2015年10月3日土曜日

樋下に関して

「樋下」は「苗字の読み方辞典」で「ひのした>といした(岩手)(とよした★・ひした)」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。

「ひのした」という読みは簡単に見つかります。

「といした」ですが、こちらも見つかります。
下記の方もそうなのですが、やはり岩手県に多い印象です。
http://jimin-iwate.gr.jp/kengiin/toisita/

これは結構、不思議なんですね。
ウェブの「写録宝夢巣」で見ると、「樋下」の3割近くが岩手県に集中しており、そこが最多なのです。
最も集中している地域での読みが最多の読みではないというのが不思議なんです。

では、最多の読みである「ひのした」はどこで多いのか?
facebookで見ると、神奈川県などの関東地方に多い印象でした。
しかし、そこが多いというわけではありません。

神奈川県と東京都、埼玉県を足しても岩手県だけよりも少ないのです。
むしろ大阪府と和歌山県を足した方が多いくらいなのです。

それでは関西地方では何と読むのか?
ちょっと分かりませんでした。
こちらも「ひのした」のようではありましたが…


稀少な読みである「とよした」は見つかりました。
http://www.hokeni.jp/article9/

「樋」で「とよ」と読むのは難しいのですが、これまでにも「樋田(とよだ)」や「樋本(とよもと)」という読みがあったので、無理ではないですね。

「ひした」は見つかりませんでした。

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