2014年6月27日金曜日

亘に関して

「亘」は「わたり」と読むことが多く、次が「わたる」です。

一文字姓なので、やや探しにくいのですが、「亘」と書いて「わたる」と読むのはファーストネームとしてもありがちなので、ネットでの検索では限界があります。

手持ちの電話帳を見てみました。

渡来-亘-亘理-渡-渡利-渡理-渡口-渡谷--渡戸-和地

となっていました。

「亘」が2回も出てくるので、「わたり」と「わたる」のふたつの読みがあると断定して良いとは思いますが、念のためにきちんと調べます。

読み方が一通りしかないものに、ふりがなをつけると以下のようになります。

渡来-亘理(わたり)-渡-渡利(わたり)-渡理(わたり)-渡口-渡谷--渡戸-和地(わち)

「渡来」の読みは「わたらい>とらい」なので、ここでは「わたらい」と読むと断定して良いでしょう。

重複する読みをまとめると、以下のようになります。

わたらい-亘-わたり-渡口-渡谷--渡戸-わち

ここまできたら最初の「亘」は「わたり」と決めて良いでしょう。
(まあ、「亘」を「わたり」と読むのはネット上でも発見できるのですが)

「わ」から始まるものに限定すると、「渡口」は「わたぐち」か「わたりぐち」、「渡谷」は「わただに」か「わたりや」か「わたや」か「わたりだに」、「渡戸」は「わたんど」か「わたど」です。

五十音順に並んでいることを考慮すると、

わたり-渡口(わたりぐち)-渡谷(わたりだに or わたりや)--渡戸(わたんど)-わち

となります。

ここまできたら、ふたつめの「亘」は「わたる」と読むと断定して良いでしょう。

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