2016年6月22日水曜日

埴生に関して

「埴生」は「苗字の読み方辞典」で「はぶ★>はにゅう・はにう」となっていました。
石川県・富山県を中心とした分布と、山口県・広島県を中心とした分布がありました。

この読み方を見ると、どうしても「羽生」という苗字を思い出しますね。
数でいうと、「羽生」が9,700人ほどで、「埴生」が390人ほどでした。

「埴生」でも、「はぶ」、「はにゅう」、「はにう」のいずれの読みも確認がとれました。
もちろん「はにゅう」と「はにう」は同じ読みと考えます。

問題はどちらを採用するかです。
「埴輪(はにわ)」の「埴」ですから、「羽」とは違い、「はにう」という読みであっても不自然ではありません。
私は知りませんでしたが、「埴生」という名詞もあるそうです。
読み方は「はにゅう」です。
http://dictionary.goo.ne.jp/jn/178718/meaning/m0u/

苗字としての読み方の実数に明らかな違いがあれば、そちらを採用するのですが、そういうわけでもなかったので、「羽生」と揃える意味でも、「埴生」は「はにゅう・はぶ」としておきます。


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