2019年5月30日木曜日

七理に関して

「七」で始まる苗字はいくつもあります。
だいたいは「しち」と読みますが、ときに「ひち」と読むことがあります。

「ひち」と読むものとして「実在苗字(名字)辞典」に載っていたものとしては「七川」、「七河」、「七条」、「七條」、「七田」、「七高」、「七堂」、「七野」、「七辺」、「七里」があります。

ただ、「七」を「しち」と読まず「ひち」と読む方は、常に「ひち」なのか疑問があります。
併記として追加するのなら問題ないのですが、わざわざ「しち」と「ひち」を分けるべきかは悩むところです。
現在まで、「七海」で「ひつうみ」という読みだけを載せています。
「七海」は「ななうみ」と読むことが多く、稀少な読みとして「しちうみ」と「しつみ」があるのですが、「ひつうみ」はそのどれとも異なる読みだからです。

といったわけで「七理」はどうなのか?
通常は「しちり」と読みます。
これに「ひちり」という読みがあるのかという疑問です。

大阪府の方です。
結婚して苗字が「七里」になったようです。
https://www.facebook.com/taiyaki.yukari

鳥取県の方です。
https://www.facebook.com/yoichihichiri

wikipediaには「七」を「しち」ではなく「ひち」と読む方言があると記載されていました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/7

確かに「七」を「ひち」と読んでいそうなんですよね。
五十音順ではかなり異なるし悩みどころです。

「ひち」を全て認めてしまうと、大幅な変更になってしまうので慎重に対応したいと思います。
さしあたっては保留します。

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