2021年3月23日火曜日

野地と宮地に関して

 「野地」は全国で約7,700人の苗字なので、全く珍しいものではないですね。

読みとしては「のじ」か「のち」です。

似たような苗字として他に「野路」があって、こちらは「のじ」と読みます。

それなので、「野地」も「のじ」で揃えていました。


今回、新たに「野知」という苗字が出てきました。

これは「のち」と読みます。

「野知」は全国で18件しかない苗字なので、「野地」と「野路」に比べると圧倒的に少ないわけです。


ここで悩んだのは「知」は「ち」で「路」は「じ」なのは当然なのですが、「地」はどっちなのかということです。


「野地」が全国で最も多いのは福島県、2番目が神奈川県です。

そして福島県は「のち」と読むことが多いんですね。


そして改めて調べてみたのですが、一文字目に「地」がきた場合、「地面(じめん)」や「地主(じぬし)」など「じ」と読むことが多いのですが、二文字目の場合は「ち」が圧倒的に多いことが分かりました。

「空地(あきち)」、「荒地(あれち)」、「湿地(しっち)」、「借地(しゃくち)」など。


といったわけで、「野地」は「のち」の方が良いのかなと思います。

修正します。

二文字目に「地」がくるものを全て修正するわけではないです。


例えば、「宮地」も「みやち」と「みやじ」があるのですが、こちらは「みやち」がなく「みやじ」は「宮路」、「宮司」などがあるので、「みやじ」とした方が良い気がします。

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