2020年12月8日火曜日

柊木と柊木野と柊野に関して

 「柊木」は、ウェブの「写録宝夢巣」では全国に20件。

滋賀県が4件、茨城県と鹿児島県が3件ずつです。

わりとバラバラですね。


「柊木野」は全国に5件。

鹿児島県に3件。


「柊野」も全国で5件。

こちらは鹿児島県が3件と宮崎県が2件で全てです。


なぜ、この3種類を取りあげたかというと読み方がややこしいんですね。


 「実在苗字(名字)辞典」では 「柊木」は「ひいらぎ>くのき★(ひらぎ)」、「柊木野」は「くきの★>ひらぎの」、「柊野」は「くきの・ふきの★」となっていました。

「★」は難読を表すマークです。


まずは「柊木」から。

「ひいらぎ」しか見つかりませんでした。

「くのぎ」や「ひらき」でも探しましたが確認できませんでした。

https://www.facebook.com/takumi.hiiragi

https://www.facebook.com/mieko.hiiragi

https://www.facebook.com/kiyomi.hiiragi

https://www.facebook.com/souki.hiiragi

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次に「柊木野」。

どちらも確認できますね。

全国で5件なので半々と考えて良いかと思います。

https://www.facebook.com/masataka.hiragino

https://www.facebook.com/misato.hiragino

https://www.facebook.com/makoto.kukino

https://www.facebook.com/akemi.kukino.1

https://www.facebook.com/yuta.kukino


次に「柊野」。

地名としては鹿児島県に「柊野」で「くきの」があります。

https://www.facebook.com/yuta.kukino

https://www.facebook.com/nobuaki.fukino

https://www.facebook.com/fukino.asami

https://www.facebook.com/takayuki.kuguno


悩ましいですね。

まず「ふきの」は確実です。

「くきの」は探したんですが、上記のひとりしか見つかりませんでした。

「くっきー」と呼ばれていたので「くきの」で良いと思いますが…。


そしてさらに「くぐの」が見つかりました。

これは「日本姓氏語源辞典」にも載っていない読みです。

誤記じゃないかと思ったのですが、下記でも「くぐの」ってなっているんですね。

http://gold.jaic.org/jaic/member/kagosima/2012/result/kkb/REL130.HTM


「柊野」は全国で5件しかなく、しかも鹿児島県と宮崎県だけです。

読みとしては「ふきの」と「くぐの」は確実です。

地名としては「くきの」ですが、苗字として「くきの」はひとりだけしか見つかりませんでした。

ただ、フルネーム検索した印象だと本名で良さそうですね。

3種類とも実在する読みと判断します。

全国で5件なのに読み方が3種類って凄いですね!


「くぐの」は新規の読みになります。

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