「伊地知」と「伊知地」はよく似ていますね。
数でいうと、「伊地知」が5,700人ほど。
「伊知地」が620人ほど。
「伊地知」は鹿児島県に多く、「伊知地」は宮崎県に多い苗字です。
「苗字の読み方辞典」を見ると、「伊地知」は「いじち・いぢち」で、「伊知地」が「いじち>いちじ・いちぢ・いぢち」となっていました。
多い方の「伊地知」は「いじち」と読むということで統一して良いでしょう。
問題は「伊知地」です。
普通に考えると「知」という漢字に濁点がつくというのは考えにくく、「いちじ」の方が自然な気がしたのです。
しかし、調べてみるとやはり「伊知地」も「いじち」がかなり多いようです。
なんで、こんな不自然な読みなんだろうと思っていましたが、もともとが「伊地知」から派生した苗字だとしたら、読み方は同じで漢字の並べ方だけを変えたのではないかと考えました。
それでは「伊地智」はどうでしょうか?
こちらはすなおに「いじち」で良さそうです。
ただし、「伊地智」は兵庫県に多い苗字なので、全く別の由来のようです。
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