「丹生谷」はこれまでも何度も検討してきた「◯+生」型の苗字です。
「苗字の読み方辞典」では「にゅうのや★>にぶや(にぶたに・にうのや・におのや・にうや・にゅうや)」となっていました。
愛媛県に過半数が集中している苗字です。
ちなみに「丹生」は「にう」、「にぶ」が多く、他に「たんせい」、「にお」、「たんしょう」を載せています。
「丹生」の場合は大分県に最も多いのですが、関東にも関西にも集積があります。
「丹生」の場合、「◯+生」の苗字の特徴的な読みである語尾が「+yu」となる読みが少ないということがいえます。
「柳生」や「桐生」、「羽生」などは全てそれです。
別に「やぎう」や「きりう」、「はにう」という読みもあるのですが、少数派です。
「丹生」の場合は「にゅう」という読みがないわけではないのですが、圧倒的に「にう」が多いので、「にゅう」という読みは「にう」に併記しているだけにしています。
本題に戻って「丹生谷」はどうでしょうか?
「にゅうのや」と「にぶや」の実数が多いのは確かなようです。
「にうや」に関しては下記のページがありました。
http://ameblo.jp/gucciman-ikkob/entry-10070932623.html
「丹生谷貴行」という方だそうですが、上海在住だそうですし、本人が名乗っているところが確認できないので、「にゅうや」か「にうや」かも判断できません。
http://www.chinabusiness-support.com/archives/4102
日本国内では「にうや」も「にゅうや」も見つかりませんでした。
「日本の苗字を数える」というタイトルでやっていますので、日本国内での実在が確認できないと認めにくいです。
「にうや」と「にゅうや」を保留し、「にうのや」は「にゅうのや」と同じだと考えると、「丹生谷」の読みは「にゅうのや>にぶや・(にぶたに・におのや)」まで整理されてしまいます。
「におのや」は下記で見つかりました。
他にもいくつかfacebookでヒットします。
「にぶたに」は見つかりませんでした。
実在するのかもしれませんが、架空の人物しかヒットしませんでした。
以上から、「にゅうのや>にぶや・(におのや)」だけになりました。
意外に読み方のバリエーションが少なかったです。
その他にないかと調べてみたところ、下記に「にゅうたに」と読んでいる方がいました。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-29368-storytopic-5.html
下記は「にうたに」さんです。
https://www.facebook.com/tomoko.niutani
これはどちらもありそうですね。
新規の読みで良いと思います。
どちらをメインとするかは難しいですが、他と統一するため、「にゅうたに」を採用しておきます。
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