2016年9月18日日曜日

小薬と小藥と小蘂に関して

「小蘂」は以前にまとめました。
http://new5g00.blogspot.jp/2016/07/blog-post_27.html

「小藥」で「こずい」という読みを持つ方がテレビに出ていたが、同じ方が「小蘂」と書かれていたものもあり、どちらが正しいかを検討しましたが「薬(藥)」には「ずい」という読みも「すい」という読みもなさそうなので、本来は「蘂」が正しいのではないかと推測しました。

しかし、掲示板の方で、「小薬」で「こずい」と読んでいる電話帳のページを見せてもらいました。
これは間違いありません。

要するに「小薬」で「こずい」と読んでいる方が実際にいるということです。

これまで私は「小薬」は「こぐすり」という読みが多く、他に稀少な読みとして「おぐすり」と「こやく」があるとしてきました。
「小蘂」は別扱いにしてきました。

それを訂正することにしました。
「小薬」は「こぐすり・(おぐすり・こやく・こずい)」とします。

また、併記して旧字体の「小藥」も載せていましたが、これに更に「小蘂」も併記します。

すなわち、「小薬(小藥・小蘂)」が「こぐすり・(おぐすり・こやく・こずい)」と読むということです。

「小蘂」という苗字があるかどうかはっきりしていませんし、「蘂」という漢字は「薬」の異体字ではないので、正確ではないかもしれませんが、「薬」には「ずい」という読みも「すい」という読みもなく、「蘂」には「ずい」という読みがあるということが根拠です。

「蘂」を「薬」の異体字だとしているわけではなく、あくまで「小薬」という苗字だけの例外的な扱いです。

0 件のコメント:

コメントを投稿