「常数」は「つねかず」と読みます。
旧字体を用いた「常數」を発見しました。
https://www.facebook.com/rinna.tsunekazu
併記扱いですが、新規の苗字です。
「冨」と「富」はともにJIS第1水準の漢字です。
ぱっと見では分からないくらいの違いですが、このふたつは分けています。
例えば戸籍上で「冨田」となっている方が、「富田」と名乗ることはないのではないかと考えています。
「笹冨」はウェブの「写録宝夢巣」で全国に12件。
佐賀県に9件。
「笹富」は全国に9件で、福岡県に4件で佐賀県に3件です。
探してみると難しいです。
「笹富」で見つかる方は、「笹冨」でも見つかります。
https://nrid.nii.ac.jp/ja/nrid/1000020196190/
https://www.minamigaoka.jp/pdf/area/minamin12_201711.pdf
https://acaddb.com/articles/authors/510526
https://resweb2.jhk.adm.fukuoka-u.ac.jp/FukuokaUnivHtml/info/4116/R110J.html
たぶんこの方々は「笹冨」のではないかと思います。
理由は「笹冨」の方が多く見つかるからです。
下記の方は「笹富」の方が多いようです。
https://nrid.nii.ac.jp/ja/nrid/1000040284624/
facebookでは「笹冨」が多いですね。
https://www.facebook.com/kenta.sasatomi
https://www.facebook.com/yuji.sasatomi
下記の方は「笹富」で良いようです。
https://www.facebook.com/yuu.sasatomi
https://www.jsme.or.jp/conference/kyconf14-2/148-2_preface.pdf
かなり難しいですが、いずれもありますね。
「進司」はファーストネームのような苗字です。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国に12件で、大分県に7件でした。
https://onk.oita.jp/wp-cms/wp-content/uploads/2017/04/H2903-oubojoukyo.pdf
https://obs-oita.co.jp/radio/nougyou/3862.html
https://www.facebook.com/shinshitakanori
読み方は「しんじ」のようですが、「しんし」も見つかりました。
濁点の有無はどちらでも良いのですが、見つけたので載せておきます。
「二江」は「実在苗字(名字)辞典」では「にえ」となっていました。
「にえ」は下記の方々。
https://www.facebook.com/mitsuko.nie
https://t-marathon.org/25_record.pdf
「ふたえ」という読みを発見しました。
https://www.facebook.com/takuma.futae
https://www.facebook.com/noriko.futae
「ふたえ」は新規の読みです。
「上守」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国に10件。
北海道と茨城県に3件ずつでした。
「実在苗字(名字)辞典」では「かみもり」か「うえもり」となっていました。
愛媛県の「うえもり」さんです。
http://www.oozuchuo-hsp.jp/sp/info/hokuto/59.pdf
茨城県の「かみもり」さんです。
これ以上は見つかりませんでした。
割合は分かりません。
「忠藤」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国に13件。
富山県に7件、大阪府に4件。
「実在苗字(名字)辞典」では「ちゅうとう>ただふじ」となっていました。
「ただふじ」は下記の方々。
いずれも大阪府。
https://www.facebook.com/koji.tadafuji.3/
https://www.facebook.com/katsuya.tadafuji/
「ちゅうとう」は下記の方だけでしたが、出身がどこかは分かりません。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100006623168413
富山県は「ちゅうとう」なんでしょうか?
「住所でポン!」や「平成名前辞典」で見つかる方々をフルネーム検索しても、それ以上の情報が得られません。
「ちゅうとう」という読みは確定できませんでした。
「酒衛」は「さかえ」と読みます。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国に12件。
宮崎県で10件です。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004211173649
https://www.facebook.com/megu.sk.9
異体字を用いた「酒衞」を発見しました。
https://www.facebook.com/mika.sakae.3
併記扱いですが、新規の苗字です。
「西郷里」は「にしごうり」と読みます。
まあ、読めますか。
「にしごうさと」ではないんですね。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国に8件。
大分県に3件でした。
「郷里」を用いた苗字は他にありません。
これは意外でした。
似たものとして「西郡(にしごおり)」があるのではないでしょうか。
全国で300件以上もあり、千葉県が100件近くで最多。
大分県も27件で、九州地方では最多でした。
そこからすると、大分県の「西郡」と「西郷里」は由来が一緒なんではないかなと思えてしまうのです。
ただ、読みは「にしごおり」と「にしごうり」で別になってしまうしかないでしょう。
「石大」は「実在苗字(名字)辞典」で「こくお」、「いしだい」、「いしお」の読みで載っていました。
「いしだい」と「いしお」は見つかりませんでした。
facebookで「kokuo」は見つかります。
https://www.facebook.com/takuji.kokuo/
これだけだと「こくおお」ではないのかという不安が残ります。
ふりがなが確認できたのは下記の方です。
http://wariku.com/wp-content/uploads/2017/04/34972db70103babce10a650507ae19de.pdf
紙の電話帳の並びでも自信が持てなかったのですが、これで良いかなと思いました。
「実在苗字(名字)辞典」の更新情報からです。
「澤砥」は「さわと」と読みます。
自分でも探しました。
https://www.facebook.com/yuuichirou.sawato/
確かにありそうですね。
「沢砥」と「澤砥」のいずれでもウェブの「写録宝夢巣」ではヒットしません。
「隴」はJIS第2水準の漢字です。
「龍」を「竜」に変えたものは第4水準になります。
苗字に用いられたときは「うね」と読むようです。
「隴本」はウェブの「写録宝夢巣」で全国に7件で広島県に6件。
「隴岡」は全国に広島県で2件のみ。
すなわち「隴」という漢字を用いた苗字はほぼ広島県に限局しているというわけですね。
https://www.facebook.com/takenao.unemoto
https://www.facebook.com/syun.uneoka/
「実在苗字(名字)辞典」の更新情報では「隴西」が載っていました。
こちらは「写録宝夢巣」でヒットしません。
読みは「たきにし」となっていました。
https://www.facebook.com/kiyomi.takinishi
https://name-power.net/fn/%E7%80%A7%E8%A5%BF.html
こちらは帰化姓のようですね。
「実在苗字(名字)辞典」の更新情報からです。
「船迫」と「舟迫」に「ふなばさま」という読みがあるようです。
https://www.jsports.co.jp/baseball/shakaijin_yakyu/player/21/
https://www.lancers.jp/work/proposal/15974999
自分でも探してみました。
https://www.facebook.com/suitable.funabasama
https://www.facebook.com/kotoe.funabasama
https://www.facebook.com/kaori.funabasama
ただ、「迫」は「はさま」か「はざま」と読むでしょうね。
https://ja.wiktionary.org/wiki/%E8%BF%AB
「はさま」が前の音にひかれて「ばさま」なら良いとは思います。
「実在苗字(名字)辞典」の更新情報からです。
「峯嶺」は「みねさか」と読むようです。
東京都の方でしょうか。
「平成名前辞典」でも同じ方がヒットします。
http://bodybuilding-fitness.jp/Kitaku/Taikai/2021/2021_Kitaku_List.pdf
自分でも探しました。
京都府付近の方でしょう。
https://www.facebook.com/miyuki67849/
「峯嶺」はウェブの「写録宝夢巣」ではヒットしませんが、「峰嶺」は全国で大阪府に1件だけです。
その方をフルネーム検索してみましたが、「峰嶺」と「峯嶺」のいずれでも見つかりませんでした。
「峰嶺」は幽霊苗字かもしれません。
「弐」は異体字として「貳」と「貮」があります。
「貳」と「貮」はいずれもJIS第2水準です。
「弐百免」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国に3件。
広島県に2件と大阪府に1件でした。
「貳百免」は「写録宝夢巣」でヒットしませんが、「貮百免」は全国で兵庫県に1件のみでした。
「貳百免」は探しても見つかりませんでした。
「実在苗字(名字)辞典」の更新情報では「貮百免」で「にもと」という読みが出ていました。
埼玉県の方のようです。
「貮百免」で「にひゃくめん」さんです。
https://www.facebook.com/hitoshi.nihyakumen
どちらもありそうですね。
「にもと」という読みはどこから出てきたんでしょうか?
「貳」が「弐」の旧字体であると知っていれば「貮百免」は「にひゃくめん」と読んでしまいそうです。
もともとが「にひゃくめん」で「にもと」に読みかえたのでしょうか?
「剛谷」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国に10件。
京都府舞鶴市で6件でした。
「実在苗字(名字)辞典」では「ごうたに>こわたに」となっていました。
「ごうたに」は下記の方など。
https://www.facebook.com/jun.gotani
http://oaaa.jp/kotairen/results/kinki_y/08/MAST005.HTM
「こわたに」は下記の方など。
https://www.pref.aichi.jp/nousei/hannou/page-zisensya-kowatani.html
https://www.kbs-kyoto.co.jp/contents/information/pdf/2019_kaidan_result.pdf
(11ページ目)
いずれの読みもありますね。
「剛」で「こわ」というのは難読でしょうね。
この読みを持つのは他には「剛崎」しかなさそうです。
「実在苗字(名字)辞典」の更新情報からです。
「竹夛」は「たけだ」と読みます。
自分でも探しました。
https://www.jaaf.or.jp/remote/juniorhighschool/2020/ranking/?event_id=222&type_id=2&page=16
「竹多」の併記扱いですが、追記しておきます。
「小牛田」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国に12件。
北海道に5件、福島県に4件です。
「小午田」は全国で神奈川県に1件のみでした。
「小牛田」は「実在苗字(名字)辞典」では「こごた★>こうしだ」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。
調べましたが、 「小牛田」で「こうしだ」と読むのは見つかりませんでした。
「こごた」は下記の方など。
https://www.facebook.com/hiroshi.kogota
https://www.facebook.com/toshikazu.kogota
「小午田」は見つかりませんね。
「こごた」なら「小牛田」より「小午田」と書いてしまう可能性が大きいですね。
実在するかもしれませんが…。
「豊岳」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国に7件。
岡山県が3件、長崎県が2件。
旧字体である「豐」はJIS第2水準ですが、「豐岳」は「写録宝夢巣」でヒットしません。
「実在苗字(名字)辞典」では「ほうがく>とよたけ」となっていました。
facebookなどでは「ほうがく」が多く見つかりますね。
https://www.facebook.com/sumiaki.hougaku/
「とよたけ」は下記の方しか見つかりませんでした。
複数のページで確認できるので間違いないと思います。
https://www.universal-777.com/corporate/athlete/member/
「豐岳」は下記の方がヒットしました。
https://www.facebook.com/shingo.hogaku/
https://jp.linkedin.com/in/%E7%9C%9F%E5%90%BE-%E8%B1%90%E5%B2%B3-83b23617b
実は「豐」を用いた苗字は「豐田」に次いで2種類目。
「豊」を用いた苗字は全部で200種類以上あり、すでに100種類ほどを載せているの、新字体と旧字体にかなり数の差があることになります。
書くのが難しいからですかね。
「亀」と「龜」とかも差が大きいです。
「違口」は、ウェブの「写録宝夢巣」では兵庫県のみに9件でした。
「実在苗字(名字)辞典」では「ちぐち★>いぐち」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。
「いぐち」はあるんですよ。
http://kobe-shoukousouren.jp/cont/cont02/cont02-40.htm
https://www.town.yoichi.hokkaido.jp/kurashi/kurashinojouhou/sports/29-marason-kekka.pdf
https://www.rugby-japan.jp/player/68566
「ちぐち」は見つからないですね。
facebookではありそうですが、友達もほとんどおらず確定とはいきませんでした。
電話帳では「ち」の欄にあったようですが、どうなんでしょうか?
「糖」という漢字を用いた苗字の話題を続けます。
「砂糖」、「砂糖元」、「糖田」は確認できました。
「嘉糖」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で岩手県のみに2件。
「鹿糖」も全国で岩手県のみで1件です。
しかし「平成名前辞典」では「嘉糖」と「鹿糖」がかなりヒットします。
どちらかが間違っているのでしょう。
「糖」に似た漢字としては「糠」や「塘」があります。
これらの誤記である可能性はないでしょうか?
「嘉糠」は「かぬか」と読み、岩手県に多い苗字です。
「平成名前辞典」でヒットする「嘉糖」さんたちをフルネーム検索しても全くヒットしませんが、「嘉糠」に変えるとヒットします。
「鹿糖」も全く同じです。
「鹿糠」が岩手県で106件もある苗字なのでこれの誤記なんではないでしょうか?
同じように「平成名前辞典」でヒットする「鹿糖」さんたちをフルネーム検索しても全くヒットしませんが、「鹿糠」に変えるとヒットします。
このふたつは幽霊苗字ではないでしょうか?
もちろん誤記定着系の苗字もあるわけなので、実在する可能性はありますが。
「糖田」はウェブの「写録宝夢巣」で全国に2件のみ。
埼玉県と大阪府に1件ずつ。
「糖田」で「とうだ」さん。
埼玉県の方のようです。
「平成名前辞典」でヒットする方とも一致するし、地域も一致するので良いでしょう。
https://www.facebook.com/mai.touda.9
下記は読み方不詳ですが、「平成名前辞典」でも見つかります。
https://www.facebook.com/dauto0114/
「実在苗字(名字)辞典」では大阪府で「ぬ」の欄にあったので「ぬかだ」となっていました。
「糖田」で「ぬかだ」と読む方がいるかどうかは分かりませんでした。
「糖田」で「とうだ」はありそうです。
「とうだ」は新規の読みです。
「砂糖」は、珍しい苗字を紹介している本でよく載っていたような気がします。
https://folklore2017.com/30000/3999990.htm
ウェブの「写録宝夢巣」では全国に7件。
うち宮崎県日南市で5件でした。
「平成名前辞典」では何人もヒットします。
下記の方は日南市のようなので、良いでしょう。
http://taikai.in/tsuwabuki/wp-content/uploads/sites/12/2018/11/47dcd3a1c9f771eaa9611b1d342f7759.pdf
読み方が確定できなかったですね。
さすがに「さとう」で良いと思いますが。
「佐藤元」は全国で6件。
こちらも宮崎県に5件です。
日南市と宮崎市に2件ずつ。
読み方は「さともと」です。
https://junior-soccer.jp/sp/kyushu/miyazaki/news/detail/1546796
「糠田」はウェブの「写録宝夢巣」で全国に8件。
東京都と大阪府で2件ずつで、それ以外に集中しているところはありません。
https://mainichi.jp/articles/20220719/pls/00m/020/280000c
https://www.facebook.com/miz.nkd
「平成名前辞典」ではヒットせず。
「住所でポン!」で見つかる方々をフルネーム検索しても、確定できませんね。
ただ上記の方は本名でしょう。
読みも「ぬかだ」で良いと思います。
「雀堂」はウェブの「写録宝夢巣」で全国に12件。
島根県が最多で4件。
北海道と大阪府に3件ずつ。
他は三重県と京都府に1件ずつでした。
「実在苗字(名字)辞典」で読みは「すずめどう・じゃくどう」となっていました。
大阪府の「すずめどう」さんです。
友達欄にも同姓の方がいます。
https://www.facebook.com/suzumedou.masayo
三重県の漢字不詳の「suzumedou」さんです。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100003017413060
下記は「じゃくどう」さん。
https://www.facebook.com/toshiaki.jakudou
http://www.iba.t.u-tokyo.ac.jp/member/member-ob.html
いずれの読みも確かだと思いますが、おそらく「じゃくどう」さんが北海道で、「すずめどう」は島根県を中心とした関西地方なのではないかと思います。
以前にも書きましたが「庁」という漢字を用いた苗字は、この一字姓しかありません。
http://new5g00.blogspot.com/2013/09/blog-post_21.html
facebookで探しました。
「庁」さんです。
https://www.facebook.com/akari.cho.5
「庁」の旧字体は「廳」です。
「廳」はJIS第2水準の漢字ですが、「廰」も第2水準です。
「聴」の旧字体が「聽」なので、「廰」という一字姓もあるのかなと探したのですが、これは見つかりませんでした。
「廳」という一字姓は下記の方が見つかりました。
「恒久」はファーストネームとしてもありえるものでしょう。
読み方は「つねひさ」です。
苗字として探すのに苦労しました。
https://www.facebook.com/yoshihiro.tsunehisa
https://www.facebook.com/masanori.tsunehisa
https://www.facebook.com/tsunehisa.kimihiko
備忘録として残しておきます。