「河原」はこれまで「かわはら」という一般的な読みの他に、稀少な読みとして「かわら」と「ごうばら」という読みを載せていました。
しかし、更に追加して「こうばら」という読みを教えていただきました。
下記のページを見る限り、間違いないと判断いたしました。
http://jigyo.h-onoya.co.jp/archives/1525
一文字目の濁点の有無は別扱いにしているので、「ごうばら」と「こうばら」は別にします。
「清水」はこれまで「しみず」という読みしか載せていませんでした。
有名な「清水(きよみず)寺」があるので、「きよみず」という読みもあるのではないかと思っていましたが、以前は見つけられませんでした。
改めて教えていただき、確認できたので追加いたしました。
「白井」もこれまでは「しらい」という一般的な読みの他に、「はくい」という稀少な読みだけを載せていました。
こちらもいかにもありそうで以前には見つけられなかった「しろい」という読みを確認したので追加いたしました。
2014年9月30日火曜日
2014年9月29日月曜日
新居と瀬川と添田に関して
「新居」はこれまで「あらい・にい・(しんい・しんきょ)」として載せてきましたが、「苗字の読み方辞典」を参考にして、新たに「におり」という読みを確認しました。
「瀬川」は「せがわ」としか読めそうもありません。
実際、これまでは「せがわ」という読みしか載せていませんでした。
「瀬」という漢字だけを見ても「せ」としか読めなさそうですが、「苗字の読み方辞典」に「さがわ」という読みが出ていました。
信じられませんでしたが、調べてみると確かに「さがわ」という読みでも確認できました。
苗字の読み方というのは本当に難しいです。
「添田」もこれまでは「そえだ」という読みしか載せていませんでしたが、新たに「そいた」という読みを確認しました。
(「そいだ」ではなく、「そいた」のようです)
「瀬川」は「せがわ」としか読めそうもありません。
実際、これまでは「せがわ」という読みしか載せていませんでした。
「瀬」という漢字だけを見ても「せ」としか読めなさそうですが、「苗字の読み方辞典」に「さがわ」という読みが出ていました。
信じられませんでしたが、調べてみると確かに「さがわ」という読みでも確認できました。
苗字の読み方というのは本当に難しいです。
「添田」もこれまでは「そえだ」という読みしか載せていませんでしたが、新たに「そいた」という読みを確認しました。
(「そいだ」ではなく、「そいた」のようです)
2014年9月28日日曜日
桜庭と山上と設楽に関して
「桜庭」はこれまで「さくらば」という一般的な読みしか載せていませんでしたが、「苗字の読み方辞典」を参考にして、「さくらにわ」という読みを追加しました。
よく考えると、「さくらにわ」という読みがあっても全く不思議ではありませんね。
「山上」は「苗字の読み方辞典」で「やまがみ>やまかみ・やまうえ (やまじょう・さんじょう・やまのうえ)」となっていましたが、その他に「やまのえ」という読み方も確認しました。
「設楽」は「したら」という一般的な読みの他に、稀少な読みとして「せつらく」を載せていましたが、こちらも「しだらく」という読みを確認したため、追加しました。
よく考えると、「さくらにわ」という読みがあっても全く不思議ではありませんね。
「山上」は「苗字の読み方辞典」で「やまがみ>やまかみ・やまうえ (やまじょう・さんじょう・やまのうえ)」となっていましたが、その他に「やまのえ」という読み方も確認しました。
「設楽」は「したら」という一般的な読みの他に、稀少な読みとして「せつらく」を載せていましたが、こちらも「しだらく」という読みを確認したため、追加しました。
2014年9月27日土曜日
小橋と小室と近藤に関して
「小橋」はこれまで「こばし」という一般的な読みに加えて、稀少な読みとしては「おばし」のみを載せていました。
しかし、「苗字の読み方辞典」を参考にして「おばせ」という読みを確認しました。
京都府に「小橋(おばせ)」という地名があります。
他にも「橋」を「ばせ」と読む苗字はいくつかあります。
「橋」という漢字自体には「ばせ(はせ)」という読みがなさそうなので、知らないと読めそうもありません。
「小室」は「苗字の読み方辞典」で「こむろ (おむろ・おもろ★)」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。
全て実在を確認できましたが、それ以外に「こもろ」も見つかりました。
「近藤」は「こんどう」以外に読み方がなさそうですね。
私もたくさんの「近藤」さんを知っていますが、全て「こんどう」とよみます。
しかし、こちらも「苗字の読み方辞典」を参考にして「こうどう」と「きんどう」という読みを確認しました。
しかし、「苗字の読み方辞典」を参考にして「おばせ」という読みを確認しました。
京都府に「小橋(おばせ)」という地名があります。
他にも「橋」を「ばせ」と読む苗字はいくつかあります。
「橋」という漢字自体には「ばせ(はせ)」という読みがなさそうなので、知らないと読めそうもありません。
「小室」は「苗字の読み方辞典」で「こむろ (おむろ・おもろ★)」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。
全て実在を確認できましたが、それ以外に「こもろ」も見つかりました。
「近藤」は「こんどう」以外に読み方がなさそうですね。
私もたくさんの「近藤」さんを知っていますが、全て「こんどう」とよみます。
しかし、こちらも「苗字の読み方辞典」を参考にして「こうどう」と「きんどう」という読みを確認しました。
2014年9月26日金曜日
小泉と小出と小林に関して
「小泉」は「こいずみ」と読むことがほとんどだと思いますが、「苗字の読み方辞典」を参考にして「おいずみ」という読みも確認しました。
「小」という漢字から始まる苗字を見たら「こ」と「お」の両方をチェックしておいた方が良いということは珍しい読みを探す基本なのですが、抜けていました。
「小出」も同様です。
「こいで」と読むことが多いのですが、新たに「おいで」という読みを確認しました。
「小林」も「こばやし」に加えて、「おばやし」という読みを確認しました。
「小」という漢字から始まる苗字を見たら「こ」と「お」の両方をチェックしておいた方が良いということは珍しい読みを探す基本なのですが、抜けていました。
「小出」も同様です。
「こいで」と読むことが多いのですが、新たに「おいで」という読みを確認しました。
「小林」も「こばやし」に加えて、「おばやし」という読みを確認しました。
2014年9月25日木曜日
飯野と衛藤と熊野に関して
「飯野」はこれまで「いいの」という読みしか載せていませんでした。
「苗字の百貨店」時代にも「めしの」という稀少な読みがあるとなっていましたが、自分では見つけられませんでした。
今回、改めて実在を教えていただきました。
「衛藤」も同様で、これまで「えとう」という読みしか載せていませんでしたが、新たに「えいとう」という読みを追加しました。
ひとりではなかなか探しきれないものも多いので、ありがたいです。
「熊野」はいくらなんでも「くまの」という読みしかないだろうと思っていましたが、「苗字の読み方辞典」で「ゆや」という読み方が追加されており、これも実在を確認できました。
「苗字の百貨店」時代にも「めしの」という稀少な読みがあるとなっていましたが、自分では見つけられませんでした。
今回、改めて実在を教えていただきました。
「衛藤」も同様で、これまで「えとう」という読みしか載せていませんでしたが、新たに「えいとう」という読みを追加しました。
ひとりではなかなか探しきれないものも多いので、ありがたいです。
「熊野」はいくらなんでも「くまの」という読みしかないだろうと思っていましたが、「苗字の読み方辞典」で「ゆや」という読み方が追加されており、これも実在を確認できました。
2014年9月24日水曜日
安部と新城と宇都宮に関して
「安部」はこれまで「あべ>あんべ」として載せていましたが、「苗字の読み方辞典」を参考にして、「やすべ」という読みを追加しました。
「新城」もこれまで「しんじょう>あらしろ・(あらき・にいしろ)」としていましたが、新たに「あらぐすく」という読みを追加しました。
「宇都宮」もこれまで「うつのみや」という読みしか載せていませんでしたが、新たに「うとみや」という読みを追加しました。
「新城」もこれまで「しんじょう>あらしろ・(あらき・にいしろ)」としていましたが、新たに「あらぐすく」という読みを追加しました。
「宇都宮」もこれまで「うつのみや」という読みしか載せていませんでしたが、新たに「うとみや」という読みを追加しました。
2014年9月23日火曜日
大畑に関して(追加)
先日、「大畑」に関して、「おおはた」のみではなく、「おおばたけ」という読みもあると書いたばかりですが、更に「だいばた」という読みもあると指摘していただきました。
「だいばた」で調べると簡単に見つかります。
どうやら「だいはた」という濁点がつかない形で探していたようです。
「だいはた」でも見つからないわけではないのですが、「だいばた」に比べると極端に少ないため、実在する読みだとまでは確信が持てなかったのです。
改めて「大畑」を修正しました。
「だいばた」で調べると簡単に見つかります。
どうやら「だいはた」という濁点がつかない形で探していたようです。
「だいはた」でも見つからないわけではないのですが、「だいばた」に比べると極端に少ないため、実在する読みだとまでは確信が持てなかったのです。
改めて「大畑」を修正しました。
2014年9月22日月曜日
小栗と小田と城戸に関して
「小栗」はこれまで「おぐり」という読みしか載せていませんでしたが、「こぐり」という読みを新たに確認しました。
「小田」は「おだ」という一般的な読みに加えて、稀少な読みとして「こだ」を載せていましたが、更に「しょうだ」という読みを確認しました。
「城戸」も「きど」という一般的な読みに加えて、稀少な読みとして「じょうど」を載せていましたが、更に「しろと」という読みを確認しました。
これらは全て「苗字の読み方辞典」に載っていたものですが、いずれもそれほどひねった読みというわけではなく、普通に想像できる読みなので、探し方が中途半端だったんでしょうね。
反省です。
「小田」は「おだ」という一般的な読みに加えて、稀少な読みとして「こだ」を載せていましたが、更に「しょうだ」という読みを確認しました。
「城戸」も「きど」という一般的な読みに加えて、稀少な読みとして「じょうど」を載せていましたが、更に「しろと」という読みを確認しました。
これらは全て「苗字の読み方辞典」に載っていたものですが、いずれもそれほどひねった読みというわけではなく、普通に想像できる読みなので、探し方が中途半端だったんでしょうね。
反省です。
2014年9月21日日曜日
江島と大谷と大畑に関して
「江島」はこれまで「えじま」と「えしま」を併記する形にしていましたが、「苗字の読み方辞典」を参考にして、新たに「えのしま」という読みを確認しました。
「江嶋」や「江嶌」では「えのしま」という読みは見つかりませんでした。
「大谷」は「おおたに」と読むことが多く、他の稀少な読みとして「おおがい」、「おおや」、「だいたに」を載せていましたが、新たに「だいや」という読みを確認しました。
「大畑」はこれまで「おおはた」という読みしか載せていませんでしたが、新たに稀少な読みとして「おおばたけ」を確認しました。
「江嶋」や「江嶌」では「えのしま」という読みは見つかりませんでした。
「大谷」は「おおたに」と読むことが多く、他の稀少な読みとして「おおがい」、「おおや」、「だいたに」を載せていましたが、新たに「だいや」という読みを確認しました。
「大畑」はこれまで「おおはた」という読みしか載せていませんでしたが、新たに稀少な読みとして「おおばたけ」を確認しました。
2014年9月20日土曜日
上原と氏家と内海に関して
「上原」はこれまで最も一般的な「うえはら」以外の稀少な読みとして「かみはら」、「かんばら」、「かんばる」を載せていましたが、「苗字の読み方辞典」を参考にして、新たに「じょうばら」という読みを確認しました。
facebookで「joubara」と「jobara」で確認できました。
「じょうはら」は見つからないので、「じょうばら」のようです。
「氏家」は「うじいえ>うじけ・(うじえ)」としていましたが、こちらも新たに「うじか」という読みを確認しました。
「内海」も「うつみ>うちうみ・(うちみ・うちかい)」としていましたが、新たに「うちのうみ」という読みを確認しました。
facebookで「joubara」と「jobara」で確認できました。
「じょうはら」は見つからないので、「じょうばら」のようです。
「氏家」は「うじいえ>うじけ・(うじえ)」としていましたが、こちらも新たに「うじか」という読みを確認しました。
「内海」も「うつみ>うちうみ・(うちみ・うちかい)」としていましたが、新たに「うちのうみ」という読みを確認しました。
2014年9月19日金曜日
飯塚と井上と上野に関して
「飯塚」は「苗字の読み方辞典」で「いいづか(いいずか・いいつか・めしづか)」となっていました。
確認を慎重にしましたが、facebookで「いづか」という読み方を確認しました。
複数いましたので、誤記ではないと思います。
「飯」という漢字は「いい」と読む場合が多いですが、「い」と読む場合もかなりあります。
見間違いやすいですが、慎重に実在を確かめています。
「井上」はこれまで「いのうえ」という読みしか載せていませんでしたが、「苗字の読み方辞典」を参考にして「いうえ」と「いがみ」という読みを新たに確認しました。
どちらも言われてみれば当然の読みですが、「いのうえ」が一般的すぎて盲点になっていました。
「上野」は「うえの」という読み方が一般的で、他に稀少な読みとして「あがの」、「うわの」、「かみの」を載せていました。
しかし、「苗字の読み方辞典」で「こうずけ」という読みがあることを知り、調べてみると確かなようでした。
言われればなるほどと思いますが、かなり意外な読みです。
ここのところ調べているのは、どれも本当によくある苗字ばかりなのですが、かなり意外な読み方もあるので驚いています。
確認を慎重にしましたが、facebookで「いづか」という読み方を確認しました。
複数いましたので、誤記ではないと思います。
「飯」という漢字は「いい」と読む場合が多いですが、「い」と読む場合もかなりあります。
見間違いやすいですが、慎重に実在を確かめています。
「井上」はこれまで「いのうえ」という読みしか載せていませんでしたが、「苗字の読み方辞典」を参考にして「いうえ」と「いがみ」という読みを新たに確認しました。
どちらも言われてみれば当然の読みですが、「いのうえ」が一般的すぎて盲点になっていました。
「上野」は「うえの」という読み方が一般的で、他に稀少な読みとして「あがの」、「うわの」、「かみの」を載せていました。
しかし、「苗字の読み方辞典」で「こうずけ」という読みがあることを知り、調べてみると確かなようでした。
言われればなるほどと思いますが、かなり意外な読みです。
ここのところ調べているのは、どれも本当によくある苗字ばかりなのですが、かなり意外な読み方もあるので驚いています。
2014年9月18日木曜日
雨宮と生田と一戸に関して
「雨宮」は「苗字の読み方辞典」で「あめみや>あまみや」となっていましたが、他に「あめのみや」という読みがありました。
「生田」はこれまで「いくた>いきた・(いけだ・しょうだ)」として載せていましたが、「苗字の読み方辞典」を参照して新たに「おいだ」と「せいだ」という読みを確認しました。
「生」という漢字が苗字に使われるときは、その読みの多様さに驚きます。
「一戸」もこれまで「いちのへ・(いっと)」として載せていましたが、新たに「いっこ」という読みを確認しました。
「生田」はこれまで「いくた>いきた・(いけだ・しょうだ)」として載せていましたが、「苗字の読み方辞典」を参照して新たに「おいだ」と「せいだ」という読みを確認しました。
「生」という漢字が苗字に使われるときは、その読みの多様さに驚きます。
「一戸」もこれまで「いちのへ・(いっと)」として載せていましたが、新たに「いっこ」という読みを確認しました。
2014年9月17日水曜日
足立と新井と安藤に関して
「苗字の読み方辞典」との差異を検討していて発見したものがあり、確認したものから順に載せていきます。
10,000人以上のよくある苗字からです。
「足立」は「苗字の読み方辞典」で「あだち(あしだち・あたち)」となっていましたが、それ以外に「あしだて」という読みを見つけました。
「新井」は「あらい・(にい・しんい)」として載せていましたが、新たに「さらい」という読みを確認しました。
確かに「まっさら」という単語に漢字をあてると「真っ新」となりますが、本当にこういう読みがあるとは…驚きです。
「安藤」はこれまで「あんどう」のみしか載せていませんでしたが、新たに「やすふじ」という読みを確認しました。
これは盲点でした。
10,000人以上のよくある苗字からです。
「足立」は「苗字の読み方辞典」で「あだち(あしだち・あたち)」となっていましたが、それ以外に「あしだて」という読みを見つけました。
「新井」は「あらい・(にい・しんい)」として載せていましたが、新たに「さらい」という読みを確認しました。
確かに「まっさら」という単語に漢字をあてると「真っ新」となりますが、本当にこういう読みがあるとは…驚きです。
「安藤」はこれまで「あんどう」のみしか載せていませんでしたが、新たに「やすふじ」という読みを確認しました。
これは盲点でした。
2014年9月16日火曜日
小計
1,000人以上いる苗字の整理が終わりました。
ここまでの合計は12,933種類になりました。
1,500人以上いる苗字の整理が終わった時点で11,140種類だったので、それから1,800種類ほど増えました。
この1,800種類を増やすだけで3ヶ月近くもかかっています。
予定よりもかなり遅いなと思います。
全部で8万種か10万種かは分かりませんが、まだ1-2割しか終わっていないことは確実です。
全く進んでいないのですが、元データを「苗字の百貨店」から「苗字の読み方辞典」に移行していく過程で、これまでに検討した苗字の中でも抜け落ちていた読みがたくさん見つかってしまったので、それを整理していこうと思います。
それなので、全国で1,000人未満の苗字に関しては、しばらく保留しておきます。
再宣伝しておきます。
「日本の苗字を数えるHP」
https://sites.google.com/site/ribennomiaoziwoshueruh/
「日本の苗字を数えるHP」の掲示板
http://9312.teacup.com/myoji/bbs
ここまでの合計は12,933種類になりました。
1,500人以上いる苗字の整理が終わった時点で11,140種類だったので、それから1,800種類ほど増えました。
この1,800種類を増やすだけで3ヶ月近くもかかっています。
予定よりもかなり遅いなと思います。
全部で8万種か10万種かは分かりませんが、まだ1-2割しか終わっていないことは確実です。
全く進んでいないのですが、元データを「苗字の百貨店」から「苗字の読み方辞典」に移行していく過程で、これまでに検討した苗字の中でも抜け落ちていた読みがたくさん見つかってしまったので、それを整理していこうと思います。
それなので、全国で1,000人未満の苗字に関しては、しばらく保留しておきます。
再宣伝しておきます。
「日本の苗字を数えるHP」
https://sites.google.com/site/ribennomiaoziwoshueruh/
「日本の苗字を数えるHP」の掲示板
http://9312.teacup.com/myoji/bbs
2014年9月15日月曜日
宿里と安見に関して
「宿里」は「苗字の読み方辞典」で「やどり・しゅくり(しくり)」となっていました。
全て実在を確認できました。
またまた「宿」と書いて「しく」と読む苗字です。
どうやら苗字としてはよくあることのようです。
これまでと同様、「しくり」は「しゅくり」に併記することにします。
「安見」は「やすみ>あみ(あづみ・あずみ)」となっていました。
こちらも全て実在を確認できました。
問題は「あづみ」か「あずみ」か?ということです。
発音が変わらないものはどちらかの読みをとるという方針をとっているので、どちらかに決めねばなりません。
これまで「あずみ」としたものは「安住」と「東海」で、「あづみ」としたものが「安積」です。
ちなみに「あずま」は「東」と「東間」で、「あづま」は「吾妻」と「我妻」です。
「積」や「妻」のように二文字目の漢字が「つ」で始まるのであれば、それに併せて「づ」としていますし、無ければできるだけ「ず」を使うようにしています。
「東」を「あずま」と読むのも、元は下記のように「吾嬬」からきているため、こちらも元をたどれば「あづま」が正しいのでしょう。
作家の「東直己」は、ふりがなを「あづま」としています。
「あずま」という言葉は碓氷峠から東、群馬・関東の方を見て日本武尊が「吾嬬(あずま)はや……」と言ったのが語源だそうです。
「わが妻はもういないのか」と言う意味
日本武尊が関東を平定し、信濃に入ろうとしたとき、碓氷峠から関東平野をかえりみて愛する妻を偲んで言ったのだそうです。
日本武尊は関東へは海を行ったのだけれど、その時海が荒れ、海神の怒りを鎮めるために日本武尊の愛姫・弟橘姫が荒れ狂う海に身を投げました。このことを思い出し、「吾嬬(あずま)はや・・・」とつぶやいたそうです。
このことから、碓氷峠より東の関東を「あずまの国」と呼ぶようになり、「東」を「あずま」と読むようになったとされています。
ただし、一般的には「東」は「あづま」ではなく「あずま」でしょうから、苗字に関しては「あずま」としておきたいです。
話題がだいぶ逸れました。
「安見」に関しては、なぜ「あづみ」もしくは「あずみ」と読むかの手がかりがありません。
ですが、上記のルールに従って二文字目の漢字が「つ」で始まっていないので、「あずみ」としたいと思います。
全て実在を確認できました。
またまた「宿」と書いて「しく」と読む苗字です。
どうやら苗字としてはよくあることのようです。
これまでと同様、「しくり」は「しゅくり」に併記することにします。
「安見」は「やすみ>あみ(あづみ・あずみ)」となっていました。
こちらも全て実在を確認できました。
問題は「あづみ」か「あずみ」か?ということです。
発音が変わらないものはどちらかの読みをとるという方針をとっているので、どちらかに決めねばなりません。
これまで「あずみ」としたものは「安住」と「東海」で、「あづみ」としたものが「安積」です。
ちなみに「あずま」は「東」と「東間」で、「あづま」は「吾妻」と「我妻」です。
「積」や「妻」のように二文字目の漢字が「つ」で始まるのであれば、それに併せて「づ」としていますし、無ければできるだけ「ず」を使うようにしています。
「東」を「あずま」と読むのも、元は下記のように「吾嬬」からきているため、こちらも元をたどれば「あづま」が正しいのでしょう。
作家の「東直己」は、ふりがなを「あづま」としています。
「あずま」という言葉は碓氷峠から東、群馬・関東の方を見て日本武尊が「吾嬬(あずま)はや……」と言ったのが語源だそうです。
「わが妻はもういないのか」と言う意味
日本武尊が関東を平定し、信濃に入ろうとしたとき、碓氷峠から関東平野をかえりみて愛する妻を偲んで言ったのだそうです。
日本武尊は関東へは海を行ったのだけれど、その時海が荒れ、海神の怒りを鎮めるために日本武尊の愛姫・弟橘姫が荒れ狂う海に身を投げました。このことを思い出し、「吾嬬(あずま)はや・・・」とつぶやいたそうです。
このことから、碓氷峠より東の関東を「あずまの国」と呼ぶようになり、「東」を「あずま」と読むようになったとされています。
ただし、一般的には「東」は「あづま」ではなく「あずま」でしょうから、苗字に関しては「あずま」としておきたいです。
話題がだいぶ逸れました。
「安見」に関しては、なぜ「あづみ」もしくは「あずみ」と読むかの手がかりがありません。
ですが、上記のルールに従って二文字目の漢字が「つ」で始まっていないので、「あずみ」としたいと思います。
2014年9月14日日曜日
2014年9月13日土曜日
毛内と久に関して(続き)
図書館で近隣県の電話帳を調べてみました。
「久」は「ひさ」しか見つかりませんでした。
しかし、奄美大島に「久(ひさし)」という姓があるという情報をいただき、「奄美」という単語を入れて検索をかけたところ、簡単に確認できました。
悩んでいた一字姓の読みが、ひとつ解決しました。
「毛内」の読
みは確認できました。
「もうない」と「もない」も確認できました。
しかし住所的に見ると、「もうない」と「もない」が親族ではないかという思える点もあったため、もう少し調査を続けようと思っています。
これまで「苗字の百貨店」のデータをもとにしていましたが、「苗字の読み方辞典」のデータに移し替えようとしているところです。
そのため、少しブログの更新が遅れがちになるかもしれません。
「久」は「ひさ」しか見つかりませんでした。
しかし、奄美大島に「久(ひさし)」という姓があるという情報をいただき、「奄美」という単語を入れて検索をかけたところ、簡単に確認できました。
悩んでいた一字姓の読みが、ひとつ解決しました。
「毛内」の読
みは確認できました。
「もうない」と「もない」も確認できました。
しかし住所的に見ると、「もうない」と「もない」が親族ではないかという思える点もあったため、もう少し調査を続けようと思っています。
これまで「苗字の百貨店」のデータをもとにしていましたが、「苗字の読み方辞典」のデータに移し替えようとしているところです。
そのため、少しブログの更新が遅れがちになるかもしれません。
2014年9月12日金曜日
毛内と久に関して
「毛内」は「苗字の読み方辞典」で「もうない>けうち・けない・もない」となっていました。
全部で1,200人ほどの苗字ですが、読み方が分かれています。
苗字としては青森県と北海道にかなり集中しているようです。
問題は「もうない」と「もない」です。
アルファベットでは区別ができないので、日本語でふりがなが書いてあるものを検索するか電話帳で該当するものを探すかしかないです。
「遊佐」のように「ゆさ」と読む例が簡単に見つかる場合で「ゆうさ」という読みを見つけるのとは違い、かなり難しいです。
「久」という苗字も同様にして読み方を探すのが難しいです。
読み方としては「ひさし>ひさ」のようですが、ファーストネームとしてもありうるものなので、ウェブでの検索はほぼ不可能だと思います。
「ひさ」という読みは確認できましたが、「ひさし」は確認できませんでした。
数の多い方が確認できないというのは不思議なようですが、一字姓では割とあります。
このふたつに関しては全国の電話帳をあたってみるしかないと思ってます。
全部で1,200人ほどの苗字ですが、読み方が分かれています。
苗字としては青森県と北海道にかなり集中しているようです。
問題は「もうない」と「もない」です。
アルファベットでは区別ができないので、日本語でふりがなが書いてあるものを検索するか電話帳で該当するものを探すかしかないです。
「遊佐」のように「ゆさ」と読む例が簡単に見つかる場合で「ゆうさ」という読みを見つけるのとは違い、かなり難しいです。
「久」という苗字も同様にして読み方を探すのが難しいです。
読み方としては「ひさし>ひさ」のようですが、ファーストネームとしてもありうるものなので、ウェブでの検索はほぼ不可能だと思います。
「ひさ」という読みは確認できましたが、「ひさし」は確認できませんでした。
数の多い方が確認できないというのは不思議なようですが、一字姓では割とあります。
このふたつに関しては全国の電話帳をあたってみるしかないと思ってます。
2014年9月11日木曜日
向嶋と向嶌に関して
「向嶋」は「苗字の読み方辞典」で「むこうじま」のみとなっていました。
「向島」は「むこうじま>むかいじま」となっていたので、念のために調べたところ、「向嶋」でも「むかいじま」という読みを見つけました。
これは新規の読みです。
「島」のつく苗字である読みは異字体である「嶋」に置き換えても見つかる可能性が高いですね。
同様にして「向嶌」を検索してみましたが、本名だと思われる方が何人か見つかりました。
これは「むこうじま」で良いようです。
ウェブの「写録宝夢巣」では該当が1件もありませんでしたが、「苗字の読み方辞典」でも載っていませんでした。
どうやらこれは本当に久しぶりの新しく見つけた苗字のようです。
「向島」は「むこうじま>むかいじま」となっていたので、念のために調べたところ、「向嶋」でも「むかいじま」という読みを見つけました。
これは新規の読みです。
「島」のつく苗字である読みは異字体である「嶋」に置き換えても見つかる可能性が高いですね。
同様にして「向嶌」を検索してみましたが、本名だと思われる方が何人か見つかりました。
これは「むこうじま」で良いようです。
ウェブの「写録宝夢巣」では該当が1件もありませんでしたが、「苗字の読み方辞典」でも載っていませんでした。
どうやらこれは本当に久しぶりの新しく見つけた苗字のようです。
2014年9月10日水曜日
南嶋と南嶌に関して
「南嶋」は「苗字の読み方辞典」で「みなみしま>みなみじま」となっていました。
もちろんそれらの読みは確認できました。
「嶋」の異体字である「島」を用いた「南島」では「みなみしま・なじま>みなみじま(なんとう)」となっていましたので、「南嶋」でも他の読み方を探しました。
「なんとう」は見つかりませんでしたが、「なじま」が見つかりました。
「南嶋」で「なじま」というのは、新規の読みになります。
「苗字の読み方辞典」で「南嶋」に併記する形で「南嶌」という苗字も出ていました。
これはウェブの「写録宝夢巣」では1件もヒットしないのですが、検索すると実在の方と思われるものが見つかります。
読み方は「みなみしま」で良いようです。
もちろんそれらの読みは確認できました。
「嶋」の異体字である「島」を用いた「南島」では「みなみしま・なじま>みなみじま(なんとう)」となっていましたので、「南嶋」でも他の読み方を探しました。
「なんとう」は見つかりませんでしたが、「なじま」が見つかりました。
「南嶋」で「なじま」というのは、新規の読みになります。
「苗字の読み方辞典」で「南嶋」に併記する形で「南嶌」という苗字も出ていました。
これはウェブの「写録宝夢巣」では1件もヒットしないのですが、検索すると実在の方と思われるものが見つかります。
読み方は「みなみしま」で良いようです。
2014年9月9日火曜日
明瀬に関して
「明瀬」は「苗字の読み方辞典」で「みょうせ>あかせ(みよせ★・めいせ・あきせ)」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。
調べてみると、確かに「みよせ」も見つかります。
これは悩みます。
発音してみた印象が「みょうせ」と、あまり変わらないからです。
他のものは全て実在を確認できました。
やはり私としては発音があまり変わらないものはひとつにまとめるという方針を崩したくないので、「みよせ」は「みょうせ」に併記するだけにします。
「みよせ」という読みがあることは事実のようですし、それを削ってしまうのもいかがなものかと想ったのです。
「宿谷」のところで、「しくたに」という読みを「しゅくたに」に併記するだけにしたのと同じ理屈です。
「明瀬」では他に「あけせ」という読みも見つけました。
新規の読みです。
「★」は難読を表すマークです。
調べてみると、確かに「みよせ」も見つかります。
これは悩みます。
発音してみた印象が「みょうせ」と、あまり変わらないからです。
他のものは全て実在を確認できました。
やはり私としては発音があまり変わらないものはひとつにまとめるという方針を崩したくないので、「みよせ」は「みょうせ」に併記するだけにします。
「みよせ」という読みがあることは事実のようですし、それを削ってしまうのもいかがなものかと想ったのです。
「宿谷」のところで、「しくたに」という読みを「しゅくたに」に併記するだけにしたのと同じ理屈です。
「明瀬」では他に「あけせ」という読みも見つけました。
新規の読みです。
2014年9月8日月曜日
岳と嶽に関して(修正)
新旧自体表に載っているもののうち、「岳」と「嶽」のみを分けることにしました。
現在のところ、これだけです。
これまでの結果としては、以下のようになりました。
(全国で1,000人以上の苗字のみ)
「大岳」と「大嶽」…「大嶽」のみで「おおだけ」という読みがあったが、「岳」が二文字目なので、濁点の有無を気にする必要がない。ただし、「大岳」よりも「大嶽」の方がずっと多い。
「岳」と「嶽」…一文字姓。読み方は「たけ」か「だけ」だが、「岳」でのみ「おか」という読みがあった。数としても「嶽」の方が多い。
「岳野」と「嶽野」…いずれでも読みは「たけの」と「だけの」。ただし、「だけの」は「岳野」では稀少な読みだが、「嶽野」ではそれほどでもない。
「岳本」と「嶽本」…「嶽本」のみで「だけもと」という読みがあった。
「三岳」と「三嶽」…「三岳」のみで「みつたけ」という読みあり。
新字体の方が旧字体よりも読みの種類が多いことに関しては、それほど神経質にならなくても良いかもしれません。
「岳」よりも「嶽」の方が多い苗字がある点と、「嶽」の方で始まる苗字でのみ「だけ」と読むことがある点は、このふたつが単なる新字体と旧字体の関係ではないと考えるべきだと考えました。
「岳野」で「だけの」というのは、新規の読みになります。
現在のところ、これだけです。
これまでの結果としては、以下のようになりました。
(全国で1,000人以上の苗字のみ)
「大岳」と「大嶽」…「大嶽」のみで「おおだけ」という読みがあったが、「岳」が二文字目なので、濁点の有無を気にする必要がない。ただし、「大岳」よりも「大嶽」の方がずっと多い。
「岳」と「嶽」…一文字姓。読み方は「たけ」か「だけ」だが、「岳」でのみ「おか」という読みがあった。数としても「嶽」の方が多い。
「岳野」と「嶽野」…いずれでも読みは「たけの」と「だけの」。ただし、「だけの」は「岳野」では稀少な読みだが、「嶽野」ではそれほどでもない。
「岳本」と「嶽本」…「嶽本」のみで「だけもと」という読みがあった。
「三岳」と「三嶽」…「三岳」のみで「みつたけ」という読みあり。
新字体の方が旧字体よりも読みの種類が多いことに関しては、それほど神経質にならなくても良いかもしれません。
「岳」よりも「嶽」の方が多い苗字がある点と、「嶽」の方で始まる苗字でのみ「だけ」と読むことがある点は、このふたつが単なる新字体と旧字体の関係ではないと考えるべきだと考えました。
「岳野」で「だけの」というのは、新規の読みになります。
2014年9月7日日曜日
三岳と三嶽に関して
「三岳」は「みたけ」と読むことが多く、次に多いのが「みつたけ」のようです。
他の読み方はなさそうでした。
「三嶽」は「みたけ」しか読み方がなさそうでした。
8月12日の「竜口と岳本に関して」でも検討しましたが、これも同様です。
「嶽」は「岳」の旧字体であることにはなっていますが、実際にそう考えているひとはあまりいないのかもしれません。
異体字であるという認識も乏しいのかもしれません。
昨日に検討した「淵」と「渕」のように異体字という関係であるだけならば、併記をやめるのは問題がないのですが、新旧字体表に入っているものを分けてしまうのはまだためらいがあります。
しかし「岳本」に続いて「「三岳」も、ということになると、少なくとも「岳」と「嶽」に関しては別扱いにすべきだと判断します。
他にも「竜」と「龍」や、「万」と「萬」など、別扱いにすべきか悩んでいるものも多いです。
基本は新旧字体表に載っているものはまとめておくことにして、例外を設けるしかないのかなと思っています。
他の読み方はなさそうでした。
「三嶽」は「みたけ」しか読み方がなさそうでした。
8月12日の「竜口と岳本に関して」でも検討しましたが、これも同様です。
「嶽」は「岳」の旧字体であることにはなっていますが、実際にそう考えているひとはあまりいないのかもしれません。
異体字であるという認識も乏しいのかもしれません。
昨日に検討した「淵」と「渕」のように異体字という関係であるだけならば、併記をやめるのは問題がないのですが、新旧字体表に入っているものを分けてしまうのはまだためらいがあります。
しかし「岳本」に続いて「「三岳」も、ということになると、少なくとも「岳」と「嶽」に関しては別扱いにすべきだと判断します。
他にも「竜」と「龍」や、「万」と「萬」など、別扱いにすべきか悩んでいるものも多いです。
基本は新旧字体表に載っているものはまとめておくことにして、例外を設けるしかないのかなと思っています。
2014年9月6日土曜日
曲淵と曲渕に関して
「曲淵」は「苗字の読み方辞典」で「まがりぶち>まがりふち」となっていました。
また、「曲渕」は「まがりぶち>まがりふち(まぶち★)」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。
「渕」と「淵」は異体字の関係にあり、「渕」は俗字という扱いです。
「淵」はJIS第1水準で、「渕」は第2水準なので、これまで「淵」をメインにして「渕」は併記という形にしていました。
しかし、実際には「渕」を用いる苗字の方が「淵」よりも圧倒的に多いことも多いので、これはおかしいなとも思っていました。
例えば、「辺」に対しての「邊」や、「沢」に対する「澤」をまとめたいなという気持ちはあったのですが、それに併せて、「場」に対しての「塲(第2水準)」や「崎」に対しての「﨑(第3水準)」、「瀬」に対しての「瀨(第3水準)」、「柳」に対しての「栁(第3水準)」をまとめてしまいたいと考えていたので、このように併記をしていました。
(環境によっては、ここの文章が読めない方もいるかもしれません。すいません)
「塲」という漢字は旧字体ではないですが、「場」にまとめてしまってもそれほど違和感はないのではないでしょうか?
また、「辺」の旧字体は「邊」であって、「邉」は「邊」の異体字という扱いであることも注意が必要です。
それなので、JISを基準として、異体字をまとめていたのですが、例外が次々に出てきました。
話がそれましたが、結論としては「曲渕」で「まぶち」という読み方をする場合は確かにあり、「曲淵」ではそのような読み方は見つかりませんでした。
それなので、「淵」と「渕」は全て別扱いに変更しました。
「曲淵」は「まがりぶち>まがりふち」しか読み方がありませんでした。
「曲渕」は「まがりぶち>まがりふち」の他に稀少な読みとして「まぶち」があり、更に「かねぶち」という読みも見つかりました。
新規の読みだと思います。
他のものも調べました。
「馬淵」も「馬渕」もどちらも「まぶち」と読み、数としては「馬渕」の方が多いのですが、「馬淵」でだけ「うまぶち」という読みを見つけました。
こちらも新規の読みだと思います。
「淵」と「渕」以外に「渊」という漢字もあります。
「渊」も「淵」の異体字でJIS第2水準ですが、これは現在のところ「淵」に併記することにしておきます。
また、「曲渕」は「まがりぶち>まがりふち(まぶち★)」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。
「渕」と「淵」は異体字の関係にあり、「渕」は俗字という扱いです。
「淵」はJIS第1水準で、「渕」は第2水準なので、これまで「淵」をメインにして「渕」は併記という形にしていました。
しかし、実際には「渕」を用いる苗字の方が「淵」よりも圧倒的に多いことも多いので、これはおかしいなとも思っていました。
例えば、「辺」に対しての「邊」や、「沢」に対する「澤」をまとめたいなという気持ちはあったのですが、それに併せて、「場」に対しての「塲(第2水準)」や「崎」に対しての「﨑(第3水準)」、「瀬」に対しての「瀨(第3水準)」、「柳」に対しての「栁(第3水準)」をまとめてしまいたいと考えていたので、このように併記をしていました。
(環境によっては、ここの文章が読めない方もいるかもしれません。すいません)
「塲」という漢字は旧字体ではないですが、「場」にまとめてしまってもそれほど違和感はないのではないでしょうか?
また、「辺」の旧字体は「邊」であって、「邉」は「邊」の異体字という扱いであることも注意が必要です。
それなので、JISを基準として、異体字をまとめていたのですが、例外が次々に出てきました。
話がそれましたが、結論としては「曲渕」で「まぶち」という読み方をする場合は確かにあり、「曲淵」ではそのような読み方は見つかりませんでした。
それなので、「淵」と「渕」は全て別扱いに変更しました。
「曲淵」は「まがりぶち>まがりふち」しか読み方がありませんでした。
「曲渕」は「まがりぶち>まがりふち」の他に稀少な読みとして「まぶち」があり、更に「かねぶち」という読みも見つかりました。
新規の読みだと思います。
他のものも調べました。
「馬淵」も「馬渕」もどちらも「まぶち」と読み、数としては「馬渕」の方が多いのですが、「馬淵」でだけ「うまぶち」という読みを見つけました。
こちらも新規の読みだと思います。
「淵」と「渕」以外に「渊」という漢字もあります。
「渊」も「淵」の異体字でJIS第2水準ですが、これは現在のところ「淵」に併記することにしておきます。
2014年9月5日金曜日
盆子原と保延に関して
「盆子原」は「苗字の読み方辞典」で「ぼんこはら>ぼんこばら(いちごばら★・ぼんごばら・いちごはら)」となっていました。
私は濁点の有無は気にしないという方針をとっているので、「ぼんこはら」をメインにしたいと思います。
「盆子原(ぼんこはら)」という苗字に出会ったら珍しいとは思いますが、難読だとは思いませんね。
ですが、「盆子原」と書いて「いちごばら」もしくは「いちごはら」と読むとなると、これは相当に難読です。
宮城県に「覆盆子原」と書いて「いちごはら」と読む地名があるそうです。
下記のページを読むと平安時代に「イチゴ(苺)」に対して「覆盆子」という漢字を当てているようです。
http://www.ctb.ne.jp/~imeirou/soumoku/g/itigo.html
これは知りませんでした。
「ぼんこはら」に比べると「いちごばら」もしくは「いちごはら」はずいぶんと少ないようです。
facebookで見る限りは濁点のつかない「いちこはら」と名乗っている方が多いようです。
「保延」は「ほのべ」と読むことがほとんどです。
「延」という漢字は他にも読み方がありそうですが、見つかりませんでした。
しかし、「保延」の稀少な読みとして「ぬかのぶ」という読みが「苗字の読み方辞典」に載っていました。
実在も確認できました。
これも知らなければ絶対に読めません。
由緒はあると思いますが、相当に稀少な読みです。
私は濁点の有無は気にしないという方針をとっているので、「ぼんこはら」をメインにしたいと思います。
「盆子原(ぼんこはら)」という苗字に出会ったら珍しいとは思いますが、難読だとは思いませんね。
ですが、「盆子原」と書いて「いちごばら」もしくは「いちごはら」と読むとなると、これは相当に難読です。
宮城県に「覆盆子原」と書いて「いちごはら」と読む地名があるそうです。
下記のページを読むと平安時代に「イチゴ(苺)」に対して「覆盆子」という漢字を当てているようです。
http://www.ctb.ne.jp/~imeirou/soumoku/g/itigo.html
これは知りませんでした。
「ぼんこはら」に比べると「いちごばら」もしくは「いちごはら」はずいぶんと少ないようです。
facebookで見る限りは濁点のつかない「いちこはら」と名乗っている方が多いようです。
「保延」は「ほのべ」と読むことがほとんどです。
「延」という漢字は他にも読み方がありそうですが、見つかりませんでした。
しかし、「保延」の稀少な読みとして「ぬかのぶ」という読みが「苗字の読み方辞典」に載っていました。
実在も確認できました。
これも知らなければ絶対に読めません。
由緒はあると思いますが、相当に稀少な読みです。
2014年9月4日木曜日
部谷に関して
本日は「部谷」です。
難読苗字について触れられている本などで取り上げられているのを読んだことがあります。
「部谷」で「とりや」と読むというものです。
本来、「部」には「とり」という読み方がないのですが、「服部(はっとり)」という難読ではありますが、ありふれた苗字からの類推で「部」を「とり」と読むというものでした。
もちろん「部谷」で「とりや」と読むこともありますが、実際にもっとも多い読みは「へや」でした。
「苗字の読み方辞典」では「へや>ひだに★・ぶたに(へだに・とりや★・へたに・とりたに)」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。
これで見ると、「部」を「とり」と読むのは少数派だということが分かります。
これらは全て実在を確認できました。
私は濁点の有無にはこだわっていないので、「へだに」と「へたに」は同じとして考えていますが、それでも6種類。
全部で1,300人ほどの苗字の割には、かなり読み方が分かれている方だと思います。
他にないかと読み方を組み合わせていったところ、「ひや」という読みを見つけました。
「ひだに」があるなら、というところからの連想だったのですが、これも単独で見たらかなり難読だと思います。
「ひや」は新規の読みです。
難読苗字について触れられている本などで取り上げられているのを読んだことがあります。
「部谷」で「とりや」と読むというものです。
本来、「部」には「とり」という読み方がないのですが、「服部(はっとり)」という難読ではありますが、ありふれた苗字からの類推で「部」を「とり」と読むというものでした。
もちろん「部谷」で「とりや」と読むこともありますが、実際にもっとも多い読みは「へや」でした。
「苗字の読み方辞典」では「へや>ひだに★・ぶたに(へだに・とりや★・へたに・とりたに)」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。
これで見ると、「部」を「とり」と読むのは少数派だということが分かります。
これらは全て実在を確認できました。
私は濁点の有無にはこだわっていないので、「へだに」と「へたに」は同じとして考えていますが、それでも6種類。
全部で1,300人ほどの苗字の割には、かなり読み方が分かれている方だと思います。
他にないかと読み方を組み合わせていったところ、「ひや」という読みを見つけました。
「ひだに」があるなら、というところからの連想だったのですが、これも単独で見たらかなり難読だと思います。
「ひや」は新規の読みです。
2014年9月3日水曜日
舟生と船生に関して
「舟生」は「苗字の読み方辞典」で「ふにゅう>ふにう(ふなおい・ふなお)」となっていました。
以前から書いていますが、「◯+生」という苗字の読み方は難しいです。
私は「柳生」や「桐生」は「やぎゅう」や「きりゅう」という読みにしています。
それぞれ「やぎう」や「きりう」と読む方もいるようですが、差異がないように思うのです。
読み方というのは本人が希望すれば簡単に変えられるものなので、特に発音した印象が変わらないものは同じものとして扱っています。
もちろんあくまで名乗っている方の多い読みを用いています。
例えば同じ「◯+生」の「針生」は「はりゅう」よりも「はりう」の方が多かったので、その読み方をメインにしています。
話題がずれましたが、「舟生」は「ふにゅう」と読むことが多いため、私は「ふにゅう・(ふなお・ふなおい)」として考えます。
「ふにう」は「ふにゅう」に含まれるという考え方です。
「ふにゅう」以外の稀少な読みである「ふなお」と「ふなおい」も実在を確認できました。
他にないかと探したところ、「ふなせ」という読みも見つけました。
これも新規の読みです。
「船生」も同様に「ふにゅう」が多く、他に「ふなおい」と「ふなお」がありましたが、こちらでは「ふなせ」は見つかりませんでした。
以前から書いていますが、「◯+生」という苗字の読み方は難しいです。
私は「柳生」や「桐生」は「やぎゅう」や「きりゅう」という読みにしています。
それぞれ「やぎう」や「きりう」と読む方もいるようですが、差異がないように思うのです。
読み方というのは本人が希望すれば簡単に変えられるものなので、特に発音した印象が変わらないものは同じものとして扱っています。
もちろんあくまで名乗っている方の多い読みを用いています。
例えば同じ「◯+生」の「針生」は「はりゅう」よりも「はりう」の方が多かったので、その読み方をメインにしています。
話題がずれましたが、「舟生」は「ふにゅう」と読むことが多いため、私は「ふにゅう・(ふなお・ふなおい)」として考えます。
「ふにう」は「ふにゅう」に含まれるという考え方です。
「ふにゅう」以外の稀少な読みである「ふなお」と「ふなおい」も実在を確認できました。
他にないかと探したところ、「ふなせ」という読みも見つけました。
これも新規の読みです。
「船生」も同様に「ふにゅう」が多く、他に「ふなおい」と「ふなお」がありましたが、こちらでは「ふなせ」は見つかりませんでした。