「条」と「條」は異体字の関係にあります。
「條」は「条」の旧字体であるとなっていますが、実際には全く分けて考えられていると思います。
「渡邊」さんが正しくても、手書きだったら「渡辺」さんとされてしまうことはありえるのではないでしょうか?
「齋藤」さんや「澤田」さんであっても同じです。
しかし「上條」さんが「上条」さんと書かれたらどうでしょうか?
これは間違っているなと思ってしまいます。
本題に入ります。
「千條」は「実在苗字(名字)辞典」で「ちじょう>せんじょう」となっていました。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で29件。
そのうち20件が岩手県に集中していました。
facebookで見ると、半々か「せんじょう」の方が多いのではないかと思いましたが詳細は不明です。
電話帳にあたるしかないでしょう。
最多の岩手県でもどちらの読みが多いか分かりませんでした。
対して「千条」はほとんど見つかりませんでした。
2012年版の「住所でポン!」には載っていましたが、「千條」の集中している地区でした。
https://www.jusyopon.com/data/2012/index.php/20/30/62.html
同じ方が別のページでは「千條」となっていました。
http://www.i-agri.or.jp/media/Rakude/chukanKanriKoubo/20171002092728-jname59d187f055ad3.pdf
こうなると「千条」の実在は怪しいです。
この苗字は載せないことにしておきます。
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