「当内」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国に11件。
そのうち大阪府八尾市で9件でした。
旧字体を用いた「當内」も全国で八尾市のみに5件でした。
合計して全国に16件中、14件が大阪府八尾市に集中しているということになります。
読みは「とうち」か「とううち」なのですが、どちらも確認できます。
https://beauty.hotpepper.jp/kr/slnH000367913/staff/W000650893/
https://www.kensetumap.com/company/349376/profile.php
https://unisonas.com/detail/detail_osaka.php?pg=49467
https://sponichi.net/sponichi-plus/wp-content/uploads/2019/11/64728925b8edda5f8ad5b72396c74863-1.pdf
この読みを分けるかどうかは悩ましい。
分けるかどうかは数で決めています。
例えば1,000人以上もある苗字で、どちらもある程度の数があれば分けるべきだと思います。しかし、どちらかが極端に少ないとか、今回の例のように全国で100人もおらず地域も集中している場合、分けない方が良いのではないかと考えています。
沖縄県に多い苗字などでありがちなのですが、読みのゆらぎに対して名乗っている本人たちは意外なほどおおらかだったりするのです。
「とうち」か「とううち」かは苗字マニアにとっては気になるところですが、意外に親族内でも分かれていることがあるのです。
今回の場合、「とうち」がやや多いかなという印象でした。
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