2016年3月31日木曜日

城門に関して

「城門」は「苗字の読み方辞典」で「きど」となっていました。

確かに「きど」という読みの実在は確認できましたが、難しいですね。

「城」とあれば「しろ」か「じょう」が普通で「き」は思いつきません。

更に「門」を「ど」と読むのも難しい!

一文字目が「城」である苗字のうち、「き」と読むことが多いものとしては「城戸(きど)」と「城所(きどころ)」が有名です。

他には今のところ「城戸口(きどぐち)」くらいでした。

どれも二文字目の読みが「ど」であるところが共通していますね。
偶然でしょうか?

ちょっと読みにくい苗字なので、他に読み方はないかと探したところ、「しろかど」という読みを見つけました。
http://researchmap.jp/read0115222/
https://www.facebook.com/yuu.shirokado

こちらの方が自然な気もしますが、かなり稀少な読みのようです。
新規の読みです。

2016年3月30日水曜日

苅宿と刈宿に関して

「苅と「刈」はどちらもJIS第1水準なので、異体字の関係にはあるのですが、別々にしています。

苗字によってどちらが多いかというのは異なっているのですが、「苅宿」と「刈宿」に関しては圧倒的に「苅宿」の方が多いです。

「苅宿」は「かりしゅく」もしくは「かりやど」と読みます。
「かりしゅく」は岩手県に多く、「かりやど」は福島県に多いのです。
この2県だけで6割を占めますが、隣接しているわけではないので、読みが異なっていても不思議ではないのかもしれません。

対して、「刈宿」はほとんど見つかりません。
というよりも全く見つかりませんでした。

ウェブの「移録宝夢巣」では全国で4件となっているのに、です。

愛知県には「刈宿町(かりやどちょう)」という地名があるようで、こちらは「刈」なのですが、苗字となるとさっぱり見つかりません。

「刈宿」に関しては、しっかりと見つけるまで載せるのを見あわせたいと思います。

2016年3月29日火曜日

海鉾と海鋒に関して

「鉾」と「鋒」はよく似ていますね。

どちらも「矛(ほこ)」を表す漢字であると考えて良さそうです。
http://kobun.weblio.jp/content/%E9%89%BE

「苗字の読み方辞典」では「海鉾」は390人ほどで「かいほこ(うみほこ)」となっており、「海鋒」は380人ほどで「かいほこ>かいほう」となっていました。
どちらも山形県に多い苗字なのですが、「海鋒」が山形県以外は散在するにすぎないのに対し、「海鉾」は北海道に第二の集中がありました。

なぜ、これらの苗字を取りあげているかというと、私自身がこのふたつの漢字の違いに鈍感だったからです。
どちらもJIS第1水準であり、異体字というわけでもないようなので、別扱いで問題はありません。

これまでに載せてきたものはほとんどなく、「鋒」はゼロで、「鉾」は「鉾之原(ほこのはら)」という苗字だけでした。

本題に戻って、「海鉾」も「海鋒」も「かいほこ」という読みは確認できました。
しかし、「うみほこ」と「かいほう」は見つかりませんでした。

唯一、確認できたのが「海鋒」で「うみほこ」という読みです。
https://www.facebook.com/takuma.umihoko

こちらは友達欄にも「うみほこ」さんがいたので確かだと思います。
漢字が異なっているので、これは新規の読みと考えるしかないですね。

今の時点では、
海鉾……かいほこ
海鋒……かいほこ・(うみほこ)
としておきます。

異論があれば、教えていただければ幸いです。

2016年3月28日月曜日

小原田に関して

「小原田」は何と読むか分かりますか?

ウェブの「写録宝夢巣」で見ると、三重県鈴鹿市に最も多く、次が隣接する愛知県、三番目が熊本県でした。

「苗字の読み方辞典」では「おはらだ>こはらだ・おはるだ★」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。

「小原田」を「おはるだ」と読むというのは、かなり難しいと思いますが、九州では「原」を「はる(ばる)」と読むことがあるという知識があれば読めるのかもしれません。

ただ、これまでは苗字の最後が「原」で「はる(ばる)」と読むものばかりだったので、途中で「はる」と読むものは珍しいなと思いました。

予想通り、「おはるだ」という読みは熊本県に多くみられました。

「おはらだ」と「こはらだ」の読みの実在も確認をとれました。

2016年3月27日日曜日

上拾石に関して

「拾」は「十」の大字ですね。
意味としては「十」と同じで良いですが、異体字ではないので別扱いです。

「上拾石」は「苗字の読み方辞典」で「かみじっこく・かみじゅっこく>うえじっこく・うえじゅっこく」となっていました。

かなり以前に書いたことですが、私は漢字の正しい読みをできるだけ採用したいなという思いがあります。
http://new5g00.blogspot.jp/2013/07/blog-post.html

もちろん、その方がどう名乗るかは自由なので、「十」を「じゅっ」と読んでも「とう」と読んでも構わないのですが、本来は「じっ」や「とお」であるはずなのです。

「十」がそうであるということは「拾」もそうだと思うのです。
ということは「上拾石」という苗字は、その時点で「かみじっこく>うえじっこく」という読みしかありえないと考えるのです。
「かみじっこく」と「うえじっこく」はどちらも実在を確認できました。

「かみじゅっこく」や「うえじゅっこく」と名乗っているひとがいるとは思いますし、その場合は五十音順で調べると、少し位置が異なってしまい調べにくいかもしれませんが、ご容赦ください。

ちなみに似たようなものとして「下拾石」や「中拾石」もありましたが、いずれも「じっこく」と読むようでした。

2016年3月26日土曜日

大古田に関して

「大古田」は「苗字の読み方辞典」で「おおごだ・おおこた>おおこだ(おおふるた)」となっていました。

「大古田」で「おおふるた」という読みは下記で見つかりました。
http://ohfuruta.jp/shiho-shoshi/profile/
(※最初にこの文章を書いた時点では見つからず、後から教えていただきました)

「おおごだ」と「おおこた」と「おおこだ」はいずれも確認できます。
ただ、濁点の有無だけなので、どれも同じものとしておきたいです。
問題はどれを採用するかです。

ここまでで載せてきた似たような読みをもつ苗字としては「大小田(おおこだ)」と「大胡田(おおごだ)」がありました。

私としては、できるだけ似たような読みは揃えておきたいという思いがあり、たとえば似たような読みをもつものが全て「おおこだ」と読むのであれば、実際のところとはちょっと異なってしまうかもしれないけれど、これも「おおこだ」としてしまいたいのです。

調べなおしましたが、やはり「大小田」は「おおこだ」と読み、「大胡田」は「おおごだ」と読むようです。
多少は他の読みもあるかもしれませんが、それらの読みが多数派であるという事実は間違いないようです。

それでは「大古田」はどうでしょうか?

集中している地域から考えてみました。
「大小田」は鹿児島県に多い苗字です。
それに対して「大胡田」は静岡県と神奈川県に集中しています。
静岡県の中でも御殿場市に多いようです。

そして「大古田」は静岡県沼津市に集中しています。

ということは、「大胡田」と「大古田」は静岡県付近で発祥した苗字で、元は同じであろうと推測できます。
「大小田」は全く別ということですね。
それであれば、「大古田」は「おおごだ」という読みが元としてあって、難読なので「おおこだ」や「おおこた」という読みが分かれてきたと考えても良いのではないでしょうか?

だらだらと書いてきましたが、「大古田」の読みとしては最多のようである「おおごだ」を採用しておきます。

2016年3月25日金曜日

大硲に関して

「大硲」は「苗字の読み方辞典」で「おおさこ>おおはざま(おおば★)」となっていました。
いずれの読みも実在を確認できました。

「硲」はJIS第1水準の漢字ですが、苗字に用いられることはそれほど多くありません。
「硲」を用いた苗字は30種類くらいありますが、ここまでで載せてきたのは「硲」という一字姓だけです。
こちらは「はざま」と読むことがほとんどで、稀少な読みとして「さこ」があります。

最初に戻って、なぜわざわざ「大硲」を紹介しているかというと、この苗字の分布が面白いなと思ったのです。
ウェブの「写録宝夢巣」で見ると、最多が和歌山県で、次が北海道と長野県となっています。
この3道県で全体の8割を占めているのに、お互いに全く隣接していないという不思議。

それほど数のない苗字というのは、全国に散在するのではなく、特定の県に集中しており、そこから隣接県に広がっていくか、そこから近い都会に移動するかというパターンが多いのです。

この苗字のように全く隣接していない地域に三等分するように集中しているというのは、あまりないパターンだなと思いました。

それでは「大硲」の読みである「おおさこ」と「おおはざま」と「おおば」は、それぞれの地域に特有のものなのか?と思い、調べましたが、これが分かりませんでした。
「おおば」という読みがかなり稀少だということは分かりましたが、「おおさこ」がどこに多く、「おおはざま」がどこに多いのかは分からないままでした。

何か由来があると思うので、いつか調べなおしたいところです。

2016年3月24日木曜日

蟹と蠏に関して(訂正)

「蟹」を「かに」と読むのは誰でもできますね。
こちらはJIS第1水準です。

「蠏」も「かに」と読みます。
こちらはJIS第2水準で、「蟹」とは異体字の関係にあります。

異体字の関係にあって、片方がJIS第2水準なので、併記という扱いにしていました。
http://new5g00.blogspot.jp/2013/08/blog-post_24.html

でも、これもおかしな話です。
自分で書いている内容なのですが…

なにしろ「蟹」と「蠏」は画数が同じで、「虫」の部分が下にあるか、左にあるかだけの違いなのですから。

どちらかが画数が極端に多いからとかならば、簡略化した方を使うこともあるでしょうが、画数が同じならどちらを用いても良い気がします。

例えば「嶋」と「嶌」も最初は異体字としてまとめていましたが、やはり別だろうと思いなおしています。
http://new5g00.blogspot.jp/2014/07/blog-post_8.html

これを思うと、やはり「蟹」と「蠏」も別であろうと考えたいところです。

「蟹」を用いた苗字は30種類ほどありますが、「蠏」を用いた苗字は「蠏(かに)」という一字姓と「蠏江(かにえ)」という姓の2種類しかありませんでした。
いずれも実在を確認できました。
このふたつは「蟹」とは別という扱いにします。

2016年3月23日水曜日

堅山に関して

「堅山」は「苗字の読み方辞典」で「かたやま(たてやま★)」となっていました。

ちなみに前身の「苗字の百貨店」では「かたやま>たてやま★(鹿児島)」となっていました。

「堅」と「竪」という漢字はよく似ているのですが、全く異なる字ですし、「堅」と書いて「たて」と読むのはちょっと信じられません。

facebook上では下記の方を見つけました。
https://www.facebook.com/kouki.tateyama

一見、納得してしまいそうになりましたが、この方以外に「堅山」で「たてやま」と読んでいるひとが見つかりませんでした。
しかもこの方の友達欄には「竪山(たてやま)」さんが4人もいました。

facebookでは検索にひっかかりにくくするため、わざと読みか漢字の一部を微妙に変えている方もいるようで、このケースもそれに該当するのかもしれません。

やはり「堅山」で「たてやま」と読むケースはないのではないかと考え、「かたやま」だけとしておきたいと思います。

ここは反論があるところかもしれません。
ネット上では「堅山」で「たてやま」と読んでいる例を他にも見つけられるかもしれませんが、誤記の可能性が否定できない限り、実在のあやふやな読みは増やしたくないと思います。

2016年3月22日火曜日

賀村と蒲倉に関して

「賀村」は「苗字の読み方辞典」で「かむら」となっていました。

なんとなく「がむら」と読んでしまいそうだなと思いながら探したところ、「がむら」という読みも発見しました。
新規の読みです。


「蒲倉」も同じく「かばくら」という読みで載っていました。
こちらも「かまくら」という読みがありそうだなと思って探したところ、ずばり見つかりました。
こちらも新規の読みとして追加します。

2016年3月21日月曜日

大社に関して

「大社」はウェブの「写録宝夢巣」で見ると、全国で50件でした。
最多の福岡県で11件。
割と全国に散在していました。

「苗字の読み方辞典」では、読み方は「おおこそ★>たいしゃ」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。

「おおこそ」という読みは簡単に見つかりました。

「大」という漢字が一文字目につきますが、「だい」で始まる読みはなさそうでした。

問題は「たいしゃ」です。
facebookで検索すると、下記の方がヒットします。
https://www.facebook.com/shinichi.taisha

他には「出雲大社」などばかりがヒットしてしまい、人名として「大社(たいしゃ)」というものがどれくらいあるかは不明でした。

上記の方は芸名などとも思えず、友達欄にも「大社(たいしゃ)」さんがいたので、この読みの実在が確かだとは思います。

後は「大社」という苗字全体で、「たいしゃ」という読みがどれくらいあるかなのですが、もうこれは評価できません。
こういう一般名詞的な苗字は実数を調べるのが難しいのです。

とりあえず、「苗字の読み方辞典」の通りにしておきます。

2016年3月20日日曜日

大志万に関して

「大志万」という苗字は、ウェブの「写録宝夢巣」で見ると京都府の福知山市と綾部市に集中しているようです。
全体でみても、京都府と大阪府だけに8割が集中しています。

それなので、元はひとつだと思うんですね。

ちなみに「万」を旧字体にした「大志萬」という苗字はありませんでした。

読み方としては「おおしまん」か「おおしま」で、どちらも実在を確認できました。
これをどう判断するかですね。

発音した印象がかなり異なるものなので、別扱いにすべきではないかと考えます。

苗字の最後に「ん」がつくかどうかで読みを分けるというのは珍しいケースかなと思います。

2016年3月19日土曜日

柬理に関して

「柬理」という苗字があります。

新潟県と北海道にやや多いのですが、ウェブの「写録宝夢巣」では全国で60件なので、かなり珍しい苗字だと思います。

読み方は分かりますか?

「柬理」で「かんり」と読みます。
他の読み方はなさそうです。

「柬」は「東」や「束」ではない、JIS第2水準の漢字です。
音読みは「かん」で、訓読みは「えら・ぶ」です。

この漢字が苗字で用いられることはあまりないようです。

「写録宝夢巣」では「柬里」という苗字も載っていたのですが、スキャンミスからの幽霊苗字のような気がします。
「柬里」はウェブ検索でも見つかりませんでした。

現時点での私の見解としては、「柬」という漢字を用いた苗字は「柬理」だけであるというものです。

2016年3月18日金曜日

大澗に関して

「澗」はJIS第1水準の漢字で、訓読みでは「たに」と読みます。

これまでに載せたものとしては「井澗(いたに)」があるだけでした。

苗字で用いられるときは「たに」も多いですが、他に「ま」や「かん」という読みもありました。

「大澗」ですが、「苗字の読み方辞典」では「おおま>おおたに(広島)」となっていました。

ウェブの「写録宝夢巣」では青森県と北海道で5割を占めており、後は全国に散在していました。

「おおま」という読みは見つかるのですが、「おおたに」はなかなか見つかりません。
facebookでは下記の方が「おおたに」と名乗っていましたが、出身は分かりませんでした。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100005487909080

こちらでも「大澗(おおたに)」さんがいましたので、実在は確かだと思うのですが、広島県ではなさそうです。
http://www.tatami.in/images/release/7/7_1.pdf

2016年3月17日木曜日

横家に関して

「横家」は「よこや」で載せていました。

「苗字の読み方辞典」の更新情報に「よこいえ」という読みが載っていました。

調べてみると、確かに結構な数がありそうでした。
なぜ、こんないかにもありそうな読みを調べ忘れてしまったのか?
自分が情けないです。

修正して載せました。

2016年3月16日水曜日

傍士に関して

「傍士」は「ほうじ」という読みで載せていました。
高知県に多い苗字です。

この苗字に関して、「苗字の読み方辞典」の更新情報にいくつかの別の読みが載っており、結果として、現在は「ほうじ★(ほうし・ぼうし・ぼうじ)」となっています。
「★」は難読を表すマークです。

「ほうし」は、これまで通り「ほうじ」に含まれる読みとして良いと思います。

問題は「ぼうし」と「ぼうじ」です。
一文字目の濁点の有無は分けているからです。

下記のページには確かに「傍士(ぼうじ)」となっている方がいます。
http://reference.weblio.jp/details/%E5%82%8D%E5%A3%AB/R100000002I000009902788?title=%E5%8C%96%E5%AD%A6%E7%99%82%E6%B3%95%E5%89%A4%E3%81%AE%E4%BD%B5%E7%94%A8%E5%8A%B9%E6%9E%9C%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E7%A0%94%E7%A9%B6

かなり古い論文ですが、フルネームで検索すると、実在する方のようです。

こちらは「傍士(ぼうし)」さん。
http://www.niiza-taikyou.or.jp/PDF/H27/ro-dore-su/5nenn-onnna.pdf

http://wakitasoft.com/Timing/Results/2014/20140525/Result09.pdf

その他にfacebookでも複数の「傍士(ぼうし)」さんを確認しました。

「傍士」は「ほうじ・(ぼうし)」としておきます。

2016年3月15日火曜日

増川に関して

「苗字の読み方辞典」の更新情報からです。

「増川」は「ますかわ」という読みで載せていました。
5,300人ほどの苗字ということですから、決して珍しいというものではないです。

これ以外の稀少な読みとして「ましかわ」があるとのことです。
https://www.facebook.com/tomomi.mashikawa

この方の友達欄にも「増川(ましかわ)」さんがいたので、間違いないでしょう。
この読みを追加しました。

2016年3月14日月曜日

若栗と和平に関して

「若栗」は「わかぐり」という読みで載せていました。
これ以外の読みは思いつきませんね。

しかし、他に「わくり」という読みがあるそうです。
http://ci.nii.ac.jp/naid/110001713427

同じ方ですが、下記でも「わくり」となっていたので、間違いなさそうです。
https://www.fsc.go.jp/senmon/nouyaku/n-meibo.html

難読ですね。
この読みも加えておきます。


「和平」は「わだいら>わひら」で載せていました。
他に「わへい」という読みもあるそうです。
https://www.facebook.com/tomoko.wahei

一般的な名詞として読めば「わへい」なのでしょうが、実在が確かだというのは大変です。

上記のfacebookの方を検索したところ、下記のページが見つかりました。
http://hokkaido-interpreterguide.net/index.php?%E5%92%8C%E5%B9%B3%E4%BC%B4%E5%AD%90

こちらも確かそうです。
この読みも追加します。

2016年3月13日日曜日

向本と山分に関して

「向本」は「むかいもと>むこうもと」という読みで載せていました。

これ以外に「むかもと」という読みを教えていただきました。
下記の方がそうです。
http://kyoindb.osakafu-u.ac.jp/html/100241_ja.html

https://kaken.nii.ac.jp/d/r/80231629.ja.html

ひとりだけですが、確実そうです。
この読みも加えることにします。


「山分」は「やまわけという読みで載せていましたが、こちらも「やまわき」という読みを教えていただきました。
https://www.facebook.com/takahiro.yamawaki.18

facebookでは、この方しかヒットしなかったのですが、下記のページも見つけました。
http://www.yamawaki-law.com/info/

こちらは、複数のページで確認をとれるので、間違いないと思います。
この読みも加えます。

2016年3月12日土曜日

谷ケ崎に関して

「谷ケ崎」は「やがさき」という読みで載せていました。

こちらも「たにがさき」という読みを教えていただきました。
素直に読めば、いかにもありそうな読みですが…

下記のページにふたりの「谷ケ崎(たにがさき)」さんがいました。
http://www.saito-ringyo.jp/staff/

これは間違いなさそうですね。

下記でも見つかりました。
http://gold.jaic.org/gunma/menu/results/r_13/r131028/REL072.HTM

どちらも群馬県です。
この読みも追加しておきます。

2016年3月11日金曜日

一島に関して

「一島」は「いちしま」という読みで載せていました。
他に「一嶋」も「一嶌」もありますが、いずれも「いちしま」と読みます。

「一島」でだけ、「かずしま」という読みがあると教えていただきました。
http://shiodegolf.blog59.fc2.com/blog-entry-9.html

このブログだけだと、信用するのが怖いです。

調べると、下記のページでも見つかりました。
http://www.nishi.com/nishi_rw/result/23%20%E3%83%BB%20(23)1.2km%E5%B0%8F%E5%AD%A65%E5%B9%B4%E7%94%9F%E5%A5%B3%E5%AD%90.pdf#search='%E4%B8%80%E5%B3%B6+%E3%82%AB%E3%82%BA%E3%82%B7%E3%83%9E

片方は大人で、片方は小学生なので、別人なのですが、どちらも埼玉県在住のようです。
確かなのだろうと考え、この読みも加えることにしました。

念のために「一嶋」と「一嶌」でも調べましたが、こちらは「いちしま」だけのようです。

2016年3月10日木曜日

出永に関して

「出永」は「いでなが>でなが」という読みで載せていました。

これ以外に「いずなが」という読みを教えていただきました。
https://www.facebook.com/naomi.izunaga

ウェブ上では、この方しか見つかりませんでしたが、電話帳で見つかりました。

泉谷→猪砂→出永(2件)→伊豆野→泉野

となっていました。

「伊豆野」が「いずの」であることは間違いないでしょう。

それより前にあるので、「猪砂」は「いすな」だと思います。
順番に考えて、「出永」が「いずなが」であるとして間違いないでしょう。

この読みを追加しました。

2016年3月9日水曜日

泉口と伊香賀に関して

「泉口」は「いずみぐち」という読みで載せていました。
分かりやすいですね。

「苗字の読み方辞典」では「いずぐち」という読みも載っていたのですが、見つかりませんでした。

「泉口(いずぐち)」の実例として下記の方を教えていただきました。
https://www.facebook.com/kazuki.izuguchi

和歌山県の方で、実在も確かそうです。
ただ、これだけでは実在する読みだと言いきるのも自信がありません。

自分でも調べたところ、下記のページで別の方を見つけました。
http://player.draft-kaigi.jp/PlayerInfo.php?PlayerId=14108

同じ和歌山県出身です。
これは間違いないでしょう。
「いずぐち」の読みを加えました。


「伊香賀」は「いかが」と「いこうが」のふたつの読みで載せていました。
これ以外に「いこが」という読みを教えていただきました。

http://pilipiko.ti-da.net/d2009-12.html

何ヶ所にも書いてあるので、「いこが」は間違いないと思います。
「いこうが」と「いこが」は別の読みと考え、追加しておくことにします。

2016年3月8日火曜日

甘中に関して

「甘中」は「かんなか」と読みます。
「苗字の読み方時点」ではこの読み方しか載っていませんでした。

確かに言われれば読めますが、ちょっと分かりにくいですか?

ぱっと思いつく「あまなか」という読みで探してみたところ、何人か発見できました。
https://www.facebook.com/amanaka.kazuma

新規の読みです。

2016年3月7日月曜日

面家に関して

「面家」は「苗字の読み方辞典」で「おもや」という読みで載っていました。
他の読みはありませんでした。

ちょっと難しい読みですが、聞けば納得です。

「面」を素直に「めん」と読むことはないのかと探したところ、「めんや」という読みの方を発見しました。
https://www.facebook.com/shigemi.menya

複数の方で確認ができたので、間違いないと思います。
これを新規の読みとして加えておきます。

2016年3月6日日曜日

江城に関して

「江城」は「苗字の読み方辞典」で「えしろ(えじょう)」となっていました。

もちろん「えしろ」は確認できます。

「えじょう」は下記の方しか見つかりませんでした。
https://www.facebook.com/mayumi.ejo.7

顔写真も出していて本名のようですが、他に見つからないので、残念ながら保留にします。

代わりに「えぎ」という読みが見つかりました。
https://www.facebook.com/egi.mitsuru.7

http://www.city.taketa.oita.jp/temp/files/2015.05koho122.pdf

こちらに関しては間違いなさそうなので、加えておきます。
新規の読みです。

2016年3月5日土曜日

嵓と嵒に関して

「嵓」はJIS第3水準の漢字です。

以前に「巌」という漢字を調べたとき、「嵓」も異体字であるとしましたが、誤りでした。
http://new5g00.blogspot.jp/2013/09/blog-post_8.html

「巌」と「岩」がかなり異体字として煩雑な関係になっていたので、混乱していました。

この漢字一字を苗字とする方の実在も確認できました。
「いわお」と読みます。
https://www.facebook.com/taisaku.iwao

「嵓」は「巌」と分けて集計します。
現時点では、この一字姓しか載せていませんが…


「嵓」とよく似ていますが、「嵒」はJIS第2水準です。
こちらは「岩」の異体字です。

これまでに載せたものの中では「嵒瀬(いわせ)」だけは確認できました。
https://www.facebook.com/takuma.iwase.3

これは悩みますね。
全く「岩」と別の漢字に見えます。

まあ、それを言ってしまうと「円」と「圓」などもそうなのですが…

「草」と「艸」は別扱いとしていますし…

とりあえず、他にははっきりとしたものがなさそうなので、「嵒瀬」だけは「岩瀬」と別に集計します。

2016年3月4日金曜日

庵谷に関して

「庵谷」は「苗字の読み方辞典」で「いほりや>いおりや・いおりたに(いおりだに・いおたに・いたに★)」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。
「庵」という漢字を持つ苗字はいくつか既に載せています。

特に「庵」という一字姓では「いおり」と「いほり」のふたつの読みがあることが分かっていますが、発音に差異はないと考え、「いおり」で統一してしまっています。
http://new5g00.blogspot.jp/2015/01/blog-post_18.html

「庵」は「いおり」と読み、旧仮名遣いとして「いほり」があるという解釈で良いのではないかと思います。

その理屈でいくと、「庵谷」は「いほりや」が「いおりや」よりも多いとしても、「いおりや」で統一すべきかなと思いました。
ここは悩むところです。
他の「庵」を用いた苗字で「いほり」が「いおり」よりも多いものはないので、これだけ例外にするのもどうかなとも思うのです。

とりあえず、「いおり」で統一します。

これにより、「庵谷」は「いおりや>いおりたに・(いおたに・いたに)」まで整理されます。
これで検討しやすくなりました。
「いおりや」と「いおりたに」はいずれも見つかります。
(「いほりや」もたくさん見つかります)

「いおたに」ですが、下記の方だけが見つかりました。
http://realdevil.exblog.jp/6039325

格闘技界ではちょっと名の知れた方なのかもしれませんが、ブログの内容からは本名であろうと判断できます。

「いたに」に関しては、下記のページがありました。
同じ方がfacebookでも、「いたに」と名乗っていたので、間違いないと思います。
http://www.sonae-net.com/

2016年3月3日木曜日

井城に関して

「井城」は富山県に4割ほどが集中している苗字です。

「苗字の読み方辞典」では「いき>いしろ・いのしろ(いいき★)」となっていました。

facebookで見てみると、いずれも実在を確認できました。
ただし、「いのしろ」は「いき」や「いしろ」に比べるとかなり少ない印象です。

「いいき」も実在を確認できました。
これはかなり難読ですね。

「井」一字の姓は「い」と読むこともありますが、「いい」と読むこともあります。
http://new5g00.blogspot.jp/2014/02/blog-post_7.html

以前に決めたルールとして、苗字の最後に伸ばす音があったとしても、その有無の差は気にしないというものがあります。
分かりにくい表現ですが、「狩野」という苗字で「かのう」と「かの」は同じものとして扱うということです。
同様にして「井」という一字姓も、「い」と「いい」という読みは同じものとして扱っています。

ただ、それらは最後の音に関してだけで、途中の音を伸ばすか伸ばさないかは、大きな違いがあると思います。
「いき」と「いいき」では聞いた印象がだいぶ違うと思います。

以上から、「井城」で「いいき」という読みは「いき」とは別扱いにしようと思います。

2016年3月2日水曜日

魵沢に関してとJIS第3水準を用いた苗字のまとめ

「魵沢(魵澤)」は「えびさわ」と読みます。
「魵」はJIS第3水準の漢字なので、ウェブの「写録宝夢巣」では見つかりません。
他にこの漢字を用いた苗字はありません。

「苗字の読み方辞典」で見ると、福島県に多い苗字のようです。


ここまでに扱ってきたJIS第3水準の漢字は、他に「棈松(あべまつ)」、「鮏川(すけがわ)」、「橳島(ぬでじま)」、「桵沢(たらさわ)」があります。
http://new5g00.blogspot.jp/2015/09/blog-post_7.html

「魵沢」もそうなのですが、この苗字以外では用いられることがまず無いという漢字で、その苗字がひとつの地域に集中しているとJIS第2水準にならないようです。

ここまででに載せてきたものをまとめてしまうと、
棈松(あべまつ)…鹿児島県 950人
鮏川(すけがわ)…茨城県 600人
橳島(ぬでじま)…群馬県 510人
魵沢(えびさわ)…福島県 300人
桵沢(たらさわ)…福島県 120人
となります。

「橳」は他に「橳嶋」と「橳嶌」もあります。

「棈」は他に「棈木(あべき)」と「棈野(あべの)」という苗字もありますが、いずれも鹿児島県に集中しています。

今後もJIS第3水準の漢字を用いた苗字は増えてくると思いますので、いちどまとめておきました。

2016年3月1日火曜日

柳田に関して

「柳田」は「やなぎだ」と読むことが多いです。
これは当然ですよね。

この苗字に関しては、以前も書いています。
http://new5g00.blogspot.jp/2014/10/blog-post_8.html

「やなぎだ」以外に「やなだ」と「やないだ」を稀少な読みとして載せたのです。

更にこれ以外に「やぎた」という読みがあるそうです。
こちらも「苗字の読み方辞典」の更新情報からです。
http://info.ibaraki.ac.jp/Profiles/4/0000325/profile.html

facebookでも見つけました。
https://www.facebook.com/yuuhei.yagita

この読みも加えておきます。