「朴」という漢字はJIS第1水準です。
wiktionaryで「樸」が異体字として出ていましたが、精査していくと別のもののようです。
「朴」と「樸」を併記することはしません。
(そもそも「樸」を用いた苗字はほとんどありませんが)
「朴木」は「苗字の百貨店」で「ほうのき>ふのき(ほうき・おぼくき)」となっていました。
全体の半数が富山県に集中しています。
他には鹿児島県や大阪府、高知県でも確認できます。
鹿児島県では「ふのき」と読むことが多いようです。
「ほうのき」と「ふのき」は確認できましたが、「ほうき」と「おぼくき」のふたつはいずれも実在を確認できませんでした。
まず、ホオノキという落葉高木があります。
これは漢字で「朴の木」と書くようです。
そうであれば「朴木」は「ほおのき」が自然なのではないか?と考えました。
検索してみても実は「ほうのき」と名乗っている方も「ほおのき」と名乗っている方もいました。
圧倒的に「ほうのき」が多ければ、そのままにしようと思いましたが、そうでもなさそうなので、「ほおのき>ふのき」としようと思います。
ちなみに「おぼくき」のような全く想像もつかない読みは実在していることが多いので、検索してみましたが、見つからず。
「ぼくき」の誤記では?と思い、こちらも探しましたが、これも見つかりませんでした。
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