「羽川」は「苗字の百貨店」で「はがわ>はねかわ」となっていました。
しかし「はねかわ」は見つかりませんでした。
「苗字の百貨店」のデータを受け継いだ「苗字の読み方辞典」では「羽川」の読みは「はがわ」だけでした。
こちらが正しいと考え、「はがわ」のみとします。
「迫間」は「はざま>はさま・さこま」となっていました。
「間」を「ま」と読んでいることは確かでしょうから、「迫」を「はざ」と読んだり、「はさ」と読んだりしているわけです。
「中島」などの苗字で「なかじま」と「なかしま」というふたつの読みがあるのとはちょっと違うとは思います。
「中島」の場合、「島(しま)」が前の音につられて濁点がつくかつかないかという違いだからで、「迫間」では「迫」の読み方自体が変わってしまっているからです。
悩みますが、「はざま」と「はさま」は同じものとしておきます。
ちなみに「苗字の読み方辞典」では「さこま>はざま・はさま」となっていました。
最多の読みが異なっているわけです。
これまでもこういう苗字があったと思います。
気づいたら少しずつ修正をしていかないと間違ったデータになってしまいます。
時間のある限り、見なおしていこうと思います。
2014年8月31日日曜日
2014年8月30日土曜日
能沢に関して
「能沢」は「のざわ」と読むことが多く、次に多いのが「のうざわ」でした。
「遊佐」という苗字のところでも検討しましたが、「遊佐」の最多の読みである「ゆさ」の他に「ゆうさ」という読みもあり、これは別のものとして扱っています。
発音した印象が異なるし、五十音順で並べてもずいぶんと異なってしまうからです。
それなので、「のざわ」と「のうざわ」も分けます。
「狩野」の「かの」と「かのう」は同じものと考えていますが、苗字の最後の文字以外で伸ばす音が入るか入らないかというのはかなり印象が異なってくるので、だいたい別扱いとしています。
これまででいうと「石郷岡」という苗字の読みである「いしごうおか」と「いしごおか」だけは途中に伸ばす音が入っていますが、例外的に同じ読みとして扱っています。
ひらがなで五文字以上になると、伸ばす音が入っても入らなくても印象が変わらないような気がするのと、それほど多くない苗字である「石郷岡」をわざわざふたつに分ける理由もないかと考えたからです。
「遊佐」という苗字のところでも検討しましたが、「遊佐」の最多の読みである「ゆさ」の他に「ゆうさ」という読みもあり、これは別のものとして扱っています。
発音した印象が異なるし、五十音順で並べてもずいぶんと異なってしまうからです。
それなので、「のざわ」と「のうざわ」も分けます。
「狩野」の「かの」と「かのう」は同じものと考えていますが、苗字の最後の文字以外で伸ばす音が入るか入らないかというのはかなり印象が異なってくるので、だいたい別扱いとしています。
これまででいうと「石郷岡」という苗字の読みである「いしごうおか」と「いしごおか」だけは途中に伸ばす音が入っていますが、例外的に同じ読みとして扱っています。
ひらがなで五文字以上になると、伸ばす音が入っても入らなくても印象が変わらないような気がするのと、それほど多くない苗字である「石郷岡」をわざわざふたつに分ける理由もないかと考えたからです。
2014年8月29日金曜日
おわび
この「日本の苗字を数える」というブログは「苗字の百貨店」の内容に大きく依存した形でやっていますが、「苗字の百貨店」自体には全く断りを入れていませんでした。
閉鎖されたサイトであり、管理人さんと連絡をとる手段がなかったことが大きい理由です。
ですが、ほそぼそと1年以上もやってきたところ、そちらの方面から連絡をいただきました。
これまでは見つからない読みに関し、私の独断で削除して後で見つかれば追加するという形にしていましたが、今後はもう少し各所に相談してからにいたします。
そのため更新が遅れることもあるかと思いますが、よろしくお願いします。
閉鎖されたサイトであり、管理人さんと連絡をとる手段がなかったことが大きい理由です。
ですが、ほそぼそと1年以上もやってきたところ、そちらの方面から連絡をいただきました。
これまでは見つからない読みに関し、私の独断で削除して後で見つかれば追加するという形にしていましたが、今後はもう少し各所に相談してからにいたします。
そのため更新が遅れることもあるかと思いますが、よろしくお願いします。
2014年8月28日木曜日
中垣内に関して
「中垣内」は「◯+垣内」の形であり、こういう苗字は読み方が多数あることが多いです。
「苗字の百貨店」では「なかがいと・なかがいち(なかごうち・なかがきうち)」となっていました。
これらは全て実在を確認できました。
他の「◯+垣内」のパターンでよくある読み方をチェックしていったところ、「なかがうち」という読みを見つけました。
これも新規の読みになります。
「苗字の百貨店」では「なかがいと・なかがいち(なかごうち・なかがきうち)」となっていました。
これらは全て実在を確認できました。
他の「◯+垣内」のパターンでよくある読み方をチェックしていったところ、「なかがうち」という読みを見つけました。
これも新規の読みになります。
2014年8月27日水曜日
生天目と那波に関して
「生天目」は「なまため」と読むことが多いですが、「なばため」という読みもあります。
いずれにせよ、知らないと読めないのではないかと思います。
他に「苗字の百貨店」では「うてんめ」という読みも載っていましたが、これの実在は確認できませんでした。
「なまため」と「なばため」をどのように考えるかですが、私は別扱いで良いと思っています。
これまで「吉原」や「小笠原」の「原」に関しては前の音につられる形で「はら」が「わら」に変わったとしても同じものとして扱ってきました。
逆に「不破」という苗字で「ふわ」という読みの他に「ふば」と読む場合があり、これは別扱いとしています。
「破」という漢字は「は」と読むわけですが、これが前の音につられて「わ」となった場合と、「ば」となった場合があると考えているのです。
間に「ふは」と読む場合があるという考え方です。
これらまで全てまとめてしまうと、相当にまとまってしまうので、ここは分けておこうと考えたのです。
ちょっと話がずれましたが、「なまため」と「なばため」は発音した印象がだいぶ違いますし、「生」という漢字をどう読むかという問題なので、別扱いとしたいと思います。
同様にして「那波」です。
こちらの読みは「なば>なわ・なは(ななみ)」となっていました。
これらの読みは全て確認できました。
ただし上の考え方を踏襲するのならば、「なば・なわ・(ななみ)」とするべきでしょう。
「なば」と「なわ」は別扱いとし、「なは」は「なわ」に含まれると考えるか、もしくは「なば」の濁点のない形と考えるということです。
いずれにせよ、知らないと読めないのではないかと思います。
他に「苗字の百貨店」では「うてんめ」という読みも載っていましたが、これの実在は確認できませんでした。
「なまため」と「なばため」をどのように考えるかですが、私は別扱いで良いと思っています。
これまで「吉原」や「小笠原」の「原」に関しては前の音につられる形で「はら」が「わら」に変わったとしても同じものとして扱ってきました。
逆に「不破」という苗字で「ふわ」という読みの他に「ふば」と読む場合があり、これは別扱いとしています。
「破」という漢字は「は」と読むわけですが、これが前の音につられて「わ」となった場合と、「ば」となった場合があると考えているのです。
間に「ふは」と読む場合があるという考え方です。
これらまで全てまとめてしまうと、相当にまとまってしまうので、ここは分けておこうと考えたのです。
ちょっと話がずれましたが、「なまため」と「なばため」は発音した印象がだいぶ違いますし、「生」という漢字をどう読むかという問題なので、別扱いとしたいと思います。
同様にして「那波」です。
こちらの読みは「なば>なわ・なは(ななみ)」となっていました。
これらの読みは全て確認できました。
ただし上の考え方を踏襲するのならば、「なば・なわ・(ななみ)」とするべきでしょう。
「なば」と「なわ」は別扱いとし、「なは」は「なわ」に含まれると考えるか、もしくは「なば」の濁点のない形と考えるということです。
2014年8月26日火曜日
温水に関して
「温水」は「ぬくみず」と読むことが多く、次に多いのが「ぬくみ」です。
かなり難読だと思いますが、芸能人で「ぬくみず」と読む方がいるので、かなり正答率が高くなるでしょうね。
念のためにと想って調べたところ、「おんすい」という読みを見つけました。
複数で確認できましたし、ペンネームなどでもなさそうでした。
新規の読みです。
かなり難読だと思いますが、芸能人で「ぬくみず」と読む方がいるので、かなり正答率が高くなるでしょうね。
念のためにと想って調べたところ、「おんすい」という読みを見つけました。
複数で確認できましたし、ペンネームなどでもなさそうでした。
新規の読みです。
2014年8月25日月曜日
富家と冨家に関して
「富家」は「苗字の百貨店」で、「とみいえ>とみや(とみけ・ふけ・とみか・ふか)」となっていました。
1,100人ほどの苗字です。
「冨家」はそれより少なく490人ほど。
読み方は「とみいえ>ふけ・とみけ・とみや」となっていました。
元の人数が異なっているのでカッコ内となっている1割未満の読み方に関しても、実数にしたらどうなるかは分かりませんが、そこまでは判断できないです。
まとめて結論を書いておくと、両方の読みで共通の「とみいえ」、「とみや」、「ふけ」、「とみけ」はいずれも実在を確認できました。
もちろん「富家」と「冨家」の両方で確認しています。
共通していない読みに関してです。
「とみか」という読みは見つかりませんでした。
「富家」では見つからず、念のために調べた「冨家」でも見つかりませんでした。
「ふか」という読みは「富家」では見つかりませんでしたが、「冨家」で見つかりました。
「冨家」で「ふか」は、新規の読みになります。
1,100人ほどの苗字です。
「冨家」はそれより少なく490人ほど。
読み方は「とみいえ>ふけ・とみけ・とみや」となっていました。
元の人数が異なっているのでカッコ内となっている1割未満の読み方に関しても、実数にしたらどうなるかは分かりませんが、そこまでは判断できないです。
まとめて結論を書いておくと、両方の読みで共通の「とみいえ」、「とみや」、「ふけ」、「とみけ」はいずれも実在を確認できました。
もちろん「富家」と「冨家」の両方で確認しています。
共通していない読みに関してです。
「とみか」という読みは見つかりませんでした。
「富家」では見つからず、念のために調べた「冨家」でも見つかりませんでした。
「ふか」という読みは「富家」では見つかりませんでしたが、「冨家」で見つかりました。
「冨家」で「ふか」は、新規の読みになります。
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