確認がとれます。
読み方は「ないじょう」です。

対して、「内条」も全国で12件。
最多は青森県で5件です。

しかし、facebookではほとんどヒットしません。
例えば「住所でポン!」で載っている「内条」さんは地域内の広報誌で「内條」となっています。
https://jpon.xyz/s/2012/%E5%86%85%E6%9D%A1%E3%80%80%E5%B9%B8%E4%BA%8C
http://www.town.takko.lg.jp/index.cfm/13,214,c,html/214/20150226-100626.pdf

facebookで唯一の「内条」さんです。
ただし読み方が不明です。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100013732894883

ちょっと怪しいですね。
他に確認がとれないと「内条」は載せにくいです。
全国に12件もあるので幽霊苗字とまではいえませんが、現時点では保留します。

2019年10月20日日曜日

楳図に関して

以前から、気になりつつ、なかなか手が回らなかった「楳図」という苗字に関して記載します。

「楳図」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で奈良県に2件のみです。
読み方は「うめず」です。
もちろん「楳図かずお」という漫画家が有名です。
「楳図」は本名ですし、奈良県出身であるようです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A5%B3%E5%9B%B3%E3%81%8B%E3%81%9A%E3%81%8A

「住所でポン!」では2012年版の奈良県で1件のみ見つかります。
https://jpon.xyz/index.php?q=%E6%A5%B3%E5%9B%B3&path=2012

「楳図かずお」さんは、現在83歳でご存命。
本名であることも分かっているし、読み方もはっきりしている。
要するに「楳図」という超稀少姓が実在することは確かなんですよ。

ただし「楳図かずお」さんは独身で子供がいないとおっしゃっているので、亡くなってしまうと「楳図」姓がひとり減ってしまうことになるわけです。

そうすると奈良県在住の方の実在が確認できないと、近い将来、「楳図」姓を載せて良いのかが怪しくなってくるのです。
全国に1-2件しかない苗字の場合は絶滅の危機が常にあるということです。

このブログも2,000回を超えていて、まだまだ終わりが見えていません。
完成までに10年以上もかかるような表であった場合、作りはじめた時点では実在していた苗字や読みが絶滅している可能性もあるのです。

「悪虫(あくむし)」という苗字を載せたときも思ったことなのですが、「楳図」もそんな不安があるなと思いました。
もちろん現時点では「楳図」は載せます。

2019年10月19日土曜日

窄中に関して

「窄中」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で23件。
最多は長崎県の13件です。

「実在苗字(名字)辞典」では「さこなか」となっていました。

「窄」を用いた苗字はここまでに5種を載せています。
「赤窄」、「大窄」、「窄」、「窄口」、「窄中」です。
いずれも「窄」で「さこ」と読んでいます。

ちょっと面白いですね。
「窄」という漢字を用いた熟語としては「狭窄(きょうさく)」くらいしか思いつきませんし、音読みとしては「さく」しか出ていないのに苗字としては「さこ」しかないというところが。

「窄中」も「さこなか」がほとんどでした。
ただし、「さくなか」という読みも発見しました。
新規の読みです。
https://www.facebook.com/yasumasa.sakunaka
https://www.facebook.com/isamu.sakunaka.1

2019年10月18日金曜日

金代に関して

「金代」は「実在苗字(名字)辞典」で「きんだい・かなだい(かなしろ・かねしろ)」となっていました。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で21件。
富山県が13件で東京都が5件でした。
後は1件ずつ。

要するに富山県に集中している苗字だということです。

「きんだい」は下記の方など。
https://www.facebook.com/hiroyuki.kindai
https://www.facebook.com/taro.kindai
https://www.facebook.com/profile.php?id=100005503602656

「かなだい」は下記の方など。
https://www.facebook.com/masatoshi.kanadai
https://www.facebook.com/mika.kanadai
https://www.facebook.com/hitoshi.kanadai

「かねしろ」は下記の方など。
https://www.facebook.com/shinpei.kaneshiro
https://www.asics-trading.co.jp/company/recruit/new/job/kaneshiro

「かなしろ」は下記の方のみ。
https://www.facebook.com/naoto.kanashiro
http://linksdesign.info/information/

最多の富山県では「きんだい」と「かなだい」が半々のようでした。
「かねしろ」が稀少な読みかどうかは微妙なところですが、とりあえず「実在苗字(名字)辞典」に従っておきます。

2019年10月17日木曜日

青藤に関して

本日は「青藤」に関してです。

使われている漢字としては簡単なものなので、それほど珍しい苗字だとは思いませんでしたが、読もうとすると難しいですね。

「実在苗字(名字)辞典」では「せいとう・あおとう・あおふじ」となっていました。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で26件。
静岡県が最多で12件。
島根県+広島県が3+3=6件で、山形県+宮城県が4+2=6件でした。

「せいとう」は下記の方など。
https://www.facebook.com/seitoh.manabu
https://www.facebook.com/jun.seitoh

「あおふじ」は下記の方など。
https://www.facebook.com/merissari.aofuzi
https://www.facebook.com/sumire.aofuji

最多の静岡県ではどの読みなのか、はっきりしませんでした。

下記は「あおとう」。
同一人物だと思います。
それ以外に見つかりませんでした。
「あおとう」は稀少な読みではないかと思います。
https://www.facebook.com/sho.aoto
http://gold.jaic.org/jaic/member/yamagata/kyougi/2011/kkshin11/REL047.HTM

2019年10月16日水曜日

来福と來福に関して

「來」は「来」の異体字ということなので、併記扱いにしています。

「実在苗字(名字)辞典」で「来福」は「きふく>らいふく(きたふく)」、「來福」はきふく・らいふく」となっていました。

ウェブの「写録宝夢巣」では「来福」は全国で25件。
鳥取県が最多で6件。
隣接する兵庫県と徳島県が5件ずつでした。
そのあたりが由来なんでしょうね。
鳥取県の中では米子市で6件でした。

「來福」はゼロでした。
ウェブの「写録宝夢巣」でも、それ以前のものには載っていたのかもしれません。

下記が「来福」で「きたふく」となっている方です。
友達欄に「Kitafuku」さんがいたので確かでしょう。
https://www.facebook.com/shinya.kitafuku

「きたふく」は他に見つかりませんでしたが、「きふく」は簡単に見つかります。
圧倒的に多いと思います。
https://www.facebook.com/nobuaki.kifuku

「らいふく」は見つかりませんでした。
「raifuku」としてもfacebookではヒットしませんでした。

「來福」は何人か見つかりました。
いずれも「きふく」でした。
https://www.facebook.com/misako.kifuku

2019年10月15日火曜日

孝治に関して

本日は「孝治」に関してです。
ファーストネームとしてもありえる苗字です。

読み方は「こうじ」です。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で22件。
うち福井県で13件でした。

ウェブ上で普通に探すのはとても無理です。
コツがいります。

福井県の中では越前市中居町で5件でした。
https://jpon.xyz/2012/34/16/27.html?s=%E5%AD%9D%E6%B2%BB

それを利用して改めて検索してみました。
http://okuyami-fukui.blogspot.com/2010/09/930.html
https://www.aw-i.co.jp/info/180
https://www.pref.fukui.lg.jp/doc/rousei/shokugyoukunren/genndainomeikou_d/fil/008.pdf

読み方も含めて確認できますね。

ひとつひとつ、このようにしてきちんと確認してから載せるようにしています。

2019年10月14日月曜日

上葛に関して

「上葛」は「実在苗字(名字)辞典」では「かみくず>うえくず(かみかつ)」となっていました。

「かみくず」はたくさん見つかります。
https://www.facebook.com/yuu.kamikuzu
https://www.facebook.com/takahiko.kamikuzu

「うえくず」の方が少ないですが、こちらも見つかります。
https://www.facebook.com/miyuki.uekuzu
https://www.facebook.com/syuji.uekuzu

「かみくず」と読む苗字も「うえくず」と読む苗字も他にありません。

「かみかつ」だけは見つけられませんでした。

代わりに「うえかつ」という読みを発見しました。
https://www.facebook.com/emiko.uekatsu
https://patentscope2.wipo.int/search/en/detail.jsf?docId=WO2012090672&recNum=96&docAn=JP2011078461&queryString=FP:(sensor)&maxRec=243526

新規の読みです。

2019年10月13日日曜日

崎辺に関して

「崎辺」は「さきべ」と読みます。
実在も確認できます。

これは問題ありません。
異体字を用いた「崎邊」と「崎邉」に関してです。

「崎邊」の方は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で2件。
神奈川県と愛知県に1件ずつ。

対して「崎邉」はゼロでした。
しかしウェブでは下記の方がヒットしました。
ふたつとも「崎邉」なので大丈夫かなと思います。
https://www.facebook.com/takeru.sakibe
http://mierk.jp/result/2008/tokai_sinjin/18.pdf

「崎邊」の方がなかなかヒットしません。
「住所でポン!」とtwitterのみ。
https://jpon.xyz/m/2012/%E5%B4%8E%E8%BE%BA/%E4%BC%8A%E8%97%A4
https://twitter.com/97682044

併記扱いなので、そこまで厳密に考えなくても良いのかもしれませんが、幽霊苗字を作るのは厭なので、「崎邊」は載せないことにします。

2019年10月12日土曜日

小條に関して

「小條」は「実在苗字(名字)辞典」で「こじょう>こえだ★」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。

「こじょう」は見つかるのですが、「こえだ」はなかなか見つかりません。
facebookでは下記の方だけでした。
https://www.facebook.com/tsuneo.koeda

本名だとは思いますが、もうひとりくらい証拠が欲しいところです。
下記の鍼灸院が「小條(こえだ)」となっています。
院長が読み方不詳ですが「小條」となっているので、これは確定で良いでしょう。
https://www.navitime.co.jp/poi?spt=00011.010393594
http://miyagi.harikyu.or.jp/policy.html

ただし、「こえだ」という読みは「こじょう」に比べるとかなり少ないと思います。

2019年10月11日金曜日

清涼と清凉に関して

実は「涼」という漢字を用いた苗字を扱うのはこれが初めてです。
つまり「清涼(清凉)」が最多ということなんですね。

下記で書いたように「凉」は「涼」の異体字でJIS第2水準なので、まとめて扱っています。
http://new5g00.blogspot.com/2013/09/blog-post_26.html

「清涼」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で13件。
最多は富山県の5件です。
「清凉」の方は全国で9件ですが、最多の富山県は6件でした。

facebookで探すと「清凉」の方が圧倒的に見つけやすいですね。
https://www.facebook.com/hinayo.seiryo

「清涼」は下記の方など。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100014204355971
https://www.shorinzenji.com/%E5%B0%91%E6%9E%97%E5%AF%BA%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/

最多の地域が共通していますし、由来が富山県にあるのは確かだと思います。

一見するとペンネームとしてありそうだったので慎重に検討しましたが、本名であると考えて良さそうな方ばかりでした。

2019年10月10日木曜日

駒ヶ峯と駒ヶ峰に関して、幽霊苗字かも?

「駒ヶ峯」は「こまがみね」と読みます。
当然でしょうね。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で23件。
最多は秋田県の12件でした。

facebookでは下記の方など。
https://www.facebook.com/satosi.komagamine

「駒ヶ峰」の方は全国で北海道に1件のみとなっていました。
「住所でポン!」で調べると、2007年版のみで見つかります。
ファーストネームは「久美」でしたので女性の可能性が高いかなと思います。
フルネームで検索してもそれ以上の情報が見つかりませんでした。

facebookでは全く別の広島県で「駒ヶ峰」さんが見つかりました。
「駒ヶ峰」と名乗っているのは、この方だけでした。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004644547393

ただし、この方は下記で「駒ヶ峯」となっています。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100006964532463
友達が共通しているので、同一人物だと思います。
友達の数はこちらの方が圧倒的に多いので、おそらく本名は「駒ヶ峯」だと思います。

他に確実なものがないのであれば「駒ヶ峰」は幽霊苗字の可能性が高いのかなと思います。

2019年10月9日水曜日

家政に関して

「家政」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で21件。
最多は青森県の12件でした。
次いで北海道の4件、埼玉県と東京都が2件ずつ。

要するに青森県が最も多いということですね。

「実在苗字(名字)辞典」では読み方が「かせい>いえまさ」となっていました。

下記の方は「かせい」さんです。
神奈川県出身で北海道在住。
https://www.facebook.com/takeson2264

北海道出身の「かせい」さん。
https://www.facebook.com/takanori.kasei

青森県在住の「いえまさ」さん達。
https://www.facebook.com/mamiko.iemasa
https://www.facebook.com/iema.you.9

何が言いたいのかというと、「かせい」と「いえまさ」はどっちが多いのかな?という点なのです。
最多の青森県では「いえまさ」ばかりが見つかるのです。

電話帳であたるしかないんでしょうね。

ウェブで調べていくだけでは限界があるということでしょうか。

2019年10月8日火曜日

瀉村と潟村に関して

「瀉」もしくは「潟」を用いた姓をいくつか見てきました。
多くが鹿児島県由来です。

おそらくほとんどが「潟」から派生したものだと思います。
誤記定着型なんだと思います。

数でいうと「潟」の方が圧倒的に多いです。

唯一かもしれない例外が「瀉村」です。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で6件。
うち鹿児島県で5件です。

対して「潟村」も全国で6件。
鹿児島県で4件です。
ほぼ同数なんですね。

「潟村」は下記の方など。
どうやら読み方は「かたむら」のようです。
https://www.facebook.com/ryuichi.katamura
http://www.osaka-c.ed.jp/kozu/e.pta/H26_shimeiiinnkai.html
http://megurokodomo.net/tayori/2019042100034/files/H315.pdf

対して「潟村」は下記の方など。
こちらは「がたむら」となっています。
https://www.facebook.com/yusuke.gatamura.1
https://www.facebook.com/profile.php?id=100008812993777
https://www.facebook.com/profile.php?id=100014609714940

これ以上のものが見つからなかったので、そのまま載せます。

2019年10月7日月曜日

瀉を用いた姓に関して、幽霊苗字かも?

「瀉」は「潟」によく似ていますが別の字として扱っています。

「瀉」を用いた姓は幽霊苗字が多いのではないかと考え、少しだけ検討してみました。

「瀉」を用いた姓ではっきりと見つかっているのは「沢瀉(澤瀉)(おもだか)」と「瀉上(がたがみ)」だけです。

次に多いのは「後瀉(うしろがた)」です。
下記の方が見つかります。
この方は「後潟」でもヒットしますが、そちらの方が明らかに少なく、総合的にみて「後瀉」が正しいことが分かります。
https://www.mod.go.jp/msdf/navcol/SSG/profiles/ushirogata.html

ただし実数としては「後潟」の方が多いです。

次に多いのが「小瀉(おがた)」です。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100006100268225
https://beauty.hotpepper.jp/doc/mag1008/s01/06.html

誤記ではなさそうでしたが、こちらも「小潟」の方が多いです。

次に多いのは「前瀉」ですが、これは見つかりませんでした。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で鹿児島県に6件のみでした。
「前潟」は全国に32件で、こちらはもちろん確認できます。

後は「瀉永」と「佐瀉」。
いずれも「潟永」と「佐瀉」ならば見つかります。
ですので幽霊苗字の可能性があると思います。

2019年10月6日日曜日

瀉山に関して、幽霊苗字かも?

「瀉」と「潟」はよく似ていますが、別の字として扱っています。

「潟山」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で79件。
うち鹿児島県で43件です。

対して「瀉山」は全国で18件。
鹿児島県で12件です。

かなり数があると思うのですが、探すと全く見つかりません。
試しにgoogleなどで"瀉山"としてみてください。

「潟山」の誤記であるのが明らかである方が何人かヒットするだけです。

「瀉」を用いた姓ではっきりと見つかっているのは「沢瀉(澤瀉)(おもだか)」と「瀉上(がたがみ)」だけです。

「瀉山」は幽霊苗字の可能性がある気がします。
というよりも「瀉」を用いている苗字が後20種類以上ありますが、かなり幽霊苗字が混ざっている気がします。

2019年10月5日土曜日

烏賀陽に関して、幽霊苗字かも?

「烏賀陽」は「うがや」と読みます。
難読ですね。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で3件のみです。
滋賀県、兵庫県、山口県に1件ずつとなっています。
https://www.facebook.com/hiromichiugaya
https://www.facebook.com/kazutaro.ugaya
https://www.facebook.com/yoshikazu.ugaya

「実在苗字(名字)辞典」では、「鳥賀陽」で「うがや」という苗字も載っていました。
「鳥賀陽」は全国で1件のみ。
2007年版の大阪府の「住所でポン!」に載っていました。
https://jpon.xyz/2007/10/63/40.html?p=4

下記の方だと思うのですが…
https://www.jacom.or.jp/archive02/document/jinji/jinji05/jinj101s05070603.htm

どう考えても「鳥賀陽」は「烏賀陽」の誤記でしょう。
幽霊苗字だと思います。

赤谷に関して

「赤谷」は「あかたに≫あかや」という読みで載せていました。

いちおう改めて説明しておくと、「≫」や「≪」を用いてますが、その読みの数が大幅に異なっているという意味ではなく、「<」だとひらがなの「く」と間違いやすいので便宜的に用いているだけです。

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報によると、これ以外に「せきや」という読みがあるそうです。
https://iida.core-gakuen.com/portfolio-category/sekiya_nanami/?portfolioCats=59

間違いなさそうですが、念のために他も調べてみました。
https://www.facebook.com/yuko.someya.12

上記の方はアドレスが「someya」ですが、開くと「赤谷」で「sekiya」となっていました。
友達欄だけでは他の情報がありません。
印象としては旧姓が「そめや」で、結婚して「赤谷」に変わったのではないかと思います。
「そめや」は「染谷」が最も多いです。
少なくとも「せきや」となる理由が他にないようなので、「赤谷」は「せきや」と読むのだと思います。

割合は分かりませんが、「せきや」という読みもあると思います。
追加します。

2019年10月3日木曜日

道明に関して

「道明」は「どうみょう≫どうめい」という読みで載せていました。

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報によると、これ以外の稀少な読みとして「みちあき」が出ていました。
https://sites.google.com/a/m.kurashiki-cu.ac.jp/kyouingyouseki-michiaki/

フルネーム検索しても、間違いがなさそうでした。
この読みを追加します。

2019年10月2日水曜日

樋本に関して

「樋本」は「ひもと≫とよもと・ひのもと」で載せていました。

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報によると、これ以外の稀少な読みとして「といもと」があるそうです。
https://www.niigata-bengo.or.jp/member/toimoto-atsushi/

他のページでも確認しましたが、確かに「といもと」のようです。
「樋本」が「ひもと」でなければ「といもと」と読んでしまいそうですが、その読みが稀少だというのは面白いですね。
この読みを追加します。

2019年10月1日火曜日

末海に関して

「末海」は「実在苗字(名字)辞典」では「まつみ★(まつうみ)」となっていました。

ウェブの「写録宝夢巣」では、全国で12件。
宮崎県が4件、兵庫県が3件です。

絶対数が少ないので、「まつみ」と「まつうみ」を分けるかどうかは悩むところです。

下記が「まつみ」と読む方々です。
https://www.facebook.com/yousuke.matsumi
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004382016300
https://www.facebook.com/megumi.matsumi.1

下記に「まつうみ」さんがいます。
https://www.csj.or.jp/conference/2016s/2P.pdf

下記のふたりは「すえうみ」さんです。
友達欄で繋がっているので、親族だと思います。
https://www.facebook.com/seasealike
https://www.facebook.com/michiyoodeko

「すえうみ」は新規の読みです。

「まつうみ」はもう少し確証を得たいです。

2019年9月30日月曜日

澗随と権随に関して、幽霊苗字かも?

「随」に関しての検討を続けます。
「隋」を用いた苗字はあるのか?という点も気になります。

「澗随」は「かんずい」と読みます。
旧字体の「澗隨」というアナウンサーがいました。
本名だと思います。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BE%97%E9%9A%A8%E6%93%8D%E5%8F%B8

facebookで発見した「澗隨」さんです。
https://www.facebook.com/sachie.harada.k

「澗隋」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国に大阪府で1件のみ。
2000年の「住所でポン!」で見つかりましたが、これ以外に情報がありません。
https://jpon.xyz/2000/10/22/19.html?p=18

他にもウェブ上で「澗隋」が見つかります。
https://www.shoai.ne.jp/bukai/tennis/2015year/2015top/histry2015.htm
https://alumni.ritsumei.jp/kouyuukai_news/post_1419/

ただ、別のところでは「澗随」もしくは「澗隨」になっていたりします。
http://www.ritsumei.ac.jp/shs/recruit/senior.html/

どちらが正しいというのは結論が出せません。
しかし、「澗隨」が実在する苗字であることは間違いなく、よく似た「澗隋」がその誤記から発生した幽霊苗字の可能性はあると思います。

「権随」もしくは「権隨」は下記の方など。
読み方は「ごんずい」です。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100039777951678
https://www.facebook.com/ren.gon.cbr
https://www.facebook.com/profile.php?id=100012952448259
https://www.facebook.com/profile.php?id=100008375447776

「権隋」も見つかりました。
ただ、どちらも友達欄に「権随」さんがいるんですよね。
片方は明らかに同一人物が「権隋」と「権随」の両方を名乗っています。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100006520269921
https://www.facebook.com/hiroko.shimizu.773

ちなみにウェブの「写録宝夢巣」では全国で北海道に1件のみ「権隋」さんがいますが、これも情報が足りません。
誤記の疑いが消せないので、保留しようと思います。

2019年9月29日日曜日

随念と随原に関して、幽霊苗字かも?

「隋」を用いた苗字を検討しようと考えましたが、「実在苗字(名字)辞典」に載っている後6種はいずれも「随」に置き換えても見つかるものばかりでした。

それなので、まとめて検討することにしました。

「随念」は「ずいねん」と読みます。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国に5件。
旧字体を用いた「隨念」の方が多く、全国に10件。
最多は石川県の6件でした。
https://www.facebook.com/tomoko.zuinen.56


「隋念」は全国で北海道に1件のみでした。
これもまた2000年から2012年までの「住所でポン!」に載っています。
https://www.jusyopon.com/data/2012/index.php/5/103/15.html

この方も下記では「随念」となっています。
北海道根室市まで一致するので同一人物と考えて良いと思います。
https://ci.nii.ac.jp/naid/110001798497/

要するに電話帳にはずっと「隋念」で載っていたとしても、本来は「随念」が正しいわけです。
電話帳を妄信してはいけないことが改めて分かります。
これも幽霊苗字だと思います。

「随原」は「ずいはら」と読みます。
これは確かなようです。
https://beauty.hotpepper.jp/slnH000042674/stylist/T000004816/

「隋原」で検索したところ、下記がヒットしました。
しかし開こうとしたら”ページが見つかりません”となります。
https://www.facebook.com/satoshi.zuihara

他に見つかりませんでした。
「住所でポン!」で見つかる方も、それ以上の情報がありません。
この実在は保留します。

2019年9月28日土曜日

隋に関して、幽霊苗字かも?

前回、「随行」という苗字を検討し、これで「随」を用いた苗字は「安随」と「守随」に次いで3種目であると書きました。

「随」と、その旧字体である「隨」以外に「隋」という漢字もあります。
”遣隋使”の「隋」ですね。
http://new5g00.blogspot.com/2013/08/blog-post_25.html

「隋」の一字姓は”日本でみられる中国姓と韓国・朝鮮姓”に含まれていますので除外します。
それ以外にどのようなものがあるかというと「実在苗字(名字)辞典には「隋行」、「幡隋」、「石隋」、「澗隋」、「権隋」、「隋念」、「隋原」が載っていました。

ウェブの「写録宝夢巣」では「隋行」と「幡隋」が全国で2件。
それ以外は全国で1件のみとなっていました。

良い機会なので、全て検討してみたいと思います。

「隋行」は「住所でポン!」で北海道と広島県に1件ずつとなっていました。

北海道の「隋行」さんはfacebookではっきりと「随行」と名乗っています。
電話帳が誤記であることが分かります。
https://jpon.xyz/2012/5/40/64.html?p=3
https://www.facebook.com/kazuomi.zuiko

2000年から2012年まで全ての「住所でポン!」で「隋行」となっていますが、本人が「随行」としています。
電話帳に誤記があれば放置されているはずがないというのが間違いであることが分かります。
電話帳を妄信するわけにはいきません。

広島県の方は情報が乏しく判断できませんでした。

下記の方も「隋行」となっていましたが、本人のホームページでは「随行」となっています。
https://kiff.kyoto.jp/news/detail/102
http://www.yojin15.sakura.ne.jp/biography.html

以上から、「隋行」は幽霊苗字だと判断します。

長くなりそうなので、続きは次回。

2019年9月27日金曜日

随行と隨行に関して

「随」を用いた苗字としては、これまで「安随」と「守随」を載せています。

「随」と「隨」は異体字として併記しています。

「随行」は、ウェブの「写録宝夢巣」で全国に15件。
うち広島県で7件でした。
数は少ないですが、北海道でも2件です。

「隨行」は同じく全国で7件、広島県で3件でした。
北海道は2件です。

「実在苗字(名字)辞典」では「ずいぎょう・ずいこう」として載っていました。

「ずいぎょう」という読みは下記の方など。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100010968877949
https://www.facebook.com/eigo.zuigyo

「ずいこう」という読みは下記の方など。
https://www.facebook.com/ken.zuikou
https://www.facebook.com/kazuomi.zuiko

割合は不明です。
「ずいぎょう」と「ずいこう」は分けるべきかどうか、悩むところですが…
発音した印象は違いますね。
「ぎょう」と「こう」はどちらも「行」という漢字にある読みですし。

「写録宝夢巣」で見てみると、広島県を中心とした関西地方への分布と、北海道と関東地方への分布できれいに分かれているんですね。
そして「ずいこう」という読みは北海道および関東地方にある印象なのです。
これは分けるべきだと思いました。

2019年9月26日木曜日

慎山と慎次に関して(訂正)

先日、「慎山」という苗字が見つからないと書いたばかりですが、見つかりました。
教えていただきました。
ありがとうございます。


20年前の論文ですが、「慎山」で「しんやま」となっています。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で大阪府に1件しかない姓なので、ここまで分かっただけでもありがたいです。
実在するものと確定できました。

これは20年前のものですが、読み方不詳で良ければもう少し最近のものも見つかるので、現存するものと考えます。

「慎次」という苗字に関しても情報をいただきました。
フルネームで検索してみましたが、こちらも間違いないと思います。
https://suumo.jp/journal/2011/08/14/6075/

2019年9月25日水曜日

世取山に関して

「世取山」は「よとりやま≫せとりやま」で載せていました。
「実在苗字(名字)辞典」の更新情報によると、これ以外の稀少な読みとして「せしゅやま」があるそうです。
https://www.keidanren.or.jp/japanese/profile/1p-club/news/info200101.html

自分でも調べてみました。
ひとりだけですが、上のページと併せると実在は確かな印象です。
https://www.facebook.com/shizuko.seshuyama

この読みを追加します。

2019年9月24日火曜日

慎次と愼次に関して

「慎」もしくは「愼」を用いた姓に関しての検討を続けます。

現時点で確認できたのは「慎改(愼改)(しんかい)」と、帰化姓である「慎城(しんじょう)」のみです。

「慎野(愼野)」は幽霊苗字だと思います。
「慎山」は見つからなかったので、判断を保留しています。

後、残るのは「慎次(愼次)」のみです。

「慎次」は、ウェブの「写録宝夢巣」で全国に4件。
東京都で3件と埼玉県で1件でした。

「愼次」は、「実在苗字(名字)辞典」には載っているもののウェブの「写録宝夢巣」ではヒットしませんでした。

「写録宝夢巣」でヒットする方は2012年版の「住所でポン!」でもヒットします。
誰でも検索できるものなので、ここに載せてしまいます。
それぞれファーストネームは「シトエ」、「時之助」、「洋蔵」、「正之助」でした。

「槙次」という苗字はないですし、この「慎次」は誤記ではないと思います。
読み方も「しんじ」で良いとは思います。

ただ…
2012年版というのは7年前なんですよね。
それぞれのファーストネームも年配の方のものだと推測してしまいます。
他に見つからないんですよ。
そういっていると終わらないと思うかもしれないですが、次世代につながっているかどうかが分からないとなんとも言えないです。
「慎次」はファーストネームとしてありえるものなので、ウェブでは探せないです。
これは困ります。
実在はしていると思いますが、絶対の自信がないです。
保留させてください。

2019年9月23日月曜日

慎と愼に関して

前回、「慎野」と「愼野」を調べてみて、どうやら「槙野(槇野)」の誤記だろうというと推測しました。
他にもあるのかなと思って調べました。

「慎」もしくは「愼」を用いた苗字は他に、「慎改(愼改)」、「慎次(愼次)」、「慎城」、「慎山」の4種がありました。

このうち、「慎改(愼改)」は確認できます。
「しんかい」と読みます。
ただ、それ以外は簡単に見つかりません。
ひとつずつ検討してみます。

まずは「慎山」からです。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で大阪府に1件のみ。
「住所でポン!」では2000年版で大阪府の他に奈良県でも見つかりました。
ただ、奈良県の方は2007年版ではなくなっています。
その住所には人が住んでおらず別の用途で使用しているようでした。
大阪府の方は2012年版でも載っていますが、それ以外では見つかりませんでした。
「愼」や「槙」、「槇」に変えて検索してもヒットしませんでした。
ちょっと調べようがありませんね。
「し」の欄に載っていれば、「しんやま」なのでしょうが…
これは保留します。

次に「慎城」です。
これは下記のページに記載してありました。
「しんじょう」と読む帰化姓であるとなっています。

facebookで発見しました。

もちろん帰化姓であっても実在が確認できれば”日本の苗字”として数えます。