2016年5月27日金曜日

新タと下タ村に関して

「新タ」という苗字があります。
ウェブの「写録宝夢巣」で見ると、「新タ」は全国で18件で、そのうち13件が富山県となっていました。
この「タ」は漢字ではなく、カタカナの「タ」です。

カタカナの「タ」ではなく、夕方の「夕」を用いた苗字もあります。
こちらは「新夕」です。
全国で57件で、そのうち35件が富山県です。

「苗字の読み方辞典」では逆にカタカナの「新タ」が340人で、漢字の「新夕」が60人となっていました。

下記の方はアナウンサーですが、本名なのでしょう。
カタカナの「新タ」さんです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E3%82%BF%E6%82%A6%E7%94%B7

ただしTBSのホームページの方は夕方の「新夕」と紹介されています。
http://www.tbs.co.jp/anatsu/who/nitta.html

悩ましいですね。
facebookで見ると、夕方の「新夕」の方が多そうですが、なんとも言えません。

「写録宝夢巣」は紙の電話帳からスキャンしたデータを用いているのでしょうから、「タ」と「夕」の区別ができなくても仕方がないでしょう。

夕方の「夕」には「た」という読み方がないので、普通に考えればカタカナの「タ」が正しいのでしょう。

それにしてもカタカナの「タ」が苗字に用いられることはあるのでしょうか?
疑問に思いましたが、「下タ村」という苗字がありました。
こちらもカタカナの「タ」です。
こちらははっきりと夕方の「夕」よりカタカナの「タ」が多いようです。

他にもいくつかカタカナの「タ」を用いた苗字はありますが、このふたつが最も多いようでした。
結論として、カタカナの「タ」を用いた苗字はあるということで納得しました。

カタカナの「タ」と夕方の「夕」は全く別の字ですが、見た目がそっくりで区別がつきにくいということで特例として、まとめてしまいます。
異体字扱いとします。
カタカナの「タ」をメインにし、夕方の「夕」を併記ということにします。

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