本日は「垰」という一字姓に関してです。
まず、下記のようなブログを発見しました。
http://ameblo.jp/jitenfeti/entry-10003297178.html
内容は以下の通りです。
漢字には、異体字といって形が違うが、音義は同じというものがあることは、ご存知かと思います。
言葉であれば、同義語ということになるのかもしれませんが、厳密には同義語は、存在しないのではないかと思っています。もちろん、類義語はあります。
ところで、「垰(たわ)」は、山の撓んだところという意味だとされていますし、「峠(とうげ)」もそういうところに存在することが多いのは事実であり、両方とも国字なので、混同されることも多いようです。
ただ、全く同じということはなく、地域によっては、「峠(とうげ)」よりなだらかな低いところにあるものを「垰(たわ)」と呼んでいるところもあるようです。
「垰」は「峠」という漢字によく似ていますが、異体字ではなく、全く別の字です。
JIS第2水準です。
漢字辞典を見ると「たお」が正しい読みのようです。
「苗字の読み方辞典」では「たお★ (たわ)」となっていました。
「★」は難読を表すマークですが、正しい読み方なのに難しいというのも面白いですね。
「たお」も「たわ」もいずれも実在を確認できました。
それ以外に「とうげ」という読み方も確認できました。
「峠」の見間違いかと思いましたが、いくつか見つかったので確かなようです。
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