日本の苗字を数える
2013年8月26日月曜日
塩と帯に関して
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「塩」の旧字体は「鹽」です。 ずいぶんと難しい漢字ですね。 「塩」を用いた苗字は200種類以上もあります。 そのうち、「塩川」、「塩崎」、「塩沢(塩澤)」、「塩田」、「塩野」、「塩原」、「塩見」、「塩谷」あたりが10000人以上もいそうなメジャーなものです。 ただし、旧...
2013年8月25日日曜日
荘と随に関して
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「荘」の旧字体は「莊」です。 wiktionaryで見ると、「荘」の簡体字として「庄」も出ています。 ただし「荘」と「庄」を合わせるのは無理です。 どちらかをどちらかに置き換えたときに、その苗字が存在しないことが多いからです。 どちらもJIS第1水準であり、特に置き換え...
2013年8月24日土曜日
糸と虫と鴬と蛍と鶏と蟹に関して
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「糸」の旧字体は「絲」です。 100種類くらいありましたが、読み方は殆ど「いと」しかないですね。 「し」という読みを持つ苗字もあったのですが、どれも実在を確認できなかったので、紹介はしないでおきます。 「虫」の旧字体は「蟲」です。 苗字に用いられなさそうな漢字ですが、...
2013年8月23日金曜日
証と尭と遅と専に関して
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「証」の旧字体は「證」です。 「証」が入った苗字はひとつしか見つかりませんでした。 「段証(だんしょう)」というものです。 かなり稀少な苗字であると思います。 「証」と「證」は見た目がちょっと違いますが、こういう稀少な苗字が新字体と旧字体で全く別のところから生じたとは考...
2013年8月22日木曜日
耒に関して
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本当は「来」のところでまとめてやろうと思っていたのですが、思いのほか長くなってしまったので分けることにしました。 「耒」は「すき」と読み、いわゆる農具の「 鋤(すき)」を意味します。 音読みでは「らい」ですね。 要するに「来」の異体字ではなく、語源からして全く異なる漢字で...
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2013年8月21日水曜日
来に関して
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「来」の旧字体は「來」です。 実に200種類以上もの「来」がつく苗字がありました。 「き」や「らい」が多いですね。 しかし例外も多いです。 例えば、「且来」。 これは「あっそ」と読むそうです。 和歌山県にある地名で、この苗字が集中しているのも和歌山県でした。 ...
2013年8月20日火曜日
楽と薬に関して
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「楽」の旧字体は「樂」です。 読み方は「らく」か「ら」が多いですね。 「楽」がつくもので最も多い苗字は「設楽(したら)」だと思います。 10000人以上もいます。 珍しい読み方をするものとしては、「雅楽」で「うた」という読む苗字があります。 「雅楽川(うたがわ)」な...
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